HOME記事キャラクターモデル「TRANSFORMERS OVERGEAR」開幕!第1弾「OG-01 アイアンハイド」「OG-02 ブラックアウト」のバトルシーンをディオラマ製作!

「TRANSFORMERS OVERGEAR」開幕!第1弾「OG-01 アイアンハイド」「OG-02 ブラックアウト」のバトルシーンをディオラマ製作!

2026.11.05

トランスフォーマー オーバーギア【タカラトミー】●らいだ~Joe 月刊ホビージャパン2026年12月号(10月23日発売)

サムネイル

自由を奪還せよ!
トランスフォーマー注目の新シリーズが開幕!!

 ついに発売となったトランスフォーマーの新シリーズ「TRANSFORMERS OVERGEAR」。「地球はすでにディセプティコンによって支配され、オートボットは人類とトランスフォーマーの自由を奪還するために秘密裏に抵抗活動を続けている」という、これまでにないハードな設定と重厚でタクティカルなテイストのデザインが魅力の本シリーズ。夏前には迫力満点のムービーも公開され、すでに期待が最高潮に達しているファンも多いのではないだろうか。今回はそんなOVERGEARのスタートを記念して、第1弾アイテムとなる「OG-01 アイアンハイド」と「OG-02 ブラックアウト」を使用してらいだ~Joeがディオラマを製作。らいだ~Joeの得意とするウェザリングと部分塗装で仕上げられた両アイテムによる臨場感あふれるバトルシーンをお楽しみいただこう。

タカラトミー 彩色済みモデル

TRANSFORMERS OVERGEAR

ディオラマ製作・文/らいだ〜Joe


OG-01アイアンハイドのディオラマの全体画像その1
▲ ロボットモード時のフレーム部分はターナーの特色「お気楽汚しベーシックカラー:焼黒銀」を筆塗り。さらにDSPIAEの水性マーカーで部分塗装を行った。なお、塗料の定着力を高めるために下地としてプレミアムトップコートを吹いている
OG-01アイアンハイドのディオラマの全体画像その2
▲ アイアンハイドはレジスタンス活動の過酷な任務をイメージして乾燥したドロ汚れや砂ボコリをウェザリングとして加えた
OG-01アイアンハイドのディオラマの製作の画像その1
OG-01アイアンハイドのディオラマの製作の画像その2

▲ アイアンハイドのウェザリングはアクリルガッシュの砥粉色と蒸栗色を水で溶いた溶液で洗うように塗り、生乾きの状態でティッシュで叩いて水分を吸収するだけという超お気楽フィルタリングで表現

OG-02ブラックアウトのディオラマの全体画像その1
▲ ブラックアウトはアイアンハイドとウェザリングの方向性を変えて、金属っぽさを重視した仕上げに。また、各部のシリンダー等はエナメル溶剤でふき取り可能なOwletの虎徹印クロームマーカーでメッキ調に仕上げアクセントとした
OG-02ブラックアウトのアップ画像
▲ ブラックアウトのリベットやパネルラインのディテールをより強調するため、アクリルガッシュの赤金を薄めたものでウォッシングを施した
OG-02ブラックアウトのディオラマの製作の画像その1
OG-02ブラックアウトのディオラマの製作の画像その2

▲ ブラックアウトのウォッシング。アクリルガッシュの赤金を塗り、モールドに塗料がしっかりと入り込むよう、水分を含ませた綿棒で伸ばす。最後に指の腹やきれいな綿棒で余分な塗料をふき取ってやろう

OG-01アイアンハイドとOG-02ブラックアウトのディオラマの俯瞰画像
▲ フォトフレームを利用したディオラマベース。地面の仕上げ方に変化をつけ、アイアンハイドのベースは自然な荒れ地、ブラックアウトのベースは基地内の整備された地面を表現した。ベースサイズは縦32cm×横48cm×高さ22cm
OG-01アイアンハイドとOG-02ブラックアウトのディオラマベースの製作画像その1
▲ 石膏粘土をベース全体に伸ばしたら表面を水で湿らせながら歯ブラシで叩くようにして地面の質感を表現。岩の再現には熱帯魚用の焼成軽石やカラーゼオライト、インテリアサンド等を利用している
OG-01アイアンハイドとOG-02ブラックアウトのディオラマベースの製作画像その2
▲ 地面の塗装はアクリルガッシュ。バーンとアンバーをベースに、ローアンバーやイエローオーカーを部分的に重ね塗りして変化をつけた

合言葉は”完全武装OVERGEAR“!!

 驚異の変形とアクションを備えた「TRANSFORMERS OVERGEAR」。ここではディオラマで使用した2アイテムの製品状態をご覧いただこう。

OG-01 アイアンハイド

OG-01アイアンハイドロボットモードの全体画像
▲ ロボットモード
OG-01アイアンハイドビークルモードの全体画像
▲ ビークルモード

 オートボットレジスタぬの第3部隊「RED LIGHTNING」の隊長で武器のスペシャリスト。自由度の高い可動で巨大なガトリングガンの射撃姿勢も思いのままだ。また、ビークルモードではカスタムされた6輪ピックアップトラックへ変形。豊富な装備品も付属し、各部のジョイントに取り付けることができる。

OG-02 ブラックアウト

OG-02ブラックアウトロボットモードの全体画像
▲ ロボットモード
OG-02ブラックアウトビークルモードの全体画像
▲ ビークルモード

 国際秩序機関(GOA)に潜伏するディセプティコンの空挺指揮官。スタイリッシュなロボットモードからリアルな攻撃ヘリへの巧みな変形ギミックは感動モノ! 大型のアサルトライフルはビークルモード時機体下部に装着することができる。

OG-01アイアンハイドとOG-02ブラックアウトの画像
▲ ジョイント部は共通のため、それぞれの武器や装備を交換することも可能だ

OG-01 アイアンハイド

●発売元/タカラトミー●17600円、発売中

OG-02 ブラックアウト

●発売元/タカラトミー●19800円、発売中


■リデザインの造形美
 「トランスフォーマーでディオラマを!」というテーマ。どのシリーズの映画のどんなキャラ? 胸を高鳴らせ手元に届いた機体はなんと、タカラトミーが手掛けるオリジナル新規シリーズ「OVER GEAR」。リアルメカをコンセプトにリデザインされたアイアンハイドとブラックアウトは、そのままスケールモデルとして飾っておきたいと思うほどの完成度。さらに精細なディテールでテンション爆上がりです。今回は製品ポテンシャルを最大限に発揮させるよう改修や穴埋めなどは一切行わず、ディテールを活かすために部分塗装だけ行います。完成状態での部分塗装にはDSPIAEの水性マーカーが大活躍しました。

■驚異の変形機構
 これまでも驚異的な変形を実現させてきたトランスフォーマーですが、当シリーズは新たな領域に達したようですね。新生ブラックアウトのテールブーム部が脚になる様は垂涎ものです。説明書と格闘し機構を確認しながら恐る恐るトランスフォーム……、ついに二機ともロボットモードになりました。これがまたカッコいい! ビークルモード時ではブラックアウトのほうがふたまわりほど大きいと感じていたのですが、ロボットモードになると両機の全高はほぼ同じ! よく考えられていますね。素立ちのカッコよさだけでなく、いくつもの軸で構成された四肢の可動域により思いどおりのポージングを楽しめるので、付属の機密文書風交戦記録を読みながら「OVERGEAR」の世界観を妄想しディオラマのイメージを膨らませていきます。

■シーンを妄想しての汚し
 ただ単に汚せばいいわけでもないので、切り取るワンシーンの環境・状況を妄想します。当初はブラックアウトが映画に初登場した強烈に印象に残っているシーン、空軍基地を考えていましたが、交戦記録書から読み取れる状況から、乾燥した大地・荒野・廃墟という環境、オートボットが敵として認識されている世界観をイメージして進めていくことに。大まかな地形や配置を画用紙に描き、さまざまなポージングで二機の絡みを検証します。環境のイメージが固まれば汚しの方向性も明確に。それぞれをいったんビークルモードに戻し(再び説明書と格闘)、アクリルガッシュで汚していきます。アイアンハイドは焼黒銀でスポンジポンポン、砥の粉色・蒸栗色をメインにウォッシングし、溶液を歯ブラシで弾いたりして乾燥したドロ汚れや砂ボコリまみれにガッツリ汚し。ブラックアウトは赤金で全身のモールドにスミ入れしバーントアンバーでウォッシング。金属的使用感を演出しつつ傷や汚れは最小限に留めました。両機の作戦任務の状況を意識して対照的に表現しています。

■スケール感にとらわれず
 コクピットサイズから想像するとアイアンハイドが1/48前後、ブラックアウトは1/72~1/64くらいかな? ノンスケールシリーズなので既成概念に縛られずにイメージ重視で楽しんでいきます!
 大型モデル二機のディオラマはそれなりのサイズが必要になりますが、運搬も考慮し100円ショップのフォトフレーム二枚で一組とし、連結分割できるようにします。石膏粘土を一面に敷き歯ブラシで叩きブラッシングすることで地面の様子や岩肌を表現。厚く盛ると反りやすく急速に乾燥させるとヒビ割れる石膏粘土ですが、この特性を逆手に取って「ある程度整備された地面」と「荒れ果てた岩盤の大地」という、左右で異なる環境を対象的に表現しました。地面の塗装もアクリルガッシュで行います。バーントアンバー、ローアンバー、イエローオーカーに蒸栗色を塗り重ね、流し込み、スポンジポンポン、ドライブラシで深味を出していきます。地面にウェザリングする感覚ですね。配置した小物はトミーテックのジオコレとアーセニア・シックスフォー。それぞれ1/150と1/64なのですが、違和感なくトランスフォーマーの巨大感演出にイイ仕事してくれました。第3弾としてオプティマスプライムの発売も決定しているし、今後のシリーズ展開が楽しみですね。

OG-01アイアンハイドとOG-02ブラックアウトのディオラマの俯瞰画像

タカラトミー 彩色済みモデル

TRANSFORMERS OVERGEAR

ディオラマ製作・文/らいだ〜Joe

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ⒸTOMY

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らいだ~Joe(ライダージョー)

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