情景王・山田卓司による「ARTPLA ガメラ(1999)」作例!燃え盛る炎に照らされるガメラにギャオスハイパー、街並みを塗装で表現【海洋堂】
2026.11.03ARTPLA SCULPTURE WORKS ガメラを塗装表現で魅せる!
海洋堂が展開する“プラモケイ”「ARTPLA SCULPTURE WORKS」最新作に平成ガメラシリーズが初ラインナップ。モチーフは1999年公開映画『ガメラ3邪神〈イリス〉覚醒』より、冒頭の渋谷でのギャオスハイパーとの激闘シーン。無残に破壊された渋谷の街をベースに、1匹のギャオスハイパーを踏み付け、2匹目にプラズマ火球を放とうとする瞬間を、躍動感あるビネットとして切り取っている。製作は情景王・山田卓司が担当。燃え盛る炎に照らされるガメラや街並みを塗装で表現した、迫力満点の逸品として完成した。
海洋堂の新作「ARTPLA SCULPTURE WORKSガメラ(1999) Re:イマジネーション」がやって来た。『ガメラ3邪神〈イリス〉覚醒』序盤の見せ場のギャオスハイパーとの戦いを思わせるベースが楽しい。特徴的なビル群や電車、高架線。渋谷に海洋堂ホビーロビーがまだあった頃のイメージでしょうか。渋谷駅周辺のさまざまな記号が散りばめられております。
これまでの同社のキット同様、ゲート跡をキレイにならし、パーティングラインを削ったらパーツをしっかりと組み合わせ、合わせ目に接着剤を流し込むか、プラ用接着剤をたっぷり使って接着しましょう。頭部や腕、脚はプラ用接着剤を付けたあとにワイヤーブラシで叩くとザラザラした質感を再現できます。
映画で実際に使われた造形の現場に掲示されていた「ガメラは甲羅が命」の言葉通り『ガメラ3』版の甲羅がこのキットの注目ポイント。分割され、動くたびにガシャガシャと微妙にズレて、まるで甲冑のようです。キットでも細かく分割され、立体感もバッチリ。
甲羅はサイド部分を先に取り付け、正面の部分は下側から横の列ごとに接着していくといいです。いずれのパーツも部品番号を確認しながら進めることが大切です。なお、甲羅の最上部G-22、23は頭部の取り付けまで接着しないでおきます。
腹甲は第二次世界大戦でのドイツ軍の迷彩塗装みたいなカラーリングです。エアブラシのノズルを絞って細吹きしてもいいのですが、グリーンとブラウンは筆塗りで描き込み、Mr.ウェザリングカラーのダークブラウンやブラックなどを薄めて、全体に塗り広げたり軽くドライブラシしたりしました。
頭部は口内を先に塗装しておくことをオススメします。歯、牙のオフホワイトを塗装後、薄いピンクで歯茎を塗装しました。吐き出す直前のプラズマ火球はお好みで。私は上アゴと下アゴのパーツを接着しないでおいて取り外し式としました。
墜落して瀕死のギャオスや前述の通り、渋谷駅周辺のストラクチャーは細かく再現されており、お互いが干渉しますから、ベースへの取り付けは説明書の順番に従って取り付けていきます。この時基本塗装は済ませておくと塗り残しなく仕上げられます。
仕上げの塗装は周囲が火事で燃えていることを反映させて、下側からの炎の照り返しを塗装で表現しました。先にサーフェイサーのホワイトで照り返し部分を軽く塗装してからアクリルガッシュのイエロー、オレンジ、蛍光オレンジと順にドライブラシしていきました。
海洋堂 ノンスケール プラスチックキット“ARTPLA SCULPTURE WORKS”ガメラ(1999)Re: イマジネーション
製作・文/山田卓司
ARTPLA SCULPTURE WORKS ガメラ(1999)Re: イマジネーション
●発売元/海洋堂●9900円、10月予定●約16.5cm(台座含む)●プラキット●原型/松村しのぶ
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