9年ぶりの再販!ウェーブ 1/20「ラプーン」をフィーチャー! 横山宏の迷彩塗装作例とMAX渡辺が製作した宿敵「マスカレード」のフォトストーリーをお見逃しなく!【Ma.K in SF3D】
2026.05.17Ma.K. in SF3D【ウェーブ、ハセガワ 1/20】●横山宏、MAX渡辺 月刊ホビージャパン2026年6月号(4月24日発売)

偵察型ラプーン、宿敵との静かなる攻防
今回は9年ぶりの再販がアナウンスされたウェーブ 1/20ラプーンを最速フィーチャー。再販決定にともない横山宏が新たな迷彩塗装で完成させたラプーンを披露する。
MAX渡辺はラプーンの宿敵であるグローサーフントのバリエーション機マスカレードを製作。横山氏のラプーンとのコントラストが際立つブルーグリーン迷彩×コーラルピンクで仕上げている。互いに警戒し合う宿敵同士の静かなる攻防を描いたフォトストーリーも要チェックだ。
傭兵軍 偵察用装甲戦闘服 ラプーン 製作/横山宏
なんと2026年3月のシニアサッカーの開幕戦で負傷してしまいチームを長期離脱することになってしまいました。高齢者のトレーニングのやり過ぎは要注意ですね! 2026年は年始めから各種展覧会や展示会など休みなく参加していたので70歳の老化した体には少し無理が祟ったようです。43年前の『SF3D』の連載で「サッカーとプラモデルにかける青春!」なんて宣言をして(1983年6月号掲載)、40年以上それを実践してきた男からサッカーを取り上げたら模型作る以外ないって状況になり作例激作中となりました(笑)。今回のラプーンや海洋堂の1/35陸戦ガンス2体、GYAROMIさんのオイドとS.A.F.S.を掛け合わせたものが計10体完成するなどすごい勢いで仕上がっていくので「ときどき怪我してもらったほうがいいんじゃない」という話も出たくらいです。
松葉杖の生活なので腕やおしりの筋肉がモリモリついてそれはそれでいいのですが編集部に徒歩で作例を持っていけないのは困りもの。作例を取りに来てもらってZoomで今回の打ち合わせをさせてもらえないかと考えていたら、MAXさんの提案で我が家にみんなが来てもらってミーティングすることになりました。この連載も17年目になるけど、みんながうちに来てくれたのはなかなか嬉しいもんですね。そのまま「モデリングブック」の3冊目の打ち合わせもできました。モデリングブックの1が大日本絵画から出たのが2006年で、2が2014年、3冊目が2026年なのでだいたい10年ごとに作っていることになりますね。さすがに次の2036年にはわしも80歳なので出せるかどうかわかりませんね。
一方、今回9年ぶりに再販されることが発表されたウェーブのラプーンですが、試合で負傷する前から前回とは異なるグリーン系の迷彩パターンで塗りはじめていました。悪くはなかったんだけどメインハッチとボディの境界線がはっきりと色分けされてそこが退屈でつまらなく感じていました。怪我をして恐ろしいほど時間ができたから、どうせなら完全新規のパターンで塗り直そうとハッチとボディの境界線を不規則に塗り直していくと、思った以上にいい感じになっていくじゃないですか! 最初に塗ったものから明るさをガンガン上げて不規則なパターンを意識的においていきます。カメラマンの本松さんが撮影して加工してくれた特撮画像が子供のころに見た円谷プロ的に見えるのはラプーンの迷彩パターンが『ウルトラセブン』のエレキングや宇宙人のそれに似てるからだと気がつきました。
デカールは9年前のキットに入っていたものを使い、今回貼ったデカールを再販のキットにも入れてもらうことにします。こうすれば今9年前のキットを持ってる人もこれと同じラプーンを作ることができるし、再販キットでまた別のラプーンを仕上げることができますよという配慮からです。

ウェーブ 1/20スケール プラスチックキット
傭兵軍 偵察用装甲戦闘服 ラプーン
製作・文/横山宏
S.A.F.S. Mk.III Type R ラプーン
●発売元/ウェーブ●4950円、6月下旬予定●1/20、約12cm●プラキット
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