『アルカナディア』最小サイズ「ギィ」の魅力を作例とともにレビュー! 翼膜のグラデーションや衣装部分の塗装にも注目
2026.05.16最小ボディに最大サイズのアーマードラゴン型ディアーズのギィが到着
SF×ファンタジーをテーマにしたコトブキヤのガールズプラモシリーズ『アルカナディア』に新たなディアーズ「ギィ」が登場。これまでのシリーズとは全く異なるボディに、最大サイズのウィライズモードのアーマーがついたキットである。キャラクターとしても感情に素直な幼い性格ということで、表情パーツがこれまで以上に豊富に用意されている。
ここではミニサイズでも完成すると大ボリューム、さらに遊びのバリューも高い「ギィ」のキットレビュー作例で、工作と塗装のポイントをご紹介しよう。
ウィライズモード
今回はnecömi氏がキャラクターデザインした「ギィ」の作例を担当しました。非常にボリュームのあるキットですが、組み上げてみると不思議とコンパクトに感じられます(笑)。さっそくアルカナディアの中でも最小サイズとなるギィを製作していきたいと思います。
■表面処理と合わせ目消し
ギィ本体は肌色の成型色を活かしたかったので、流し込み接着剤とランナーパテ(ランナーを溶かして自作した充填剤)を使用して合わせ目を消しています。ランナーパテはあらかじめ作成し、塗料ビンなどで保管しておくと便利です。
ギィのノーマルモードでの袖パーツは後ハメ加工を施し、合わせ目を消しています。どうしても消せない部分は段落ちモールドとして処理し、縫い目の表現として残しました。
■塗装について
成型色の肌部分はラスキウス スムースパールコートで仕上げています。
ノーマルモード胴体の衣装には、布のような質感を表現するためベルベットカラーを使用。レッドとブルーの混色でギィのカラーリングに合わせて、一部にはエヴァナイトパープルを混ぜたものや、メタリックバイオレット+ニンジャパープルで調色した塗料も使用し、衣装の素材感の違いを表現しています。
その他、細部の塗装にはファレホのメタリックカラーを使用。筆塗りしつつ、はみ出した部分は他の水性塗料と同様に拭き取ることができるため、細かい塗装にもオススメです。
角と翼パーツはマスキングを行わず、グラデーションを付けて色分けしました。マスキングが手間に感じる場合は、あえてグラデーションで処理するのもひとつの手です。またブレス周りのエフェクトパーツにはターコイズブルー→イエロー→クリアーパープルでグラデーション。ブレス本体と手のエフェクトは、パールゴールド→メタリックレッド→クリアーピンクで塗装しています。
■おわりに
非常にボリュームのあるキットですが、完成するとコンパクトで愛らしいギィが仕上がり、そのギャップも楽しめる作品となっています。『アルカナディア』はアニメ化も決定しており、今後発売予定のディアーズにも期待が高まりますね。

コトブキヤノンスケール プラスチックキット“アルカナディア”
ギィ
製作・文/よしゅあん。
アルカナディア ギィ
●発売元/コトブキヤ●10780円、発売中●約13.3cm●プラキット
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Ⓒ KOTOBUKIYA
よしゅあん。
ガールズプラモを得意とするモデラー。多種多様な塗料やマテリアルを駆使して魅せる作例を製作する。






























