HOME記事ガールズプラモ『アルカナディア』最小サイズ「ギィ」の魅力を作例とともにレビュー! 翼膜のグラデーションや衣装部分の塗装にも注目

『アルカナディア』最小サイズ「ギィ」の魅力を作例とともにレビュー! 翼膜のグラデーションや衣装部分の塗装にも注目

2026.05.16

ギィ【コトブキヤ】●よしゅあん。 月刊ホビージャパン2026年6月号(4月24日発売)

アルカナディア ギィ 特写

最小ボディに最大サイズのアーマードラゴン型ディアーズのギィが到着

 SF×ファンタジーをテーマにしたコトブキヤのガールズプラモシリーズ『アルカナディア』に新たなディアーズ「ギィ」が登場。これまでのシリーズとは全く異なるボディに、最大サイズのウィライズモードのアーマーがついたキットである。キャラクターとしても感情に素直な幼い性格ということで、表情パーツがこれまで以上に豊富に用意されている。
 ここではミニサイズでも完成すると大ボリューム、さらに遊びのバリューも高い「ギィ」のキットレビュー作例で、工作と塗装のポイントをご紹介しよう。

アルカナディア ギィ 正面
▲アルカナディアでは初となる幼い体型。ドラゴンをモチーフとした角や尾が特徴的
アルカナディア ギィ パーツ追加
▲ ウィライズモードのメルティーナ。肩のアーマーにより、フードを広げたコブラのようにも見られる形状
アルカナディア ギィ しゃがみ
▲ これまでにない駄々っ子のようなコミカルなフェイスパーツもある。またノーマルモードの袖は可動のものと大きく曲げたものでポージングの幅も広い
アルカナディア ギィ エフェクト使用
▲ ドラゴン型らしく、口パーツの差し替えでブレストエフェクトを取り付けて必殺技を再現。ドラゴンの尾も本体なみに大きく各節で可動する
アルカナディア ギィ 塗装
アルカナディア ギィ 改造

▲衣装部分はベルベットカラーの調色で紫を作り、光沢と柔らかな布の質感を再現している。金はファレホのゴールドで筆塗り

アルカナディア ギィ 胸部改造

▲肌の合わせ目消しには流し込み接着剤と、肌色のランナーを接着剤に溶かしたパテ(ランナーパテ)を使っている

アルカナディア ギィ パーツ塗装
▲マスキングせずグラデーション塗装することで翼膜の薄い部分を再現。角も同様に塗装した

ウィライズモード

アルカナディア ギィ 全体
▲ ウィライズモードでは衣装も変わり、背中から翼を取り付けた姿へ変身
アルカナディア ギィ ポージング
アルカナディア ギィ ポージング②

▲巨大な翼はアームでフレキシブルに可動。本体との対照的なアンバランスさがギィの可愛さを強調させているようだ

アルカナディア ギィ 背面
▲ ノーマルモードではアルカナディアでおなじみ、各所装飾などが外れてボディラインがわかりやすい姿となるウィライズモードでは髪型の変更や尾部分のヒレが大きくなったりと、細部まで差し替えパーツが用意されていて着せ替え遊びとしてもバリューが高い
アルカナディア ギィ 顔変更
アルカナディア ギィ 顔の変更

▲感情豊かな女の子らしい表情パーツによって、ディスプレイも楽しめる。厳ついドラゴンの造形と可愛い女の子のギャップを味わおう

 今回はnecömi氏がキャラクターデザインした「ギィ」の作例を担当しました。非常にボリュームのあるキットですが、組み上げてみると不思議とコンパクトに感じられます(笑)。さっそくアルカナディアの中でも最小サイズとなるギィを製作していきたいと思います。
■表面処理と合わせ目消し
 ギィ本体は肌色の成型色を活かしたかったので、流し込み接着剤とランナーパテ(ランナーを溶かして自作した充填剤)を使用して合わせ目を消しています。ランナーパテはあらかじめ作成し、塗料ビンなどで保管しておくと便利です。
 ギィのノーマルモードでの袖パーツは後ハメ加工を施し、合わせ目を消しています。どうしても消せない部分は段落ちモールドとして処理し、縫い目の表現として残しました。
■塗装について
 成型色の肌部分はラスキウス スムースパールコートで仕上げています。
 ノーマルモード胴体の衣装には、布のような質感を表現するためベルベットカラーを使用。レッドとブルーの混色でギィのカラーリングに合わせて、一部にはエヴァナイトパープルを混ぜたものや、メタリックバイオレット+ニンジャパープルで調色した塗料も使用し、衣装の素材感の違いを表現しています。
 その他、細部の塗装にはファレホのメタリックカラーを使用。筆塗りしつつ、はみ出した部分は他の水性塗料と同様に拭き取ることができるため、細かい塗装にもオススメです。
 角と翼パーツはマスキングを行わず、グラデーションを付けて色分けしました。マスキングが手間に感じる場合は、あえてグラデーションで処理するのもひとつの手です。またブレス周りのエフェクトパーツにはターコイズブルー→イエロー→クリアーパープルでグラデーション。ブレス本体と手のエフェクトは、パールゴールド→メタリックレッド→クリアーピンクで塗装しています。
■おわりに
 非常にボリュームのあるキットですが、完成するとコンパクトで愛らしいギィが仕上がり、そのギャップも楽しめる作品となっています。『アルカナディア』はアニメ化も決定しており、今後発売予定のディアーズにも期待が高まりますね。

アルカナディア ギィ 作例画像

コトブキヤノンスケール プラスチックキット“アルカナディア”

ギィ

製作・文/よしゅあん。

アルカナディア ギィ
●発売元/コトブキヤ●10780円、発売中●約13.3cm●プラキット


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Ⓒ KOTOBUKIYA

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よしゅあん。

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