HOME記事工具・マテリアル専用水性塗料ボトルで“ウォッシュフリー”で使えるエアブラシを知っている? ディスぺイ「ウォッシュフリーエアブラシ」でミキシングした『ティタノマキア』のキットを塗装!

専用水性塗料ボトルで“ウォッシュフリー”で使えるエアブラシを知っている? ディスぺイ「ウォッシュフリーエアブラシ」でミキシングした『ティタノマキア』のキットを塗装!

2026.05.15

吸い上げ式エアブラシがここまで快適になった!/SIDE:GRローゼンヴェクテイン【グッドスマイルカンパニー 1/48】●オオマツ 月刊ホビージャパン2026年6月号(4月24日発売)

吸い上げ式エアブラシがここまで快適になった!ウォッシュフリーの新時代

ドロップ式ウォッシュフリー/ティタノマキアのメイン画像

 吸い上げ式エアブラシは、ドロップ式に比べて安価で、塗料をたっぷり使える実用的な方式として親しまれてきた。その一方で、準備や色替えの手間、吹き付けのコントロール性ではやや不利、という印象を持たれがちでもあった。だが、専用ボトルと希釈済み水性塗料を組み合わせたこのウォッシュフリータイプは、そんなイメージを大きく変えてくれる。本記事では『ティタノマキア』のキットをニコイチでミキシングし、成型色のばらつきを整える目的で、サフレス塗装から簡易グラデーション、市販マーカーの接続までを実際に試しながら、この吸い上げ式ウォッシュフリーの懐の深さを見ていく。

ウォッシュフリーエアブラシセット

●販売元/ディスペイ、発売元/エトワール●4290円、発売中

POINT

専用ボトル交換で慣れたら色替えラクラク
希釈済み水性塗料で準備も失敗も減らせる
50mlの大容量ボトルで塗装に集中できる『ティタノマキア』のミキシング作例でご紹介!

今回使用した機体・塗料

●ディスペイ 水性プレミックス ブラックブルー
●ディスペイ 水性プレミックス メカレッド1
●ディスペイ 水性プレミックス ライトメカニックグレー2
●ガイアノーツ メカサフヘヴィ
●GSIクレオス GGXクリアー UVカット 半光沢

MODEROID SIDE:GR ローゼンシュタイン

●発売元/ディスペイ●9350円、発売中●1/48、約17.5cm●プラキット

MODEROID SIDE:GR ヴェクトール

●発売元/グッドスマイルカンパニー●7900円、発売中●1/48、約18cm●プラキット

水性プレミックス塗料(基本色)

●販売元/ディスペイ、発売元/エトワール●各748円、発売中●50ml、水性塗料●全42色

ウォッシュフリーエアブラシ専用ボトル 50ml用

●販売元/ディスペイ、発売元/エトワール●682円、発売中●3個入り

水性プレミックス塗料(メタリック)

●販売元/ディスペイ、発売元/エトワール●各748円、5月下旬予定●50ml、水性塗料●全22色


いきなり塗料を入れず、まずは水で仕組みをつかむ

専用ボトルが基本ユニット

最初は水で試すのが安心

吸い上げ式エアブラシに付属する専用ボトルの画像
▲こちらがハンドピースに2本付属する専用ボトル。ここに塗料を入れ、中のチューブで吸い上げた塗料を吹き付けるのが、この吸い上げ式ウォッシュフリーの基本構造だ
吸い上げ式エアブラシに付属する専用ボトルに水を入れている画像
▲いきなり塗料を入れて吹くと、調整がうまくいかなかったときに大惨事になりかねない。まずは水を入れて、吹き方と構造を確認しよう

ウォッシュフリーを支える三重キャップ

0.3mmと0.5mmを選べる

吸い上げ式エアブラシに付属する専用ボトルのキャップ部分の画像
▲キャップ構造は3重。メインキャップ、ノズルを兼ねたキャップ、そして一番上の保護キャップで構成されている。この特殊な構造がウォッシュフリーを成立させている
吸い上げ式エアブラシに付属する専用ボトルにニードルをセットした画像
▲メインキャップとノズルキャップ部分にニードルをセット。このニードルは選択式で、セットには0.3mmと0.5mmが付属する。メインキャップ側の通気口をふさがないように差し込むのがポイントだ

差し込めば準備はほぼ完了

差し込み後は先端位置を確認

吸い上げ式エアブラシを準備している画像
▲メインキャップにニードルを入れ、ノズルキャップを付けたらハンドピースへ差し込む。基本的な準備はこれで完了だ
吸い上げ式エアブラシを準備している画像
▲奥まで差し込むと、画像のようにノズル上までニードル位置が上がる。このままではまだ吹きにくい

このままだとうまく吹けない

隙間調整でニードルを下げる

吸い上げ式エアブラシのニードルの位置を確認している画像
▲正面から見ると、ニードル位置が高過ぎる。この状態ではきれいに吹けないので、位置を下げる必要がある
吸い上げ式エアブラシのニードルの位置を確認している画像
▲メインキャップとノズルキャップの隙間を調整し、ニードルの位置を下げていく

高さが合ったら次は左右

最後は爪で位置を合わせる

吸い上げ式エアブラシのニードルの位置を確認している画像
▲正面から見た状態。空気口の位置とニードル先端の高さは揃ったが、まだ左右がずれている。次はこれを直す
吸い上げ式エアブラシのニードルの位置を確認している画像
▲空気口の先端には爪があり、先端ネジと連動している。ここを使ってニードルを少しずつ動かし、しっかり正面に来るよう調整する

調整完了 これで吹ける!

安定した風圧ならしっかり吹ける

吸い上げ式エアブラシのニードルの位置を調節した画像
▲調整後の状態。ニードルが正面にきちんと揃い、これで吹ける状態になった
吸い上げ式エアブラシを使用している画像
▲エアホースをコンプレッサーにつなぎ、トリガーを押すとしっかり吹き付けできた。今回はコンプレッサーにGSIクレオスのL5を使用。空気圧が安定していれば、吸い上げ式でも十分安定した塗装が可能だ

ワンタッチで使える希釈済み水性塗料で失敗が減る!

色に迷うなら専用塗料が早い

吸い上げ式エアブラシの専用塗料の画像
▲自分で使いたい色が決まっていれば付属ボトルに塗料を入れてすぐ使えるが、色選びで悩みがちな人には、このハンドピース用に希釈済みで用意された専用塗料がとにかく手っ取り早い。今回はメインカラーとしてこの3色を使ってみる

50ml入りで実は高コスパ

満タンでもあふれにくい設計

吸い上げ式エアブラシの専用塗料の中を確認している画像
▲キャップを開けると、ボトル上部までしっかり塗料が充填されている。各748円だが、一般的な塗料が10ml前後であることを考えると、50ml入りのこのボトルは実はかなりコストパフォーマンスが高い
吸い上げ式エアブラシの専用塗料に吸い上げチューブを差し込んでいる画像
▲ここまで入っていると、吸い上げチューブを差し込んだときにあふれそうにも見える。だが実際には、差し込むとちょうどメインキャップすれすれに収まり、扱いやすく設計されている

付けた瞬間にスタンバイ完了

保存まで楽だから気持ちが軽い

吸い上げ式エアブラシの専用塗料にニードルをセットしている画像
▲あとは先ほどと同じようにニードルをはめ、ノズルキャップを付ければスタンバイ完了。すぐ塗装に入れる状態になる
準備した吸い上げ式エアブラシの専用塗料にキャップをしている画像
▲保存時は一番上のキャップを付ければOK。ニードルを付けたままでも閉じられるので、使いたいときにさっと開けてすぐ使える。スタンバイ状態の塗料を何本も並べておけるのは、気持ちの面でもかなり楽だ

次のページ/実際に塗装実践!

ⒸNAOKI

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