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「F-14Bトムキャット」がグレートウォールホビーから1/48スケールで登場! スカル&クロスボーンの「ジョリーロジャース」を最新キットで製作!!

2024.03.07

アメリカ海軍 F-14B 艦上戦闘機【グレートウォールホビー 1/48スケール】 月刊ホビージャパン2024年4月号(2月24日発売)

グレートウォールホビー F-14Bトムキャット 

パワーアップで生まれ変わった
B型トムキャット

 アメリカ海軍では2006年に退役済みながら、2022年の映画『トップガン マーヴェリック』の大ヒットで新規ファンも獲得、今なお高い人気を保ち続けているグラマンF-14トムキャット戦闘機。1/48スケールで完全新金型のキットをリリースしたグレートウォールホビーは、デビュー時のA型、本格的な戦闘爆撃機型のD型に比べてややマイナーながら、エンジンをF110に換装しパワーアップした重要なタイプであるB型をあえてセレクト。スカル&クロスボーンのジョリーロジャースを最新キットで製作!

グレートウォールホビー F-14Bトムキャット 正面
グレートウォールホビー F-14Bトムキャット 右側面
グレートウォールホビー F-14Bトムキャット 機首レドーム
▲機首レドームは完成後も着脱可能。精密に再現された内部のAN/AWG-9レーダーを観察することができる
グレートウォールホビー F-14Bトムキャット 空対空ミサイル各種が付属
▲キットには空対空ミサイル各種が付属。三大男の夢のひとつ、AIM-54フェニックス6発搭載を実現してみた
グレートウォールホビー F-14Bトムキャット カル&クロスボーン
▲ブラックとイエローにスカル&クロスボーンを配したジョリーロジャースのマーキングはF-14にベストマッチ
グレートウォールホビー F-14Bトムキャット 全体俯瞰
▲キットには作例のVF-103ジョリーロジャースを含めVF-102ダイヤモンドバックス、VF-32ソーズメン、VF-101グリムリーパーズ、計4部隊のマーキングを用意。カラー塗装図も付属し、2000年代初期のタクティカル・スキームで彩られたトムキャットを再現できる
グレートウォールホビー F-14Bトムキャット 正面アップ
▲グレートウォールホビーの1/48キットは最後発だけあってキャノピーやエアブレーキ、主翼の前進・後退の選択はもとより、主翼のフラップやスポイラーまで開閉を選べる至れり尽くせりの内容。なお同社からは初期型「アメリカ海軍 F-14A 艦上戦闘機」も発売中だ
グレートウォールホビー F-14Bトムキャット コクピット
▲コクピットはプラパーツのみでも最高の仕上がり。フェイスカーテンハンドルのみ真鍮線で作り替えている
グレートウォールホビー F-14Bトムキャット 主翼スポイラー
▲主翼スポイラーは開状態を選択。内部のアクチュエーター類も再現されているのでていねいに塗り分けた
グレートウォールホビー F-14Bトムキャット ウェポン類
▲ウェポン類はAIM-54Cフェニックスの他、AIM-7Fスパロー、AIM-9Lサイドワインダー、増槽がセットされる

 グレートウォールホビーから新金型で1/48のF-14Bトムキャットが発売されましたので、さっそく作っていきます。まずキットですが、F-14の1/48キットとしては最後発に近くなると思います。そのためB型からということになったのでしょうか? 他メーカーからはほとんどA型かD型ですので、よい選択です。
 パーツ数が非常に多く、機体部分でもそんなに細分化しなくてもよいのではと思いますが、そのおかげで合わせ目の処理がごくわずかです。パーツの合いの良さもあって組み立ては非常に楽といえるでしょう(ただし武装類に関しては別です、後述します)。あとパーツ数の多さによる組み立て労力はかなり必要です。選択部品も多いので、どのような形で完成させるかを決めてから取り組んだほうがよいでしょう。

まずコクピット部から組み立てます
 パイロットシートはベルトまでプラパーツの優れものですが、フェイスカーテンハンドルがいけません。三角形になっています。実機のここはほぼ円形ですので、切り取って0.5mmの真鍮線で作り替えました。シートにデカールを貼ります。全体的にオーバースケールですがそのまま貼っています。計器盤やサイドコンソール部にもデカールを貼りますが、凹凸があるので部分的に切り離して貼るとよいでしょう。
 コクピットフロアの下にある前脚庫を組み立てます。細いパイプ類が別パーツ化され、組み立てが少々面倒ですが、ほぼピッタリ合うので問題ないでしょう。また空中給油プローブの格納庫も組み立てておき、これらを胴体前部に組み込みます。胴体側面にあるパネルライトはエッチングパーツですが、ここはモールドでも良かったのではないでしょうか? ライト部分のデカールも色が違うので、デカールのほうに色をつけました。キャノピーやレーダー、前脚扉などは、以後の組み立てや塗装を考えて後で取り付けます。

胴体部分の製作に入ります
 胴体中央下面部品に各部品や主脚庫を組み付けます。インテーク上部に付けるランプは飛行状態によってパーツが異なります。亜音速、遷音速、超音速と変わるはずですがパーツは2種類しかありません。駐機状態なので下に降りてないほうを使います。
 前部胴体をつなぐパーツを取り付けます。胴体上面には可変翼のピボットとなるパーツに主翼を差し込むパーツを取り付けて胴体に固定します。そして胴体尾部にエアブレーキ内部パーツを組みます。内部のリブがエッチングパーツになっています。取り付け用の溝がモールドされていますが、少し浅いようなので軽く深めにすると取り付けやすくなると思います。
 インテーク内部のダクトパーツには上下に合わせ目が出てしまいます。できる限り消しておきますが、奥のほうはそれほど見えませんのでほどほどでよいでしょう。インテーク前部のパーツにダクトを取り付けます。この時、武装取り付け用の穴をパーツの裏側から開けるのを忘れずに。胴体下面パーツも同様です。
 胴体上下を取り付け、インテークパーツも取り付けます。インテーク上部に固定ブリードドアを取り付けますが、このドアの固定用ステーが省略されています。ないと結構目立ちますので、ストックパーツから適当な丸棒を探し取り付けてやります。下面のベントラルフィンはここで取り付けますが、マーキングによっては後で取り付けてもよいでしょう。作例のベントラルフィンは全面塗装、デカールなので最後に取り付けました。後部に付けるノズル基部のパーツ取り付けは塗装後のほうがよいでしょう。
 アフターバーナー部ノズル部を組み立てます。ノズルは開閉選択式、内部やアイリスの塗装にこだわりたいですね。着艦フックを取り付けますが、今回作例で塗装したタクティカル・ペイント・スキームの場合、フックは白黒の縞模様ではなく、胴体と同色が多いようです。次にエアブレーキを取り付けます。作例では開状態を選びました。ただ上面のブレーキのアクチュエーターはシリンダー部が下に取り付ける指示になってしまっているので、上下逆に、シリンダー部が上になるように取り付けます。脚部はパーツ数が多くて大変ですが、説明書をよく見て組んでいけばきちっと取り付けられます。
 脚カバーを取り付けたら武装です。今回B型ということで爆装を期待したのですが、空対空ミサイルしか同梱されていません。実際にはほとんどしないフェニックス6発装備としましたが、A型では叶わなかったフェニックス6発がエンジンのパワーアップを果たしたB型から可能になったので、あえて装備してみました。サイドワインダーのランチャーが新タイプのものが入っていたので、あえてミサイルを装備しませんでした。キャノピー他、細かいパーツを取り付けて組み立て完了です。

塗装およびマーキングです
 塗装例Aの空母「ジョージ・ワシントン」搭載機、タクティカル・ペイント・スキームとしました。下面がGSIクレオスのMr.カラーC308,側面C307、上面C337となります。上側面の塗り分けは時期によりかなり異なるようですが、キットの塗装図に準じました。下塗りにはガイアノーツのサーフェイサーエヴォ ブラックを使用しています。
 スミ入れ塗料(ブラック)でスミ入れおよびウォッシングをしてデカールを貼ります。デカールは少しオーバースケールだと思われますが、このまま貼りました。乾燥後3/4ツヤ消しでオーバーコートします。

グレートウォールホビー1/48 スケール プラスチックキット

アメリカ海軍 F-14B 艦上戦闘機

製作・文/山田昌行

アメリカ海軍 F-14B 艦上戦闘機
●発売元/グレートウォールホビー、販売元/ピットロード●21890円、発売中●1/48、約39.7cm●プラキット


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山田昌行(ヤマダマサユキ)

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