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3Dプリンターで「アーンヴァル」の追加パーツを製作! 島田フミカネ氏のイラスト「アーンヴァル トランシェ2 リペイントカラー」を再現【メガミデバイス×武装神姫】

2024.03.06

武装神姫 アーンヴァル トランシェ2 リペイントカラーバージョン 【コトブキヤ 1/1】 ガールズプラモスタイル #01(11月30日発売)

追加パーツでアーンヴァルの強化バリエーションを製作!

アーンヴァルのメイン画像

 メガミデバイスとのコラボレーションというかたちで、令和の世に帰ってきた『武装神姫』シリーズ。メガミデバイス版では武装神姫のMMS素体をプラキットで再現し、玩具版の武装にも対応可能な換装パーツも付属するなど、原典への大きなリスペクトを感じさせる仕様となっています。今回の作例は第4弾として発売されたブラックカラーのアーンヴァルをよしゅあん。が製作。ポニーテールパーツが追加されていることを踏まえ、この髪型で島田フミカネ氏がイラストを描いている「アーンヴァル トランシェ2 リペイントカラー」を再現できる追加パーツを新造しました。


アーンヴァルのアクションポーズ画像 その1
▲ アーンヴァルのリペイントカラーバージョンはKADOKAWA刊「電撃ホビーマガジン」の誌上通販で販売された限定カラー。この際ポニーテールヘアが追加され、メガミデバイスもこの仕様を踏襲してキット化している。そしてアーンヴァルの後継機「トランシェ2」を再現するパーツを自作し、リペイントカラーで塗装して仕上げたのが本作例である
アーンヴァルのアクションポーズ画像 その2
アーンヴァルのアクションポーズ画像 その3
▲ アーンヴァル本来のパーツもすべて製作しているので、換装で2パターンの装備形態を再現できる
アーンヴァルがライフルをかまえている画像
▲ ライフルの先端には赤のミライトを仕込み、発光させられるようにした
2パターンのアーンヴァルの装備を外した画像
▲ 頭部は従来のものとポニーテール用とで2種付属、素体のボディペイントもノーマルとトランシェ2で2パターン製作した。…さらになぜか手脚も2セット製作しており、実質的に素体2体分の作業量となっている
2パターンのアーンヴァルのバストアップ画像
▲ ゲーム内で神姫の能力をカスタマイズできるCSCを再現した胸部パーツ。『武装神姫 BATTLE RONDO』と『武装神姫 BATTLE MASTERS』の2デザインを再現している。作例は計6つともH・アイズでクリアー化した
アーンヴァルのヒップの画像
▲ MMS素体のトレードマーク的なハトメピンとビスは金属パーツで再現。これを行うと一気に「神姫らしさ」が増す。接着は乾燥後の仕上がりがキレイな、セメダインのハイグレード模型用を使用
アーンヴァルの脚部の画像
▲ 武装神姫のMMS素体と同様の引き出し式股関節と1軸のヒザ関節。他のメガミとは一線を画すポイントで、マシニーカと比べて若干股関節の可動が広い、合わせ目が目立ちにくい、といったメリットもある
2パターンのアーンヴァルのアクションポーズ画像

ここが違うぞトランシェ2!

アーンヴァルの開設画像
▲ 3Dプリンターで製作したトランシェ2用の各パーツ。我こそはという武装紳士諸君はよしゅあん。の後に続いてスクラッチに挑戦していただきたい

ヘッドギア

アーンヴァルのヘッドギアの画像

つま先パーツ

アーンヴァルのつま先パーツの画像

ヒザパーツ

アーンヴァルのヒザパーツの画像

ライフル

アーンヴァルのライフルの画像

黒き翼を身にまとって
 アーンヴァル リペイントカラーバージョンがメガミデバイスで発売されました! 当時の武装神姫でノーマルカラーのアーンヴァルが手に入りにくく、こちらを購入した神姫オーナーの皆さんも多かったのではないでしょうか?

 さてプラモデル版アーンヴァル リペイントカラーバージョンですが、今回は月刊ホビージャパン作例の「ストラーフbis」に続き、同じ手法で「アーンヴァル トランシェ2 リペイントカラーバージョン」を製作させていただきました! 3Dプリンターを使用しつつ、一部はレジン複製で製作しております。

今は駆け抜けるだけ
 作例の肝となる追加パーツはストラーフ同様に玩具の武装神姫を採寸した数値を基に3Dで起こしていきます。

 脚部のカナードウイング、エクステンドバランサーは、可能な限りオリジナルに近いパーツ構成で再現しています。レールガンは玩具を採寸しつつも一部接続ピンなどは今回省略し、スッキリとした見た目に変更。ヘッドセンサーのアンテナと耳当ては別パーツにしています。これらの追加パーツはいずれもWF2023 Summerで販売したものでして、ヘッドセンサーのみ髪パーツに合わせるため今回新規で製作、調整しています。

 本体は当時のMMS素体のビス止めを再現するため黒のスタッズを使用。

 ネジ部の再現には一部のオーナーさんご用達、マイナスモールドのネジに見立てたメタルパーツでディテールアップ! こちらはハイキューパーツのものを使用しています。

 胸部CSC部はH・アイズを使用してクリアーパーツに変更しました。

 本体のカラーリングはトランシェ2だと若干異なっているため、玩具に合わせて塗装を行いました。

 ボディはほぼ黒ベースに変更となるため、差し色の赤のカラーリングはマスキングテープを駆使して塗装しています。また、トランシェ2で追加になっているマーキング箇所は当時配布された武装神姫用のデカールを使用。フロントラインのロゴなどはそちらを使用して再現しています。

Endless fight…It’s my just reason to be
 ストラーフに続きアーンヴァルも製作することができて感無量です! トランシェ2パーツはイベント販売用として作ったものですが、作例として出させていただけたのは嬉しい誤算でした。

 『武装神姫』は私が当時学生の頃にスタートしたコンテンツで、まさかこの歳になって作例というかたちで関われるとは…。しかも2作も!(笑)

 ストラーフもリペイントカラーバージョンが発売決定しましたし、今後のメガミデバイス 武装神姫シリーズの展開が楽しみですね!

アーンヴァルのアクションポーズ画像 その1

コトブキヤ 1/1スケール プラスチックキット “メガミデバイス” 天使型 アーンヴァル リペイントカラーバージョン 使用

武装神姫 アーンヴァル トランシェ2 リペイントカラーバージョン

製作・文/よしゅあん。

メガミデバイス 天使型 アーンヴァル リペイントカラーバージョン

●発売元/コトブキヤ●9900円、発売中●1/1、約20cm●プラキット

ガールズプラモスタイル#01
2,420円(税込)

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よしゅあん。

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