これだけ読めばわかる!「清水式筆塗りメソッド」の基本と応用【本日発売】「水性塗料で失敗を減らす 清水式 プラモ筆塗りメソッド」より抜粋
2026.09.25水性塗料で失敗を減らす 清水式 プラモ筆塗りメソッド GUIDE to SIM'S STYLE
清水式筆塗りメソッドとは
清水圭の最新作!「清水式筆塗りメソッド」
前作「清水圭:水性塗料 筆塗りテクニック マスターファイル SIM’S TECHNIQUE FILE」が発売されたのが2024年9月。2年ぶりのホビージャパンからの新刊が発売となりました!
ぜひこの記事を読んで、超濃密に編集されたMOOK「水性塗料で失敗を減らす 清水式 プラモ筆塗りメソッド GUIDE to SIM’S STYLE」の片鱗を感じてみてください。そしてぜひ本書をあなたの筆塗りのお供に!
\清水式の魅力を1冊に凝縮/
まずは本書で紹介する「清水式筆塗りメソッド」の基本から確認していこう。
実践するうえで 何より大切なのは、「薄く塗る」こと。
筆塗りの失敗は、塗料を一度に乗せすぎるところから始まることが多い。
しっかり発色させようとして厚く塗る。
ムラを消そうとして何度も筆を重ねる。
すると塗膜が厚くなり、せっかく塗った下の色まで荒らしてしまう。
清水式筆塗りメソッドでは、一度の塗装で色を決めようとはしない。
薄い塗膜を何度も重ねながら、少しずつ色と表情を作っていく。
まずは「薄く塗る」。ここを頭に入れておこう。
塗料の濃度や筆に含ませる量については、本MOOK内(P.034)で詳しく解説している。
●基本は4ステップ!

●なぜわざわざ4段階も重ねるのか?
最初から塗りたい色を一色塗ればいいのでは? と思う人もいるだろう。実際、一色だけ塗ってみたことがある人はわかるかもしれないが、ムラなく広い面を筆塗りすることは至難の業だ。しかし、「清水式筆塗りメソッド」は、そんな筆塗りが生む“ムラ”という弱点を4段階の性質の違う塗料を重ね塗りすることで“情報量”として昇華させた。
今回の本で特に覚えてほしいのは、「4ステップそのもの」よりも、それぞれの工程が何のためにあるのかということ。役割さえわかれば、下地塗装を省いてもいい。2色目の塗り方を変えてもいい。途中にメタリックカラーを加えてもいいのだ。
これだけは覚えよう 清水式筆塗りメソッドの基本
POINT 1 下地塗装
上に重なる色を支える「土台」の色
清水式筆塗りメソッドでは、下地を塗り潰さない。むしろ情報として活かすので塗りムラがあっていい。そのため、下地の色が重要になる。塗り重ねる際にメインカラーを邪魔しないプレーンな色、かつプラスに働く色を選ぼう。
そもそも下地は本当に必要なのか? という疑問については、本MOOK(P.053)で詳しく解説!
POINT 2 メインカラー[1色目]
完成したときの「芯」になる色
ここから、その機体のメインとなる色を塗っていく。最終的なイメージよりも少し暗く、深みのある色を1色目に選ぶのが基本。少し暗い色を入れておくことで、上に重ねる明るい2色目がより効果的に見える。
ここで大切なのは、下地を塗り残してもいいということ。気楽に塗ろう。
POINT 3 タッチカラー[2色目、3色目]
明るい色で“タッチ”を加える
1色目のメインカラーよりも明度の高い(明るい)色を重ねていく。効果としては、
●光が当たった部分のハイライト。
●使い込まれたような退色表現。
●色味が変わって生まれる色の揺らぎ。
基本は1色目と同系色だが、少し違う色味のカラーを選んでも面白い。1色目を塗り潰さないように乗せていくことでさらに色の情報量が増す。
POINT 4 仕上げ
最後に全体を「引き締める」
最後はチッピングやトップコート、スミ入れを兼ねたウォッシングなどの仕上げ工程に入る。清水式筆塗りメソッドでは、この最後の工程も非常に重要。1色目、2色目まで塗った状態では、色の境界やタッチが少しぼんやり見えることもある。そこへスミ入れや汚しを加えることで、ディテールが立ち上がり、塗装面全体が一気に引き締まる。
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清水式筆塗りメソッドの”応用”で
自由自在な表現を君の手に!
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