エクスプラス の傑作キット「1/700 レギオン」を塗装! ドッティング下地を活かした色のにじみの魅力を解説とともにお届け!!【筆塗りTribe】
2026.06.22ドッティング下地を活かしたラッカー筆塗り!
こんたによる筆塗りは、下地に「赤」「黄」「青」「緑」を点々と置く“ドッティング”から始まる。その上から基本色を重ねることで、単色では出せない深みや重厚感を生み出す。
ラッカー塗料ならではの「溶かす力」と「透かす性質」を使うことで、下地の色がうっすらと残り、場所ごとに微妙に違う色味が現れる。色のにじみが偶然塗面に生まれるのも魅力だ。この技法のポイントを、順を追って解説していこう。
筆塗りの楽しさがあったからこそ、いまも模型は自分のそばにある。
──こんたさんのプラモデルやホビーとの出会いを教えてください。
こんた:ガンプラブームですね。加えて『ウルトラマン』が好きだったこともあり、バンダイの特撮コレクションをよく作っていました。その後、一度プラモデルから離れるのですが、中学生の頃に再び模型の世界へ。海洋堂のガレージキットや模型雑誌に触れながら、筆塗りでの製作を続けていました。
自分にとって大きな転機となったのは、高校時代のアルバイトです。松戸の模型店で働き、ガレージキットの組み立てなどに関わっていました。店にはMAX渡辺さんもよく出入りしていて、自然と模型業界の空気に触れることができました。
その後、着ぐるみ製作の会社へと進み、テーマパークなどでウルトラマンの中に入る仕事をしながら、スーツの造形にも携わるようになります。関わった仕事にはゆるキャラ界の先駆者とも言われている杉並区のキャラクター「なみすけ」や、他にも皆さんが知っているあんなキャラやこんなキャラもあります。ここで得た「素材のシワ」や「動いたときの見え方」の理解は、現在の模型製作に大きな影響を与えていると思います。
──筆塗りが好きになった転機を教えてください。
こんた:『マシーネンクリーガー』を製作しているモデラーさんたちとの出会いです。すごい作品を前に「これ、筆で塗ったんだよ」と何気なく言われた一言で、自分の中の価値観が大きく変わりました。それまで筆塗りメインで模型を楽しんできた自分にとって、これほど夢が広がって嬉しい出会いはなかったですね。
ワンダーフェスティバルなどで横山宏氏の作例を見て、さらに確信しました。「これでいいじゃん」ではなく、「これがいいじゃん」なんだと。いま、キャラクターモデルからスケールモデルまで、ジャンルを問わず楽しめているのも、筆塗りの魅力に出会えたからだと思います。

エクスプラス 1/700スケール プラスチックキット
レギオン
製作・文/こんた
1/700 ガメラ2 レギオン襲来 レギオン
●発売元/エクスプラス●10890円、発売中●1/700、約29cm●プラキット
「筆塗りトライブ」関連書籍発売中!
月刊ホビージャパンが誇る凄腕モデラーの筆塗りスタイルを徹底解説!
さまざまなプラモを筆塗りのタッチで仕上げる本誌の人気連載企画「筆塗りTribe」より、連載記事が一冊にまとまった単行本がついに登場します! 本書用に作り起こした新規作例も追加し、さらにボリュームのある内容となります! 筆塗りの際に役立つ基本的な知識はもちろん、エアブラシや缶スプレー塗装との併用のコツも掲載。How to中心の記事のあとには各モデラーの塗装環境や、プラモを筆塗りする生活についてのインタビューも行い、ひとつの「文化」としての筆塗りを体感できる一冊となります。
“筆塗り”を探す読者に確実に応える決定版
月刊ホビージャパンの人気連載「筆塗りTribe」をベースにした筆塗りHow to本の第2弾。
筆塗りTribe初の別冊「凄腕モデラーのプラモ筆塗りスタイル」が3刷りの好評を受けたことを受け、さらなる作例と最新の連載をまとめたものが本書「プラモ筆塗りマスターガイド」です。
正解がないからこそ迷いやすい“筆塗り”という技法に、読者自身の「スタイル確立」を促すコンセプトで連載を再構成。ガンプラをはじめとしたキャラクターキットからスケールモデルの筆塗りまで、最新作例+初心者にも挑戦しやすい技法の解説で、エントリー層からベテランまで幅広くカバー。実用性と読み物としての面白さを兼ね備えた、“売れるHow to本”です。
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ⒸKADOKAWA NHFN/1996












































