エクスプラス の傑作キット「1/700 レギオン」を塗装! ドッティング下地を活かした色のにじみの魅力を解説とともにお届け!!【筆塗りTribe】
2026.06.22
筆塗りTribe/レギオン【エクスプラス 1/700】●こんた 月刊ホビージャパン2026年7月号(5月25日発売)
ラッカー塗料を泣かして透かして生み出す重厚感に酔いしれる!
話題の最新キットから往年の名作まで、あらゆるプラモデルを筆塗りで楽しもうという本連載「筆塗りトライブ」。今回お届けするのは、モンスター・クリーチャープラモデルを精力的に世に送り続けるメーカー、エクスプラスの傑作キット『ガメラ2 レギオン襲来』より「1/700 レギオン」です。ラッカー塗料の筆塗りによって、全長約29cmにも及ぶビッグサイズの造形を思う存分楽しみます。
製作を担当したのはこんた。ワンダーフェスティバルなどで、ディーラー「12modelers」の一員として『ウルトラマン』のガレージキットを発表しています。その完成見本は、見事な筆塗りによって仕上げられており、スーツの質感や有機的なディテールをリアルに表現しているのが特徴です。今回は、その技術を存分に活かし、特撮モチーフであるレギオンに挑みます。
(構成・文/フミテシ)
今回のパイセン
こんた/本連載でもたびたび登場する大森記詩、チャーリーとともにディーラー「12modelers」のメンバーとして活動する。“スーツ”を感じさせる特撮造形と匠な塗りによって、多くのファンを魅了している。
レギオンの筆塗りに使用するもの
平成ガメラ造型写真集
▲ホビージャパンより発売中。「平成ガメラシリーズ」の着ぐるみの特写、造形過程がわかるメイキング写真など、計700点以上の写真を収録。今回は本書を参考にレギオンを塗装している
平筆と丸筆を主に使用
▲プロモデラー・清水圭プロデュースの筆「SSDブラシ」の平筆と丸筆を主に使用。使い古した平筆(画像下)は、ウェザリングカラーを塗るときに使用する
ドッティング下地の塗装
▲基本塗装の下地には、GSIクレオスの「レッド」、「デイトナグリーン」、「イエロー」、タミヤの「ピュアーブルー」を使用してドッティングを行う
メインカラー
▲レギオンの独特なアイボリーの色味を表現するために、4色使用。左からGSIクレオスの「IDFグレー3」、「IDFグレー2」、コトブキヤの「ヘキサデザートイエロー」、ガイアノーツの「インテリアカラー」
混色やハイライトに
▲GSIクレオスの「ホワイト」は、メインカラーと混ぜて使用したり、エッジの頂点にハイライトを描いたりする際に使用する
ジャーマングレー
▲レギオンの頭部や爪の先端に見られる黒系の色味はGSIクレオスの「ジャーマングレー」で表現した
塗装前の工作
仮組み
▲まずはキットを仮組み。合わせ目消しと同時に、筆塗りするときに取りまわしやすいよう、接着しない場所を決めていく
パテによるディテールアップ
▲腹部エッグチェンバー周辺の植毛部分は、エポパテを盛ってメリハリある造形に改修。それに合わせて腹部のボディラインにもエポパテを盛り、より隆起的なラインに変更。合わせ目が目立つ部分にもパテを盛って削っている
表面テクスチャーの追加
▲キットには甲殻類を思わせる細かな粒々としたディテールがある。本作例ではその粒々をラッカーパテでさらに全身に追加。緑色になっている部分が今回追加した箇所
全身に溶きパテを筆塗り
▲タミヤラッカーパテをうすめ液で薄く溶いた「溶きパテ」を全身に塗る。より全身に細かなテクスチャー感が出るだけでなく、塗料の食い付きもよくなる
クリアーパーツを活かした電飾
▲レギオンの目はクリアーパーツで表現されている。これを活かして、頭部の内側にLEDを仕込んで発光するようにしている
マイクロ波シェル発射ver.(限定版に付属)
▲頭部は少年リック限定版に付属するパーツの差し替えで、大角を開いた状態も表現できる。こちらにも電飾を仕込んだ
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