“悪夢の母”ラウカ・ヴァイ／ラウカ・ヴァイはソウルブライトの吸血鬼の中では珍しくわずかばかりの良心を持った気高い戦士の女王で、かつて獣の領域の最強の吸血騎士であったが、邪悪な渾沌神ティーンチの魔術師との戦いの中で〈獣の領域〉カウルの強力な魔法の力で満ちたタール抗に投げ込まれて、今やグロテスクな化け物へと変貌を遂げてしまっている。それでもなお彼女は内なる獣の衝動に抗いながら、半獣の怪物となってしまった他の吸血鬼たちを率い、血を吸うに値する強大な敵を求めて狩りを続けている。ゲームではアーミーの編成上欠かせないジェネラルのひとりとなるだけでなく、超強力なモンスターでもあるため、アーミーの中に加えればきっとゲームの中心となる存在となることだろう。

ソウルブライト・グレイヴロードとは／ソウルブライト・グレイヴロードは『ウォーハンマー：エイジ・オヴ・シグマー』の世界における吸血鬼（ソウルブライト）によって率いられたアンデッドの軍勢で、その版図を広げるための戦いに明け暮れている。その兵は吸血鬼だけでなく、彼らの死霊術によって墓から蘇ったスケルトンやゾンビ、さらにはおぞましい怪物共がいる。ちなみに、“腐ったドラゴンのプラモデル”として話題となった、ゾンビドラゴンもこのソウルブライトの将であるヴァンパイア・ロードの乗騎だ。ゲームでは超強力な吸血鬼と非力ではあるがとにかく数で敵を圧倒しながら復活を繰り返すスケルトンとゾンビを組み合わせて戦うのが得意とする勢力だ。

ヴェンゴリアン・ロード／今回紹介するキットは組み替えで、ヴェンゴリアン・ロードとしても作ることができる。彼らはかつて起こった死の魔法の暴走事故「ネクロクエイク」によって身体がおぞましい姿に変貌してしまった吸血鬼で、それからは獣の衝動に駆られ戦いに明け暮れていたが、中にはラウカ・ヴァイの元で一抹の理性を保ちながら戦うようになった者たちもいる。ゲームでは彼らもまたアーミーの編成上欠かせないジェネラルであり、強大なモンスターとして戦場で大暴れするはずだ。