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誰でも簡単にできる水性塗料シタデルカラーでの塗装方法「シタデルカラー・システム」を解説!【ウォーハンマー】

2022.06.04

AMAZING WARHAMMER  月刊ホビージャパン2022年7月号(5月25日発売)

誰でも簡単にできる水性塗料シタデルカラーでの塗装方法「シタデルカラー・システム」を解説!【ウォーハンマー】

ゲームズワークショップのおもてなし
シタデルカラー・システムを知ろう!!

シタデルカラースペシャル!!

 英国のミニチュアホビーメーカー「ゲームズワークショップ」が展開する「ウォーハンマー」の魅力をお届けする本コーナー。今回は、ミニチュアとともにゲームズワークショップの主力商品である「シタデルカラー」をピックアップ!!! シタデルカラーには決まった順番で塗ることで、誰でもいい感じにグラデーション塗装が楽しめる「シタデルカラー・システム」というものが存在します。実際にミニチュアを塗ってその効果を見てみましょう!!


シタデルカラーにはさまざまな種類があるよ

 シタデルカラーのユニークなところは、色だけでなく用途によってシリーズ分けがされている所。それぞれどんな特徴があるのか解説します。

隠蔽力抜群! 1番最初に塗る色はこれ!!

3色のベースの画像
ベース BASE
シタデルカラーで一番隠蔽力が高く、一撃で発色する代名詞。少し暗めの色が多く、その名の通りさまざまな色のベースとなる。この上にレイヤーなど明るい色を塗ると美しいグラデーションになる

グラデーションはお任せ!

3色のレイヤーの画像
レイヤー LAYER
明るめの色がラインナップされている。隠蔽力は適度に抑えられ、下地が透けるのが特徴。これによって下地の色を活かしたグラデーション塗装を施すことができる

立体感アップ!! スミ入れ効果

3色のシェイドの画像
シェイド SHADE
シャバシャバの薄い塗料。表面に塗り広げることで、ディテールにスミが入り立体感が増す。色のトーンも落ち着き、塗るだけで雰囲気アップ。筆ムラも目立たなくなる効果がある

ドライブラシ専用のスペシャル塗料

2色のドライの画像
ドライ DRY
セミウェットタイプの粘度の高い塗料で、ドライブラシ専用にチューンされている。かなり明るい塗料がラインナップされており、模型に擦りつけるだけでメリハリある仕上がりを楽しめる

スペシャリスト揃い!!

3色のテクニカルの画像
テクニカル TECHNICAL
塗料を均一に伸ばすことができるラーミアン・メディウムや、塗るだけで地面を表現できる塗料など用途が限定されているスペシャリスト揃いなのがテクニカル。痒いところに手が届くような便利さや、塗るだけであっと驚く面白い効果を楽しめる塗料が多数ラインナップされている

楽しい染め塗りができる!

コントラストの画像
コントラスト CONTRAST
白やライトグレーなど明るめの下地にこの塗料を塗るだけで、塗料が残りやすい所はしっかりと色が染まり、パーツの頂点などは塗料が流れてうっすら染まるので、自然なグラデーションを楽しめる

初めてでも安心!!誰でもいい感じに塗れる「シタデルカラー・システム

 シタデルカラーには、提示された順番で塗れば雰囲気あるグラデーションを楽しむことができる「シタデルカラー・システム」というものが確立されています。これは無料の携帯アプリ「シタデルアプリ」をダウンロードすればいつでも確認できるので、ガンガン利用していきましょう。


シタデルカラー・アプリ起動!!

シタデルカラー・アプリの使用例の画像 その1
▲ こちらがシタデルカラー・アプリのトップ画面。こちらから「カラーで選ぶ」を選択!!

ブルーを選んでみる!!

シタデルカラー・アプリの使用例の画像 その2
▲ そうするとこのようにさまざまな色名が出てくる。こちらからブルーを選択してみる

さまざまなブルーが出てきた!!

シタデルカラー・アプリの使用例の画像 その3
▲ ウォーハンマー特有の仕上がりや、よく見る青のバリエーションまでさまざまな青が出てきた。ライトブルーを選択

塗る色と順番をスクロールして見られる!!

シタデルカラー・アプリの使用例の画像 その4
シタデルカラー・アプリの使用例の画像 その5

▲ 使った塗料と塗る順番が、使用例とともに表 示される!!これがシタデルカラー・システム!!まずは好きな色を選んで、この順番で塗ってみよう

シタデルカラー・システムチャレンジ!!

 早速シタデルカラー・システムを活用して、アエルダリのアヴァター・オヴ・カインのミニチュアを塗ってみましょう!! ぷらシバ氏により塗装された作例は、各カラーすべてシタデルカラー・システムを活用したグラデーションを施しています。今回はメインカラーの赤をピックアップして、その塗装方法と効果を見ていきましょう。

完成したアヴァター・オヴ・カインの全体画像
製作/ぷらシバ
全身各カラーをシタデルカラ ー・システムを活用すると、ここまでバキバキのグラデーションを施すことができる。今回はメインカラーの赤をピックアップするぞ

アエルダリとは/『ウォーハンマー40,000』の銀河をかつて支配した古代種。総じて人類よりも身長が高く、尖った耳を持つのが特徴で、千年を超える寿命を持つ(要するに宇宙のエルフである)。かつて栄華を極めた後に快楽主義に溺れたことで暗黒神「スラーネッシュ」を生み出してしまい、それ以来、種として滅びの一途を辿っている。しかしその暗黒神の魔の手を逃れた生き残りの一部は「クラフトワールド」と呼ばれる超巨大艦に乗って星々を巡り、過酷な運命に抗う戦いを繰り広げている。それ以外にも宇宙海賊に身をやつした「コルセア」や、死の神を信奉し種の救済を図る「インナーリ」など多様な勢力を内包する種族である。


アヴァター・オヴ・カイン/「血濡れの手を持つ神」とも呼ばれるアエルダリの古の戦神「カイン」の化身。「カイン」は無双の剛力を誇る神であったが、かつて快楽の暗黒神「スラーネッシュ」に敗れてしまった。それ以来、その精神は無数の破片となってそれぞれの「クラフトワールド」の中で休眠状態となっているが、アエルダリの軍勢が大きな戦いを行う際に覚醒し、その鬨の声を聞いたアエルダリの戦闘司教「エクサーチ」がその身を捧げることで顕現し、戦場でアエルダリの敵を討つ。その巨体からは血のようなマグマが吹き出し砲弾や熱線兵器を無力化し、手にした聖なる武器「ウェイリング・ドゥーム(悲嘆の慟哭)」は暗黒神が送り込む巨大なディーモンでさえも一撃で切り裂く。そしてそばで戦うアエルダリの戦士たちの心はかつての栄光の記憶と殺戮への衝動で満たされ、恐怖心や躊躇いが消え、彼らを戦場の覇者へと変貌させるのだ。


シタデルカラーの塗装の準備

筆とペーパーパレットとウォーターポッドとペイントハンドルの画像
▲ ゲームズワークショップからは、シタデルカラーの塗装が便利になるグッズが多数発売されている。シタデルカラーの含みを優先して開発された筆、ペーパーパレット、筆置きにもなるウォーターポッド、塗装時の持ち手になるペイントハンドルなど。これらはどれもオススメ

シタデルカラー・システムで赤のグラデーションに挑戦

アヴァター・オヴ・カインとシタデルカラー4種の画像
シタデルカラー・アプリの使用例の画像 その6
シタデルカラー・アプリの使用例の画像 その6

▲ 赤のバリエーションから、燃えるような「クリムゾン」をセレクト。使用する4色をチェック。ベースはコーン・レッド。シェイドはアグラックス・アースシェイド、レイヤーはイーヴィルサンズ・スカーレットとワイルドライダー・レッドを使用する

シタデルカラーの使い方

アンダーコートスプレーを吹くよ

アンダーコートスプレーをアヴァター・オヴ・カインに吹き付けている画像
▲ シタデルカラーの発色と定着を助ける、アンダーコートスプレーというものがある。こちらを吹いて塗装するとより快適になるので、今回使用する
コーン・レッドを振っている様子の画像
▲ 塗料はフタをしたままよく振ろう!!これで中の塗料が滑らかになる
筆に水を含ませている画像
▲ 筆に水を含ませよう!!
コーン・レッドのフタを開けた画像
▲ 塗料の蓋を開けるとベロのようなものが出てくる。ここに塗料が溜まっている
コーン・レッドのフタについた塗料を筆ですくい取っている画像
▲ 水を含ませた筆で、使うぶんだけすくいとる
すくいとった塗料をパレットへおいた画像
▲ パレットに移して、しっかりと塗料を伸ばせば塗装準備完了

赤のグラデーション塗装スタート!

 まずは一番下地となるベースのコーンレッドを塗装します。ディテールの奥にもしっかりと塗り込みましょう。

アヴァター・オヴ・カインのお腹部分を筆で塗っている画像
▲ シタデルカラーの伸びの良さを活かして、筋肉の隙間にもしっかりと塗る
アヴァター・オヴ・カインの肌を塗り終えた画像
▲ 肌の部分を塗り終えた状態。一度塗って、乾いたらもう一度塗ると写真のようにキレイに仕上がる

 次はシェイドをアグラックス・アースシェイドで塗って、ディテールを際立たせます。いわゆる“スミ入れ”の効果を全体に足します。

シェイドを振っている画像
▲ シェイドは、他の塗料よりもよ〜く振ろう!
シェイドのフタを開けた画像
▲ フタを開けるとベロの部分にビシャビシャの塗料が乗っている。シェイドはこの薄さが特徴
シェイドの中に筆を入れている画像
▲ しっかりと筆にシェイドを染み込ませたい時は、容器に直接筆を入れてもOK
アヴァター・オヴ・カインの脇に筆でシェイドを塗っている画像
▲ 塗る時はチマチマと塗らず、全体に均一に伸ばすように塗るのがポイント
溝にシェイドが溜まっている画像
▲ 時に塗料が溜まってしまうことがある。このまま乾くとシミになってしまい汚くなってしまう
溝に溜まったシェイドを筆で吸い取っている画像
▲ そういう箇所は、筆先で吸い取るか、よりしっかりと塗り伸ばしてやるかしてやろう
シェイドでの塗装を終えたアヴァター・オヴ・カインの画像
▲ シェイドで陰影が強調されたことで、筋肉の盛り上がりがくっきり!

 シタデルカラー・システムには掲載されてないのですが、シェイドで暗くなり過ぎたところを、ベースの塗料を塗って戻すテクニックがあります。これをすることで、より自然なグラデーションになります。

コーン・レッドを手に持った画像
▲ コーン・レッド再び登場!!普通に塗るより、少しだけ薄めるのがポイントだ
アヴァター・オヴ・カインの胸に筆でコーン・レッドを塗っている画像
▲ シェイドを完全に塗りつぶしては意味が無いので、暗くなりすぎている所をベースを塗ってもう一度起こしてやる
アヴァター・オヴ・カインの盛り上がり部分に筆でコーン・レッドを塗っている画像
▲ 筋肉の盛り上がっている部分は光が当たってハイライトになるはず。そのような部分を明るく塗ることで、グラデーションが生まれる

 ここからはレイヤー2色を使ってグラデーションを塗って行きます。下地を塗りつぶさないように注意。どちらも色も塗る面積は少ないですよ。

イーヴィルサンズ・スカーレットを塗ったアヴァター・オヴ・カインの画像
▲ シタデルカラー・システムのイーヴィルサンズ・スカーレットを塗った状態。どんな場所に塗るのだろうか?
ワイルドライダー・レッドを塗ったアヴァター・オヴ・カインの画像
▲ クリムゾンのシタデルカラー・システムでもっとも明るい色、ワイルドライダー・レッドを塗った状態。この色はイーヴィルサンズ・スカーレットよりさらに塗る面積が少ない
アヴァター・オヴ・カインのへそのフチを筆で塗っている画像
▲ へそのフチなどを塗る。非常に明るい色なので、このように線を引く程度でOK
アヴァター・オヴ・カインの筋肉を筆で塗っている画像
▲ 筋肉も光が当たるであろう上部の縁に線を引くように塗る、縁取るようなイメージだ

完成状態

完成したアヴァター・オヴ・カインの全体正面画像
完成したアヴァター・オヴ・カインの全体背面画像
完成したアヴァター・オヴ・カインのバストアップ画像
▲ 完成するとこのように美しい グラデーションになる!! 他の部分のグラデーションとも相まって、塗装でさらに情報量が増した仕上がりになるのもシタデルカラー・システムの凄い所だ

ウォーハンマーストアではペイントやゲームのレクチャーも行っているぞ!
ゲームワークショップ日本公式ツイッターをチェックせよ!

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傭兵ペンギン

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