「HGセツロ」をHJ付録を使ってif設定仕様にカスタマイズ!『境界戦機フロストフラワー』
2022.08.29セツロをベースにカイ搭乗機を製作
ビャクチ(F.G.E.仕様)でビャクチが“際の極光”に強奪されなかった場合を想定した作例をお届けしたが、これを極光視点で考えると目的を達成できていないことになる。となると、どうにか本部から鹵獲機をもう1体工面してもらってカイ搭乗機にすると考えるのが必然であろう。といった妄想からHGセツロをベースとした模型オリジナル作例「NA10/3JP アオバズク」を製作。8月25日(木)発売「月刊ホビージャパン10月号」の付録プラキット「境界戦機1/72ウェポンセット HJ Ver.」を組み合わせ、第11話に登場すると想定した最終決戦仕様として完成させた。
プレミアムバンダイ販売キットとしてHG化されたセツロです。今回はビャクチを鹵獲できなかったレジスタンスがジョーハウンドの鹵獲機を主力として運用していたら? のif設定で製作させていただきました。
■武装
最終決戦イメージで思い切り乗せています。付録キットを使用するということで、肩のマウントラッチを改造して背部懸架型自動擲弾砲を取り付け、戦闘杭射出機は左腕にマウントできるようにしました。専用増加装甲はそのままでは使えないため、脚部の装甲を改造して肩アーマーを製作し、両肩の装甲は一部形状を変更して腕に装着しています。また、ビャクチから誘導弾携行発射機を流用して右肩と左脚に装備しました。右肩は左のグレネードランチャーと同様にマウントラッチを改造して固定できるようにしています。主武装として右腕にガトリングガンを装備。こちらはプラ板、プラ棒とジャンクパーツからスクラッチしています。
■塗装
青と白の組み合わせですが、ビャクチに寄せて白ベースで青を置いていく配色に変更し、青も少し彩度を上げるイメージにしました。あとは黄色を差し色に入れています。シルエットは全く違うのですが、想像以上にビャクチ風になったのでは、と思っています。ウェザリングは、本体は連戦で使い込まれた感じでフィルタリングとチッピングをキツめに入れ、追加武装は質感を合わせる程度できれいめに仕上げました。
BANDAI SPIRITS 1/72スケール プラスチックキット“ハイグレード”セツロ+ホビージャパン 1/72スケール プラスチックキット 境界戦機 ウェポンセット HJ Ver.
NA10/3JP アオバズク
製作・文/豆タンク
HG 1/72 セツロ
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディジョン クリエイション部●2860円、受注中、9月〜発送予定●1/72、約12cm●プラキット●プレミアムバンダイ販売アイテム
©2021 SUNRISE BEYOND INC.
豆タンク(マメタンク)
ミリタリー的な表現を得意としており、特に金属などの質感表現や退色・ダメージ加工に優れている。