IMSキットカタログ（1/100編）

　2009年の1/100ザ・バングに端を発する、ボークスのインジェクションプラスチックキット・IMS（Injection Assembly Mortar Headd Series）も今年で13年目。さらなる拡大を続けるそのラインナップを振り返ってみよう。

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IMS 1/100 S.S.I.クバルカン ザ・バング

　記念すべきIMSシリーズ第１弾。画稿から見て取れる３色のカラーリングを成型色で再現するべく、総数367パーツという極めて細かい分割がなされており、その精密志向は後続のシリーズにも継承されていくこととなる。武装はエネルギーソード、ベイル（盾）が付属。

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IMS 1/100 バッシュ・ザ・ブラックナイト

　IMS製品化第２弾は、ハスハ侵攻時の姿を再現した黒騎士。腰アーマーが脚の可動に追従して動くなど、ザ・バングの開発経験を活かした独特の可動構造を持つ。ベイルと、長短２種のスパイド（実剣）計３本が付属。キットは３色成型で、パーツ数は369。

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IMS 1/100 V・サイレン・ネプチューン

　第３弾に選ばれたのは、魔導大戦にて熾烈な戦闘を披露したフィルモア帝国の皇帝騎。肩やスネ装甲の複雑な三次曲面に硬さや不自然さはなく、生々しい造形で再現されている。もちろんフル可動仕様で、両手のスパイドを振るうダイナミックなポーズを取らせられる。３色成型、321パーツ。

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IMS 1/100 V・サイレン・プロミネンス

　フィルモア帝国を象徴する皇帝騎。魔導大戦の最中、ハスハ侵攻時に初陣を飾った際の、不要な装甲を取り払った駆逐型MHとしてのスタイルを再現。ほぼ同時発売となったネプチューンとは、設定通り一部のパーツが共通化されている。こちらは３色成型、384パーツ。

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IMS 1/100 L.E.D.ミラージュ V3 インフェルノ・ナパーム

　アドラー星侵攻時の仕様で初のIMS化を果たしたL.E.D.ミラージュ。迫力の背部フレイムユニット、全長70cm以上に及ぶ長大な右腕フレイムランチャーのほか、最新設定が反映された精密な内部フレームや重厚なベイルといったポイントを意欲的に再現。キットは半透明状の外装パーツなどを含む６色成型、パーツ数はシリーズ最多の806パーツ。

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IMS 1/100 L.E.D.ミラージュ V3 単騎仕様 Ver.

　フレイムランチャーをオミットし、手に取りやすいボリュームとしてリパッケージ。スパイドと鞘が新規に付属する。５色成型、パーツ数は507。

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IMS 1/100 テロル・ミラージュ

　アマテラスが開発したミラージュ・マシンの一騎で、隠密行動・後方撹乱任務に長じたMH。本騎ならではの手裏剣型ホーミングブーメラン「バルバラ」は、格納状態と展開状態を選択式で再現。もちろん作中で使用したグランシーカー×２、スパイドも付属する。成型色は３色からなり、パーツ数は569。

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IMS 1/100 シュペルター・K.O.G.

　剣聖ダグラス・カイエンも搭乗した名騎を５色成型で、495パーツにて立体化。また、本製品は一部パーツにメッキを施した「秋葉原ホビー天国オープン記念限定バージョン」も期間限定販売された。

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IMS 1/100 ヴァイ・オ・ラ(クルマルス２)

　特異な頭部、背面のマント状アーマーなど、「稀代の名騎」の特徴を忠実に立体化。肩アーマーとヒジ関節を繋ぐパイプは軟質パーツを採用し可動を妨げない。成型色は４色、361パーツで構成。

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IMS 1/100 ザ・ナイト・オブ・ゴールド＝デルタ・ベルン 3007＝

　星団暦3007年、デルタ・ベルン星でお披露目された際の、儀礼用の大弓を携えた状態のK.O.G.キットで、通称は「式典版」。GTMカイゼリン設計時に確立されたABSOMEC（絶対機構）の技術を一部採用、ポージング性能に磨きがかけられている。キットは２色成型、456パーツ。

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IMS 1/100 オージェ・アルスキュル

　ウォータードラゴン（シュペルター）の姉妹騎で、剣聖ダグラス・カイエンのために製作された試作MH。キットは４色成型、パーツ数は367。両肩のオージェ・バインダーは可動と強度確保を両立しており、組み立てに配慮。ボークスGL/VS/VIP会員限定版は、バインダーにメッキ加工が施されている（写真下）。

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IMS 1/100 ナイト・オブ・ゴールド・A-T

　通称「式典版」をベースに、王冠を模した荘厳な装飾が施された頭部や、スカートアーマーが延長されバスター・ユニットが取り外された腰周りなど、K.O.G.の２番騎「ナイト・オブ・ゴールド・A-T」の特徴を再現。２色成型、パーツ数は502パーツ。

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IMS 1/100 ザ・ナイト・オブ・ゴールド

　2022年５月現在の最新作となる、IMS 1/100キット第13弾。先に発売された「式典版」に全長61cmのバスターランチャーを新規で追加、星団暦2988年の初陣でバスター砲を放った姿を再現している。パーツ数は539、２色成型を採用。

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IMSキットは1/144も充実!!

　ボリュームが抑えられリーズナブルな1/144版IMSキットは、現在５種が展開中。ラインナップにはザ・バングやサイレンシリーズなど、1/100版のノウハウを基に開発されたものが多いが、そのなかで現在1/144のみで立体化されているA・トールの存在がキラリと際立つ。

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IMS 1/144 バッシュ・ザ・ブラックナイト

　1/144版のIMSシリーズ第１弾。1/100版のスケールダウンにとどまらず、プロポーションやパーツ構成などを見直し最適化。キットは３色成型、308パーツ。

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IMS 1/144 S.S.I.クバルカン ザ・バング

　1/100版から10年、より洗練された設計で立体化された1/144版「破烈の人形」。３色成型の249パーツで構成され、関節保持力、組み立てやすさが向上している。

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IMS 1/144 A・トールBS

　星団３大MHに数えられる名騎を、魔導大戦時の仕様で立体化。特徴的な両肩のラウンドバインダは着脱可能、付属の水転写デカールには異なる騎体番号が用意されており、作中に登場した複数の騎体を再現できる。３色成型、308パーツ。

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IMS 1/144 V・サイレン・ネプチューン

　フィルモア帝国筆頭騎士クリスティン・Vが駆る孔雀色の皇帝騎、その1/144版。痩身のシルエットゆえにIMSシリーズではもっとも少ない３色成型、200パーツで組み上げ可能。肩の特徴的なレリーフは水転写デカールが用意される。

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IMS 1/144 V・サイレン・プロミネンス

　若き皇帝ダイ・グが駆る駆逐型MHを1/144で立体化。対をなすネプチューンとはフレームのランナーを共通とするが、こちらは装甲の合わせ目処理を必要としないなど、より一層のデザイン再現度を追求。キットは３色成型、パーツ数は228。

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