HOME記事スケールモデルいろいろ遊べる「俺たちの1/12便所シリーズ」をレビュー!塗装の力で鋼鉄の男子便所を作ってみた【マイルストン】

いろいろ遊べる「俺たちの1/12便所シリーズ」をレビュー!塗装の力で鋼鉄の男子便所を作ってみた【マイルストン】

2026.09.26

 2013年に発売されたマイルストンの人気プラキット「俺たちの1/12便所シリーズ」が待望の再販! 以前最後に再販されたのが2016年だったので、約10年の時を経ての復活となります。
 手持ちのフィギュアを置いても良し、リアルに仕上げても良し、思いっきりネタに振っても良しと万能に遊べるこちらのキットをホビージャパンウェブでも遊んでみました。

俺たちの1/12 男子便所
俺たちの1/12 洋式便所
俺たちの1/12 和式便所

●発売元/マイルストン●各2970円、発売中●1/12●プラキット


キットレビュー

商品は全3種。男子便所、洋式便所、和式便所の3種類がさまざまなアクションフィギュアと合わせやすい1/12スケールで再現されています。箱の中には各便器に加えて壁パーツと床のシート、ポスター風シールが付属。

キット内容

俺たちの1/12男子便所

▲ これが男子便所の中身。便器が2つと手洗い場まで付属するのが嬉しいポイントです

俺たちの1/12洋式便所

▲ こちらは洋式便所

俺たちの1/12和式便所

▲ 和式便所は便器とタンクの形をそれぞれ2種類から選択して組み立てることができます
▲ 配管など一部パーツはメッキパーツとなっています。実物の配管もメッキ加工されているものがほとんどなので、かなりリアル!

パーツを確認したら早速組み立ててみましょう。接着剤が必要となりますので、ニッパーと接着剤のご用意を忘れずに。

▲ パーツ同士がピッタリ合ってくれるので、接着剤に慣れていなくても簡単に組み立てられます

20分もあればあっという間に男子便所が完成! シンプルなパーツ構成にしてはかなりのリアリティにビックリです。

目線の高さで撮影すればキレイな男子便所そのもの。

特にメッキパーツの効果が抜群です。排水口までしっかりとメッキで再現されているのがリアリティの秘訣でしょうか。

洋式便所も同じくらいの時間で完成。目にする機会の多いタイプの便器ですが、いつも見ている景色そのものですね。

▲ トイレットペーパー、サニタリーボックスが付属
▲ 配管+レバーもリアル。置いておけばそこから配管が生えているように見えるので、好きなところにトイレを設置することができます

▲ 内蓋・外蓋が開閉するギミック付!

そしてこれが和式便所です。今となっては目にする機会も少なく、特にこんなにキレイな状態の和式を見るのは新鮮な気持ちです。

▲タンクの中の玉も再現するというこだわりっぷり
▲ タンクの無いタイプに差し替えることができる

タンクや手すり、スッポンなどの小物、何となく和式で見かけることのほうが多い気がするメッキのペーパーホルダー、そして床のプラパーツなど情報量が多く、満足度の高い一品です。

見えない便器の「底」まで再現されているという妙なこだわりっぷり。他の2アイテムと同じようなフラットな床と底を選択することもできるので、用途に合わせて組み立てましょう。

シリーズ商品同士を繋げると完全なる便所のディオラマに。何かストーリーが始まりそうな予感がしてきます。

▲ 前アイテムにお店に貼ってありがちなポスター風シールが付属。

「鋼鉄の男子便所」を作る

キットの素性を一通り楽しんだ後は、プラモの醍醐味とも言える塗装をエンジョイ。ウェザリングを駆使してリアルな使用感を再現するのも乙なものですが、せっかく遊びしろのあるプラモなので自由に作ってみましょう! リアルからはかけ離れた「鋼鉄の男子便所」を作っていきます。

まず壁・便器・床シートを含む全パーツにガンメタルをスプレー。均一に吹こうとする必要はなく、むしろムラを敢えて残すのがポイントです。

続いてMr.カラー スーパーメタリック2のスーパージュラルミンで全体をドライブラシします。

▲ ドライブラシとはその名の通り乾いた筆を使って粗く塗料を塗りつけること。カサカサ&バサバサの筆に塗料を付け、塗料で湿った分をティッシュに押し付けてさらにバサバサにします
▲ その筆で壁を引っかくように塗装します。これで擦れたキズを表現しているので、そのことを意識して筆を動かす方向を定めましょう。

便器にもドライブラシ! 迷ったら重力の働く方向に擦ると、良い感じのキズになります。

次に立体感を増すために影色になるグレーでのウェザリングを追加します。

▲ タイルへのスミ入れも兼ねて暗い色のウェザリングを。スミ入れ塗料のダークグレイを全面に塗布します
▲ 少し乾いたら、上から下に綿棒で全体を拭う! この工程を全パーツに行いましょう

簡単ステップでこんな風な仕上がり! 塗装の効果でかなり金属感が出ているのではないでしょうか。
鋼鉄の男子便所としてはこれで完成と言ってもまったく問題ないのですが、楽しくなってきたのでもう少しだけウェザリングをしましょう。

▲ Mr.ウェザリングカラーのステインブラウンでさびを追加!
あまり汚し過ぎにはしたくないので、角のあたりにかなり控え目に塗る程度にしています
▲ 塗った後は筆でぼかしましょう
▲ 焼鉄色を付けたスポンジで軽く叩いて、ワンポイントを加えます
▲ 乗りに乗って来たので、最後にもうちょっとだけやりましょう。便所にはまず付かないであろう金属の「焼け表現」をプラス。メッキパーツの根元のほうにMr.ウェザリングカラーのシェードブルーを筆でちょんちょんします
▲ 綿棒でボカせば簡易焼け表現の完成

完成!

塗装だけで歴戦の騎士(ナイト)のような鋼鉄の男子便所が完成しました。派手に仕上げたキズや控えめに施したサビも程よいバランスになり、情報の詰まった作品に仕上がっています。

いかがだったでしょうか?
もともとユニークなキットなので何をしても面白くなる、それが「俺たちの1/12便所シリーズ」の魅力です。
皆さんも自由に楽しんでみましょう!

さらにこちらの「俺たちの1/12便所シリーズ」を使用した作例を月刊ホビージャパン12月号(10月23日発売予定)に掲載予定。お楽しみに!

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