『マスターズ・オブ・ユニバース』ヒーマン、スケルターなど伝説のフィギュアが21世紀に甦る!全米を熱狂させたアメトイの魅力と歴史をみてみよう!【DANGAN EXPRESS】
2026.08.2221世紀に甦る伝説のフィギュア
ヒーマンを手にしてアメトイのレガシーを体感せよ!
映画『マスターズ・オブ・ユニバース』が公開され、その関連アイテムがアマゾン限定で発売されている。この映画の原作となったのは1982年にマテル社が送り出した男児向けアクションフィギュア・シリーズである。英雄ヒーマンと、宿敵スケルターをはじめとする個性ありすぎるキャラクターたちが繰り広げる剣と魔法のファンタジーに、SFメカ、怪物、恐竜、古代神殿、蛮族的な肉体美を大胆に混ぜ込んだその世界観は、全米の子供たちの心を鷲掴みにする。当初は物語のキーとなる「髑髏城(キャッスル・グレイスカル)」を大型アイテムとして発売し、フラッグシップアイテムとしていたが、シリーズの人気の高まりとともに数多くのプレイセットが発売され、ついには作品世界そのものであるエターニア(Eternia)までもが商品化されている。
マスターズ・オブ・ユニバース クロニクル ヒーマン
マスターズ・オブ・ユニバース クロニクル ヒーマン
●発売元/マテル・インターナショナル●5500円、発売中●amazon限定
マスターズ・オブ・ユニバース クロニクル スケルター
▲ジャレット・レトの無駄使い(誉め言葉)と話題になったスケルター。海外では、今回の映画で魅せたコスプレ姿の商品化も決まっているとか
マスターズ・オブ・ユニバース クロニクル スケルター
●発売元/マテル・インターナショナル●5500円、発売中●amazon限定
キャッスル・グレイスカル
▲ヒーマンを語るうえで欠かすことのできないプレイセットでアイコンといっても良い存在。分割することで2種類のプレイセットとして遊ぶことができる
キャッスル・グレイスカル
●発売元/マテル・インターナショナル●22000円、発売中● amazon 限定
その造形の源流には、フランク・フラゼッタ的なバーバリアンや映画『コナン・ザ・グレート』に代表される蛮族ファンタジー人気、そしてアーノルド・シュワルツェネッガーに象徴されるボディビルダー文化、ハルク・ホーガンに代表されるプロレスラーとともに、80年代半ば以降のアメリカに広がった「筋肉ヒーロー文化」と強く共鳴し、80年代を代表するキッズカルチャーの代名詞ともいうべき存在へと成長している。ちなみにTVシリーズ『マックスヘッドルーム』や映画『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!- 』など映像作品で言及されることも少なくない。
マスターズ・オブ・ユニバース クロニクル マン・アット・アームズ
▲今回の映画では物語を牽引する存在となるマン・アット・アームズ。海外では宿敵ともいうべきトラップ・ジョーも発売されている
マスターズ・オブ・ユニバース クロニクル マン・アット・アームズ
●発売元/マテル・インターナショナル●5500円、発売中●amazon限定
その人気を決定的なものとしたのが、1983年に始まったTVアニメ『He-Man and the Masters of the Universe』の存在で、今回の映画は、どちらかというとこのアニメ版をベースに製作されている。
日本では1984年に『魔界伝説ヒーマンの闘い』と銘打ちタカラ(現:タカラトミー) から発売されていたが、ガンプラブームまっさかりの日本のお子様には限定的な人気に留まった。その後もマテルジャパンによって再度、日本展開が進められるが増尾隆幸氏による日本版ポスターが発表されただけにとどまっている。またバンダイのガシャポンでの発売も予定されていたが、これも未発売に終わっている。
ほえる! かみつく! バトルキャット
▲映画ではラストで大活躍(!?)を魅せるバトルキャットも商品化。サウンド&アクションギミックが楽しい。ヒーマンを乗せることであのラストシーンも再現可能
ほえる!かみつく!バトルキャット
●発売元/マテル・インターナショナル●4950円、発売中●amazon限定
1989年代のSF寄りリブートである『New Adventures of He-Man』、2002年版の現代的再解釈、大人向けコレクター商品「MOTU Classics」、そして近年の「Origins」や「Masterverse」などなど何度となく復活を続けており、近年では他のIPとのコラボも積極的に行われているが、日本ではどうしてもその魅力が届くことはなかった。だが、それは裏を返せば、日本の玩具ファンにとって『マスターズ・オブ・ユニバース』が、いまだ十分に掘り尽くされていない巨大な鉱脈であることを意味している。筋肉、髑髏、剣、城、魔法、メカ、怪物──80年代アメリカの子供たちを熱狂させた過剰なイメージの奔流は、いまこそ日本人も実感できるはずだ。今回の映画と関連アイテムの展開は、日本では長く“知る人ぞ知る存在”にとどまっていたヒーマンの世界に触れる、絶好の機会といえるだろう。
ひかる!うなる!パワーソード
ひかる!うなる!パワーソード
●発売元/マテル・インターナショナル●9570円、発売中● amazon 限定
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高井近志
かつては大作映画が公開されると数多くのアクションフィギュアなどがオモチャ売り場をにぎわしたものであるが、それも遠い昔の話。そんななか、『マスターズ・オブ・ユニバース』は映画と同時にモリモリと商品が発売され嬉しい限りであったり。





























