【もう一度オラザクに出るなら作るもの】第2回全日本オラザク選手権大賞モデラー・野田啓之氏がメガサイズザクを製作!【特集試し読み】
2026.10.04もう一度オラザクに出るなら作るもの/ザクⅡ・アルビオンレイダー 【BANDAI SPIRITS 1/48】●野田啓之 月刊ホビージャパン2026年11月号(9月25日発売)
もう一度オラザクに出るなら作るもの
野田啓之編
月刊ホビージャパンで現在も活躍するモデラーのなかには、オラザク選手権への参加経験のある方が少なくありません。締め切りやキットの発売スケジュールにとらわれず、自身が作りたいものに打ち込んでいたあの日々。レギュレーションにはプロの参加を禁止する文言はありませんが、やはり仕事としての作例を作りながらコンテストに挑戦するのは簡単なことではありません。しかし、今もう一度オラザクに出るとしたら、モデラーの皆さんは何を作るでしょうか? 今回はそんな質問をふたりのオラザク出身モデラーに投げかけてみました。
1人目のモデラーは第2回全日本オラザク選手権で大賞を受賞した野田啓之さん。巨大なミノフスキー粒子散布機を背負ったザクで大賞を手にした彼が製作したのは、再び巨大な武装コンテナを背負ったメガサイズザク! セルフパロディ的な要素もありながら、『スター・ウォーズ』を愛する野田さんらしい、パネルラインびっしりの作例は、細かいことは気にしない、ひたすら自身の“好き”を注ぎ込んだ、まさに“オラザク”といえる作品ではないでしょうか。
BANDAI SPIRITS 1/48スケール プラスチックキット “メガサイズモデル”量産型ザク使用
ザクⅡ・アルビオンレイダー
製作・文/野田啓之
オラザク選手権30回に向けて
「オラザク選手権」は“オラのザクはこれだ!”を集めてコンテストしよう! というのが出発点だったと記憶しております。その頃からするとコンテストのレギュレーションも変化し、模型作りに関しては使える素材や道具も格段に増え、コンテスト自体が随分と進化したように思います。物作りにおいても私みたいに地方に住んでいてもネット通販等を活用すればある程度の材料はそろえられるので組み合わせの幅も格段に増えました。また、手頃な価格の3Dプリンターの登場でこれを活用すれば(これはこれでプログラム等PCのスキルが必要になりますが)形作りと複製は機械がやってくれる時代です。大賞受賞後に何度か審査員も務めさせていただきましたが、毎度応募者の力作を見て「自分も頑張らなきゃ」と刺激を受け続けており、これは今でも変わりません。正直言って今の作品は私なんかでは作れないすごすぎる作品も増え、今だったら私の大賞受賞作品など審査員の誰かには刺さっても、大賞の受賞までには至らないでしょうね(笑)。昔と比べて何の賞を取るにもハードルが高くなりすぎてて、とても難しくなったとも言えると思います。
コンテストは時の運が7割を占めるというのを聞いたことがありますが、私もかつてフルスクラッチの1/144のデンドロビウムを自信たっぷりにコンテスト会場に持ち込んだら、スケールは1/220ですがアレンジたっぷりのデンドロがあり、そちらのインパクトが強過ぎて私のはそれこそ見向きもされず惨敗したことがあります。後に「あれが無ければ……」と言われつつ「宮崎にあんなもん作るバカが居るんだ(笑)」とだけ印象付けして帰った記憶があります(笑)。
最後に、これからのオラザク選手権においてレギュレーションの範囲で好きなものを作って応募することが大前提ですが「カッコ悪いけど迫力だけは自信あります!」や「誰が何と言おうとオラのザクはこれだ!
見てくれ!」といった、審査員をビックリさせるようなインパクトある作品を見せて欲しいなと切に願っています。
続きは「月刊ホビージャパン 2026年11月号」をぜひご覧ください!

BANDAI SPIRITS 1/48スケール プラスチックキット “メガサイズモデル”量産型ザク使用
ザクⅡ・アルビオンレイダー
製作・文/野田啓之
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野田啓之(ノダヒロユキ)
第2回全日本オラザク選手権で大賞を獲得。その後本誌モデラーとして、キャラクターモデルを中心に20年以上にわたって活躍中。


















