セイラマスオが「MG プロヴィデンスガンダム」をキットの良さはそのままにキュベレイ的なプロポーションに改造!?【セイラマスオの気まぐれガンプラ製作記RETURNS 第7回】
2026.08.22
セイラマスオの気まぐれガンプラ製作記R/ZGMF-X13A プロヴィデンスガンダム【BANDAI SPIRITS 1/100】●セイラマスオ 月刊ホビージャパン2026年9月号(7月24日発売)
Whimsical Gunpla Production Notes
セイラマスオの気まぐれガンプラ製作記RETURNS
個性的なテクニックと淡い塗装表現で、月刊ホビージャパンモデラーのなかでも他と一線を画する存在のセイラマスオ。彼が気ままに「ガンダムSEED」シリーズのガンプラ製作を楽しむ過程をお届けする連載「セイラマスオの気まぐれガンプラ製作記リターンズ」。今回からはMGキット編。まずはMGプロヴィデンスガンダムを題材に、オマージュたっぷりに切った貼ったしていきます。
製作・解説/セイラマスオ
前回の記事はコチラ
ウマく作るためのHow toじゃありません
これまでどおり、私なりのガンプラ製作法を今回も変わらずご紹介していきます。どうも万人向けというわけではないらしい私の製作法ですが(笑)、工作的には基本的なもの中心だと思いますので、楽しみながら模型と向き合っている様を温かい目で見守ってもらえたら幸いです。
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theme:自由な発想でコンセプトを決めて仕上げる[前編]
use kit:MG プロヴィデンスガンダム
MASUO’s Planning
▲『SEED』MS製作編も、ついにこのプロヴィデンスからMGのキットとなります。キットは当然のように抜群のかっこいいプロポーションと超ハイディテールを誇る素晴らしい出来! 実は普通にプロヴィデンスとして作る作例は以前にやっていますので、今回はこのキットの出来のよさはそのまま活かしながら、少し違った切り口でアプローチしていきたいと思います
❶まずはコンセプトを決める
▲今回は自由な発想で改造プランを検討。プロヴィデンスガンダムは作中のボス級MSであるという点に着目。多数の遠隔操作兵器という特徴や、さらに「パイロットがクローン」という点からイメージを膨らませ、最終的に「キュベレイMk-IIのようなシルエット」を目指す方向性に決定!(Mk-IIですが、ボスMSと同格の機体ということで……)
❷バックパックを分解
▲キュベレイを目指すにあたっての最初の問題は、肩の大型バインダーの再現。そのために目をつけたのが大型バックパック。これを活用できれば……
▲バックパックをドラグーンの基部ごとに細かく分割してバラバラにします。まずは鉛筆でアバウトに分割線を書いて……
▲しっかり寸法を測って、正式な分割ラインを書き直してから切断するつもりが、勢いあまって下書きラインのままノコを入れちゃいました(汗)
▲元々検討用に適当に書いた分割線だったものが、適当に進めてしまった影響で実際の切断箇所になってしまったものだから、ご覧のとおりにラインがガタガタで不揃い(苦笑)。皆さんは計画的にやりましょう
▲こういう大胆な加工はいろいろ考え始めると手が止まってしまいがちなので、若さゆえの過ち的なこういう先走り工作も必要といえば必要なのかも(若くはありませんがww)
▲とりあえず当初の目的どおり、バックパックをバラバラに分割できました
▲切り分けたドラグーンと基部は、肩アーマーに移設してキュベレイ的大型アーマーになるように検討します(あくまでシルエット的にですが)
▲ドラグーンとその基部を切り取られたバックパックは、この状態のままここに残すことにします
▲この切断でぱっくりと空いた切断面をどう塞いでいくか……。面倒な作業になりそうです
▲そこでキットのランナーに大量にあった、タグ部分以外のパーツ保護用の板状ランナー(お宝♪)を活用していきます
▲ドラグーン基部の切断面をさっきの板状ランナーで塞いでいきます
❸肩アーマー大型化
▲それでは実際に肩アーマーを仕上げていきます。まずはスペーサーとしてキットの余剰パーツを肩アーマー上部に接着
▲肩アーマーを横方向へ延長するように、バックパックのドラグーンと基部を設置しました
▲これでかなり肩アーマーが横方向に大型化できます(あくまでシルエット的にですがww)
▲さらにその上部に小ドラグーンとその基部も乗っけることで、肩アーマー全体をボリュームアップします
▲ボリューム的にはかなりイイ感じになりましたが、凸凹のツギハギ感がどうにも半端ないので……
▲ここで流用パーツの登場です。パーツはHG Gエグゼスの盾!(しかも×2!!)持つべきモノはやはり流用パーツですなー♪
▲ツギハギだらけの肩アーマー前面に盾パーツをほとんどそのまま貼り付けると、劇的に見映えがよくなりました(裏面はそのままですがw)
次ページ──バックパック、脚部短縮etc.
©サンライズ
セイラマスオ
独特の視点と考察によるディテール工作術“マスオディテール”と、作品問わずパーツを使いこなすミキシングテクニック、そして成型色を活かした淡い塗装仕上げを得意とする本誌名物モデラー。
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