『ロックマンX』版の「ゼロ」がコトブキヤからキット化!丁寧な基本工作と質感アップの光沢塗装で『ロックマンX4』での赤いイレギュラーの姿も合わせてキットレビュー!
2026.08.01二面性を持つ特A級ハンターを光沢塗装で魅せる!
コトブキヤが展開する『ロックマンX』シリーズのプラキット。2月に登場しているのがゲーム第1作『ロックマンX』でのゼロを再現した「ゼロ 1st Ver.」だ。プレイアブルキャラクターとなった後続作品版とはデザイン上で相違点が多く、これらを新規パーツで再現。加えて『ロックマンX4』内の過去回想シーンにおける危険なイレギュラーとしての姿も再現できるようになっている。ふりつくによる作例は、強く頼もしく、しかし危険性も孕んだキャラクターを光沢塗装で表現。キットの良好な造形を引き立てている。なお、同じくふりつくの手で“最強のイレギュラーハンター”も製作中! こちらも楽しみにお待ちいただきたい。
コトブキヤショップ限定版も発売決定!

コトブキヤの店舗および通販限定で、メタリック成型色への変更と新規造形のエフェクトを追加した「ゼロ 1st Ver. Limited Edition」も発売。ロックマンX フルアーマーとエフェクトを組み合わせればスパイラルクラッシュバスターが再現可能に!
ゼロ 1st Ver. Limited Edition
●発売元/コトブキヤ●13200円、12月予定●1/12、約14.4cm●プラキット●コトブキヤショップ限定アイテム
どうもふりつくです。今回はコトブキヤさんの「ゼロ 1st Ver.」の製作です。
先行して出ていた『ロックマンX2』以降の仕様とは異なったシンプルなデザインをしっかり再現。『ロックマンX4』で登場した“赤いイレギュラー”を再現できるボーナスパーツも付いてくるということで、歴代ファンには嬉しい内容になっています。これはシグマ隊長と戦わせるしかないですね!
というわけでさっそく組み立てていきましょう!
こちらのキットは全身に結構な数の合わせ目が出るので処理のしがいがあります。
デザイン的にディテールなども少なく合わせ目消し自体は楽なんですが、ところどころはさみ込みのパーツがあります。ヒジや肩関節は塗装と合わせ目消しを交互に進めていき、ヒザなどの一部はパーツのダボを切り取って後ハメ加工をしました。
側頭部にも少し目立つ合わせ目が出るんですが、顔パーツの差し替えに分解する必要があるため今回は泣く泣くそのままに。上手い分割方法を知ってる方は教えてください……。
また今回はアーマー部分をグロス仕上げにするので、いつもより表面処理は入念に。特にヒザアーマーなどはパーツが大きく少しヒケなども気になるので、神ヤス! の240番から600番までで大まかに整面したあとサーフェイサーを塗布、乾燥後にウェーブのヤスリスティックフィニッシュで細かな傷をならしてから、もう一度ガイアカラーのピンクサフで下地を作りました。
続いて本塗装。メインの赤はガイアカラーのブライトレッド、太モモなどの黒はガイアカラーのサーフェイサーエヴォ ブラックに少量Ex-ホワイトを足したもの、腹周りのグレーは同サーフェイサーに少量シアンを足したものでそれぞれそのまま傷消し兼塗装。
関節およびバスターのシルバーはスターブライトシルバーで。またバスターのメタリックレッドにはプレミアムメタリックのレッド深紅を使用してみました。少しお高いですが、深みがありながらも鮮やかなメタリックレッドになって非常にカッコいいです!
細かな塗り分けはドット絵を参考に。バスターなどのクリアーオレンジがオミットされている部分はスターブライトシルバーで塗装後クリアーオレンジでキャンディ塗装して他のクリアーパーツと違和感がないようにしました。
基本塗装が仕上がったらシタデルカラーのナルンオイルでスミ入れ。
最後に腹部分と上腕、太モモは半ツヤ、他部分は光沢でそれぞれトップコート。光沢部分はしっかりとツヤっぽさを出したかったので3回ほど塗り重ねたあと、下地処理でも使ったウェーブのヤスリスティックフィニッシュで細かな凹凸を削って、最後にその傷を埋めるクリアーを吹いて完成です!
コトブキヤ 1/12スケール プラスチックキット
ゼロ 1st Ver.
製作・文/ふりつく
ゼロ 1st Ver.
●発売元/コトブキヤ●8580円、発売中●1/12、約14.4cm●プラキット
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©CAPCOM
ふりつく
ミニチュアモデルを中心にオールジャンルで活躍。筆塗り塗装で魅せるモデラー兼ペインター。
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