HOME記事スケールモデル海軍練習機の「白菊」がチェコ2メーカーから新金型で登場!RSモデル製とKPモデル製の違いは?「ATR-72-600 ターボプロップ旅客機」と「レッドブル・レーシング RB21」もご紹介!

海軍練習機の「白菊」がチェコ2メーカーから新金型で登場!RSモデル製とKPモデル製の違いは?「ATR-72-600 ターボプロップ旅客機」と「レッドブル・レーシング RB21」もご紹介!

2026.09.14

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日本海軍 九州 K11W 白菊 練習機

海軍練習機の白菊がチェコ2メーカーから新金型で登場

日本海軍 九州 K11W 白菊 練習機

 陸上攻撃や艦上攻撃機、急降下爆撃機、偵察機、観測機といった機種の乗員訓練を目的とした日本海軍ならではの特殊な機体白菊が、なんとチェコのメーカー2社からリリースされる。生産機数は749機とさほどではないように感じるかもしれないが、日本海軍の戦闘用航空機としては零戦と紫電に次ぐ生産数であり、その意味では決してマイナーな機体ではない。その開発は日米開戦を間近に控えた1941年6月から後に九州飛行機と改称されることになる渡辺鉄工所で開始され、1943年から生産が開始された立派な大戦機である。操縦士と教官を納めたコクピットの下方に床板を設け、ここに3名の訓練員を収容したのが特徴だ。515hpという非力なエンジンのため最大速度は230km/hと低速だが、その目的からは問題でなかったはずだ。最初の生産型一一型に続き、コクピットの教官を廃止して訓練乗員を増やした二一型が生産されている。大戦末期には特攻機として沖縄戦に投入され、翼下に250kg爆弾を搭載したことでその速度は180km/hにも満たなかったが、それでも駆逐艦1隻と輸送艦3隻を撃沈している。しかし多くは撃墜されるという、悲劇の機体であったことは間違いない。さてRS製の白菊だが、デカール3種が付属し 上下2段の乗員席を再現している。なおキットの内容は同じだが、デカールを改め箱絵が練習機然としたオレンジから、上面を濃緑色としたキットも並行してリリースされている。一方老舗メーカーであるKP製のキットは、3Dプリンター製の天風二一型エンジンが付属し、キャノピーが初期生産機と後期生産機の2種がセットされ、さらに脚も2種から選択が可能だ。
 さらにマスキングシートも同梱され、デカールも4種類が付属しており、戦後の緑十字機や中国空軍も用意されている。なおRSと同様にKPも、デカール替えで3種類を同時にリリースする。

日本海軍 九州 K11W 白菊 練習機

●発売元/RSモデル、販売元/ハセガワ●7040円、10月予定●1/72●プラキット

九州 K11W1 白菊 ハイテックキット

九州 K11W1 白菊 ハイテックキット

●発売元/KPモデル、販売元/ビーバーコーポレーション●6160円、発売中●1/72●プラキット


ATR-72-600 ターボプロップ旅客機

ATR-72旅客タイプの最新型が1/144スケールで登場

ATR-72-600 ターボプロップ旅客機

 エアライナーの標準スケールともいえる、1/144で旅客機のキットをリリースし続けるウクライナのXウイングス最新作で、フランスとイタリアの合弁会社 ATRが前作ATR42の拡大発展版として開発したのがこの ATR-72である。日本を含めて数多くの国が採用しており、一部では軍用輸送機や対潜哨戒機として導入した国もある。基本的にはATR-42に準じるが、胴体と主翼を延長して燃料搭載量を増大し、航続距離の延伸と旅客数の増加を図ったのがその変更点となっている。キットの600型はシリーズ最新型であり、多機能ディスプレイを使用したグラスコクピットを採用したのが特徴だ。キットは全幅、全長ともに19cmと手頃なサイズで、パーツ数も少なく簡易インジェクションキットのため組み立てにはある程度の技量を必要とするが、それを除けばさほど難しいものではあるまい。風防はクリアーパーツが用意されているが胴体窓はなく、デカールで再現するという往年の方式が採られている。またプロペラは通常のものに加え、駐機時に風で回転するのを防ぐフェザリング状態も用意されている。デカールは箱絵でもあるインドネシアのクアラナムエア1種のみだが、今後デカール替えで他のエアラインがリリースされるものと思われる。

ATR-72-600 ターボプロップ旅客機

●発売元/X-スケールモデルズ、販売元/ビーバーコーポレーション●8690円、発売中●1/144●プラキット


レッドブル・レーシング RB21

レッドブル・レーシングの2025年F1マシン

レッドブル・レーシング RB21

 先月紹介したマクラーレンMCL39に続いてレッドブルの2025年F1マシン、RB21が完全新金型で登場。マックス・フェルスタッペン、リアム・ローソンのドライバー布陣で開幕、ローソンは第3戦の日本グランプリから角田裕毅と交代し、日本人選手がトップチームのマシンをドライブすることでも注目を集めた一台。キットは塗装、接着不要で、マーキング類もデカールとステッカーの両方が用意されており、ビギナーにも配慮した内容となっている。マクラーレン、レッドブルとくれば次は自国メルセデスマシンかと勘繰りたくなるところ。1/20スケールのレベルF1マシンの今後の展開にも要注目だ。

レッドブル・レーシング RB21

●発売元/ドイツレベル、販売元/ハセガワ●19690円、12月予定●1/20●プラキット

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