『ウルトラマンテオ』放送直前!天文研究会の5人による座談会をお届け【岩崎碧(光石イブキ役)×神谷天音(風間エマ役)×上村侑(火浦リンタロウ役)×中田乃愛(和泉カンナ役)×森本竜馬(苫米地ワタル役)】
2026.07.03——『ウルトラマンテオ』のメイン監督を務められている二宮崇監督は「ウルトラマン」シリーズでの登板が初となる監督です。二宮監督はどのような方でしたか?
岩崎●特撮が初めて同士、同じ視点と言いますか。「俺もこれ初めてだからあんまりわかんないけど!」みたいな感じで緊張をほぐしてくださったり、優しく声をかけてくださってあまり気構えずに撮影に挑めました。『ウルトラマンテオ』という作品自体が人間ドラマを重視している側面があるので、そういう部分に二宮監督の作る現場の雰囲気が活きていると思います。
上村●すごく役者ファーストの監督だよね。
岩崎●ご飯とかも連れて行ってもらったりしました。美味しいステーキ! みんな600グラムずつ食べたんですよ!(笑)
——たくさん食べましたね(笑)。
岩崎●監督と役者という関係ではあるんですけど、近い距離で接してくださいました。「ずっとこういうふうに話していたいな」って思える、すごく心地の良い監督で……。大好きです。
上村●僕、監督からあんまり役のディレクションを受けた記憶がないんだよね。まったくなかったわけじゃないんですけど、監督には僕らが隠し持っている役との共通点が見えてて、それをいかに引き出していくかっていう方向のディレクションが多かった気がします。それがなんとなく、監督と役者としてというより、人と人として、僕らの自分自身との戦いみたいなものをサポートしてくれているような感覚があったんです。
岩崎●わかるかも。僕らのことをすごくわかってくれているというか、自分がやりたい表現の仕方にちょっとヒントをくれるようなイメージだった。
上村●ちゃんと自分のことを見てくれている感じがあるよね。
神谷●そうなんです! 自分では気づいてないところを引き出してくださる監督ですよね。だったなと思います。お芝居だけでなく、キャラクター作りなど様々な角度から一緒に考えてくださり、とても心強かったです。
中田●私は最終日までずっと緊張していて……そこは自分の弱さであり克服すべき点でもあると思うんですけど、監督は私に対してずっと「もっと自由に」「思うままに」と言ってくださっていたんです。それを私が実現できるかどうかは自分自身との戦いだったんですが、あそこまで寄り添って演出してくださる監督は私も初めてで、すごく身になりました。二宮監督とまたご一緒できるように頑張りたいなと思っています。
——先ほど中田さんとカンナが似ているという話もありましたが、やはり監督のそういったひとりひとりの個性を引き出すディレクションがあると、役とご自身に近いものがあると感じられるのでしょうか?
中田●私の場合、最初はすごく似てるなと思ったんですけど、やっていくうちに「あれ、全然逆じゃないか」と感じるようにもなったんです。カンナは近づいたと思ったら離れていっちゃうような存在だったので、撮影中もすごく悩みながら演じていました。でもその葛藤もまた映像に映った時に、カンナという役の複雑味のようなものになっていたら嬉しいですね。
——みなさんはご自身と役は近いと感じていらっしゃいますか? 離れていますか?
岩崎●僕はすごく近いなって思いますね。かえって違う部分が浮き彫りになったりもするんですけど……やっぱり演じていて「ここも共感できるな」「あっここも共感できる!」ってところがどんどん出てきたので、すごく演じやすかったです。
——上村さんは……クールでツンデレなリンタロウとはかなり違うように見えますが。
上村●まあそうですよね!(笑) 特に序盤はかけ離れてるかなと思います。
——ということは、徐々に上村さんの素に近い部分も……?
上村●全然出ないです(笑)。この感じは出ないんですけど、実は底の部分ではけっこう似たところもあるなと感じているんです。隙間で動くというか「あ、それ誰もやらないんだったら俺やるわ」みたいな、別にすごくやる気を見せるわけじゃないんだけど(笑)気が回るみたいな。そういう細かい部分の……痒いところに手が届く要員。
森本●それ好きだな!(笑)
上村●そういう、痒くなくなるためのパーツだと感じてるから。実際僕が痒くなくできてるかはわからんけど(笑)、そういう部分はけっこう似てたりするのかなと思っています。
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©円谷プロ ©ウルトラマンテオ製作委員会・テレビ東京












