HOME記事ガンダムHG『GQuuuuuuX』シリーズのダークホース的アイテム!?「ハンブラビ」がついに登場!丁寧な細部工作で完成度の高いキットをブラッシュアップ!

HG『GQuuuuuuX』シリーズのダークホース的アイテム!?「ハンブラビ」がついに登場!丁寧な細部工作で完成度の高いキットをブラッシュアップ!

2026.08.16

ORX-139 ハンブラビ(GQ)【BANDAI SPIRITS 1/144】●寝太郎23 月刊ホビージャパン2026年9月号(7月24日発売)

 HG ORX-139 ハンブラビ(GQ)特写

まさかまさかのキット化!異形の機体を細部工作でブラッシュアップ

 『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の最新キットとして、HG ハンブラビ(GQ)がいよいよ発売となった。出番はわずかでありながら、唯一の『機動戦士Zガンダム』から登場した機体のキット化であることや、立体映えするケレン味のある形状再現、劇中未登場の武装追加などなど、ガンダムファン、模型ファンからの注目度も非常に高いであろうキットである。極小のモノアイが可動するなど設計面でも力の入ったものとなっており、HG GQuuuuuuXシリーズにおけるダークホース的なアイテムとなっている。寝太郎23による作例は、細部のディテールアップを交えつつ製作。キットの高い完成度をさらに底上げさせている。

 HG ORX-139 ハンブラビ(GQ)正面
▲オーガスタ研究所で開発された可変型試作モビルスーツ。クランバトルに乗じたキシリア暗殺計画のため、ゲーツ・キャパが搭乗しポメラニアンズと戦った。開発元が違う、変形に時間を要する、など『Zガンダム』版との設定差異が見受けられ、『GQuuuuuuX』世界の情勢などにも想像が膨らまされる機体。HG化にあたってフェダーイン・ライフルと海ヘビが設定され、ライフルは鎌状のビーム刃が展開するアレンジも追加された
 HG ORX-139 ハンブラビ(GQ)背面
 HG ORX-139 ハンブラビ(GQ)胸部拡大
▲5基のモノアイはすべて色分けされているだけでなく、胸以外の4基は可動するという驚異的な設計。胸のモノアイも腹部側に固定されているため、胸と腹のひねりで表情付けが可能である
 HG ORX-139 ハンブラビ(GQ)ハンドパーツ
 HG ORX-139 ハンブラビ(GQ)ハンドパーツ改造
 HG ORX-139 ハンブラビ(GQ)ハンドパーツ改造後

▲秀逸な造形のハンドパーツ。作例は指の間の補強部分をナイフで削ってからヤスリで整えディテールアップ。繊細なので強度が下がる点には注意しよう

 HG ORX-139 ハンブラビ(GQ)腰部アーマー改造
▲腰部アーマー裏はプラ板を貼り込むことで立体的なパネルラインを追加した
 HG ORX-139 ハンブラビ(GQ)ライフルスコープ部改造
▲ライフルのスコープ部は裏側からピンバイスで穴を開けたあと、H・アイズをはめ込んでディテールアップした
 HG ORX-139 ハンブラビ(GQ)テールスタビライザー改造
 HG ORX-139 ハンブラビ(GQ)肩部改造

▲肩先端とテール・スタビライザー(「テールランス」ではない)は先端にパテやプラ材を貼り足してから削り込んで鋭く整形

 HG ORX-139 ハンブラビ(GQ)翼 改造
 HG ORX-139 ハンブラビ(GQ)翼改造②

▲翼は組み上げると可動部が抜けなくなる構造でガシガシ動かしても安心。作例は塗装のしやすさを優先して後ハメした。翼本体は赤線の位置でパーツをカットして着脱式にし、バックパックは中に軸受けを作って抜き差しできるようにしている

 HG ORX-139 ハンブラビ(GQ)変形
▲MA形態に変形。基本は『Zガンダム』のそれと変わらないが、スネのヒレが側面から後方に移った都合でスネを反転させる構造である
 HG ORX-139 ハンブラビ(GQ)フェダーイン・ライフル使用
 HG ORX-139 ハンブラビ(GQ)海ヘビ使用

▲劇中未登場の手持ち武装2種。『Zガンダム』でフェダーイン・ライフルを使用した他のMSたちの姿も想像せずにはいられない。海ヘビは未使用時と射出時を別々に再現している

 HG ORX-139 ハンブラビ(GQ)ポージング

 ハイこんにちは寝太郎です。今回はハンブラビ(GQ)を作ってみました。異形ながらもヒロイックな姿、しかし粉うことなく「ハンブラビ」になっています。キットはパーツ数も多くなく、さくさくと組めるうえ、ほぼ設定どおりに色分けされており、また合わせ目も目立たないように分割も非常に考えられた作りになっています。
 全体的にヤスリをかけて面出しを行い、各部のシャープ化を行います。
 尖らせたい部分の頭部、肩は瞬間カラーパテ、尾はプラ板を追加し削りました。部位やサイズ、求められる強度により材料を選択するとよいでしょう。平手は指と指の間に補強部分がありますが、ナイフやヤスリを使い除去するとリアルな造形がさらに引き立ちます。
 翼は合わせ目を処理したあと、基部で分割することにより後ハメ化、同様に翼の根元の取り付け部は軸受けを入れることで後ハメできるようにしています。
 腰アーマーの内側はプラ板でデコレーションすると、チラっと見えた時の満足度が上がりますので、ぜひチャレンジしてみてほしい工作ポイントです。
 塗装は劇中をイメージしたカラーリングで紺色系でまとめています。青系で3色あるので、事前に試し吹きして色のバランスを確認すると完成後のイメージがしやすいですよ。
 可変機のため塗膜が厚くなってスムーズな可動ができなくなると変形時に破損の恐れがありますので、軸部などはマスキングしておくことをお勧めします。特に頭部と耳のクリアランスは狭いので、塗装する場合は耳パーツ裏側を塗膜のぶん削っておくのを忘れずに。私は削らずに塗って完成間近でぜんぜん動かなくなってしまい、バラして塗り直しました……。
 トップコートは全体的にツヤ消しに、一部ツヤ有りとすることでメリハリを付けています。
●使用カラー
青A=HJVダークブルー
青B=エヴァダークブルー+ウォーカーダークブルー(7:3)
青C=コバルトバイオレット+ミッドナイトパープル(8:2)
赤=ローズブライトレッド+ブラウン(8:2)にクールホワイト少量
グレー=アーマーグレー
 放送から1年経った『GQuuuuuuX』ですがこの機会にまた1話から観直してみました。ガンプラ作ってアニメを観る、これもガンダムの楽しみ方の醍醐味ですよね!!

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット “ハイグレード”

ORX-139 ハンブラビ(GQ)

製作・文/寝太郎23


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寝太郎23(ネタロウニーサン)

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