HOME記事ガールズプラモ『無職転生』ロキシー・ミグルディアが「カドプラ」よりプラキット化! 基本工作に加え、塗装表現で旅姿を意識した雰囲気に仕上げたキットレビュー作例をお届け!!【無職転生-異世界行ったら本気だす-】

『無職転生』ロキシー・ミグルディアが「カドプラ」よりプラキット化! 基本工作に加え、塗装表現で旅姿を意識した雰囲気に仕上げたキットレビュー作例をお届け!!【無職転生-異世界行ったら本気だす-】

2026.08.17

ロキシー・ミグルディア【KADOKAWA】●えめす@ifrit  月刊ホビージャパン2026年9月号(7月24日発売)

えめす@ifrit製作「ロキシー・ミグルディア」特写

旅姿を意識した塗装で仕上げる

 KADOKAWAが手掛けるアニメや書籍のキャラクターをプラキット化していく「KADOKAWA PLASTIC MODEL SERIES」にて、待望のTVアニメ第3期がスタートした『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』より、ミグルド族の水王級魔術師、ロキシー・ミグルディアが発売。特徴的なジト目はもちろんのこと、形状・色ともに複雑な衣装を成型色と塗装済みパーツでイメージ通りに再現。ロキシー教の信者ならマストバイなアイテムだ。作例は通常衣装とオリジナル水着がセットになったDX ver.をえめす@ifritが製作。一部気になる合わせ目等を丁寧に処理。転移事件後にルーデウスを探して旅をしている姿を意識して、衣装にややくすんだ雰囲気が出るようにしている。

えめす@ifrit製作「ロキシー・ミグルディア」
▲ジト目、青髪、三つ編みおさげ、帽子、外套、杖というロキシーの特徴をイメージ通りに再現。主人公、ルーデウス・グレイラットの魔術の師匠であり、第2期の転移迷宮編ではルーデウスと運命的な再会を果たした彼女をプラキットとしてお迎えできる喜びはまさに至高。御神体を愛でるかのごとく大切に扱いたい
えめす@ifrit製作「ロキシー・ミグルディア」背面
▲2本のおさげは基部に可動軸を備えており、自由なポージングが可能。ほどよくふわりと造形された外套と相まって、立ち姿でも自然な動きを感じさせる。ちなみにルーデウスが「御神体」と崇めるロキシーの“アレ”もしっかりと再現されているが、それに拝謁するのは熱心な信者にのみ許された特権だ
えめす@ifrit製作「ロキシー・ミグルディア」顔アップ
▲ロキシーといえばやはり「ジト目」。キットにはタンポ印刷済みの表情パーツが、「笑顔」「叫び顔」「照れ顔」「笑顔(口開け)」の4種付属しており、さまざまなシチュエーションを楽しむことができる
えめす@ifrit製作「ロキシー・ミグルディア」太ももパーツ
▲太ももやスネパーツなどはスライド金型を使用して合わせ目が出ない設計になっている。キャラクターモデルとしては嬉しい配慮だ
えめす@ifrit製作「ロキシー・ミグルディア」製作途中肉抜き処理前
えめす@ifrit製作「ロキシー・ミグルディア」製作途中肉抜き処理後

▲おさげの基部や膝および足首関節は可動部の差し込みピンに肉抜きがあるので、瞬間接着剤や細切りしたランナーを差し込んで埋めている

えめす@ifrit製作「ロキシー・ミグルディア」おさげリボン製作途中
▲︎おさげのリボンは輪っかになる部分の抜けをピンバイスとデザインナイフで削り込んで再現。細い布の表現を演出している
えめす@ifrit製作「ロキシー・ミグルディア」革状風素材や金属素材風パーツ製作途中
▲腰に巻いているものは革状の材質と想定。チッピングで端が擦れている感じを出している。杖の下端はドライブラシで金属のザラついた表現を加えた
えめす@ifrit製作「ロキシー・ミグルディア」杖製作途中
▲杖は黒いパーツがはさみ込みになっているので、接続ピンを切り取ることで後ハメ化して合わせ目を処理した
えめす@ifrit製作「ロキシー・ミグルディア」水着製作途中1
えめす@ifrit製作「ロキシー・ミグルディア」水着製作途中2

▲オリジナル水着の色分け再現も見どころのひとつ。キットは胸元のパーツが薄く成型されており、下の水着パーツの色が透けて見えてしまうので、内側に肌の色を塗装することで透け防止を行った

えめす@ifrit製作「ロキシー・ミグルディア」ポージング例
▲各部関節が可動し、魔術を放つポージングも自然に決まる
えめす@ifrit製作「ロキシー・ミグルディア」帽子脱ぎ
▲頭頂部のパーツを交換することで帽子を脱いだ状態にすることもできる

before⇒after

えめす@ifrit製作「ロキシー・ミグルディア」beforeafter
▲キット素組み(左)との比較。キット段階でも細部まで丁寧に色再現されていることが分かる。作例は一部気になる合わせ目などを処理し、全体的にくすんで見えるように塗装することで、旅の雰囲気を演出している

キュムロニンバス!

えめす@ifrit製作「ロキシー・ミグルディア」キュムロニンバス!
▲卒業試験としてロキシーがルーデウスに見せた水聖級魔術「キュムロニンバス」。天空に雷雲を発生させ、広範囲に強烈な雷と豪雨を降り注がせる強力な魔術だが、ルーデウスはいとも簡単にこれをやってのける。ロキシーは自分の力不足を痛感し、ルーデウスの卒業とともに再び旅に出るが、ルーデウスにとっては師匠であると同時に、外に出られないトラウマを解消してくれた恩人でもある
えめす@ifrit製作「ロキシー・ミグルディア」水着ヒザ立ち2
えめす@ifrit製作「ロキシー・ミグルディア」水着ヒザ立ち1

▲ロキシーらしい可愛らしい水着姿。トップスのフリルと首の後ろの結び目がワンポイントアクセントになっている。オリジナル水着と照れ顔の組み合わせが抜群によい

えめす@ifrit製作「ロキシー・ミグルディア」水着背面
えめす@ifrit製作「ロキシー・ミグルディア」水着

▲水着ボディはほぼ合わせ目が出ない秀逸な設計。成型色を活かした製作なので、ゲート跡を丁寧に処理して仕上げている

■至高! まさに至高!
 KADOKAWA PLASTIC MODEL SERIESより『無職転生II ~異世界行ったら本気だす~』のロキシー・ミグルディア DX ver.の作例を担当しました! 合わせ目が目立たないパーツ構成や塗装済みパーツもあり、素組みでも完璧なロキシーが作れますが、さらに塗装にこだわって旅をしている感じを表現してみました!
■改修点
 帽子、コートの脇腹や腕の合わせ目を消し、髪留めのリボンの輪っか部分をピンバイスとデザインナイフで開口。杖は一部後ハメ化を行い、合わせ目を消しています。前後にはさみ込みがある肩掛け部分は、塗装が終わったあとに接着して合わせ目を消し、再度マスキングして塗装しています。水着ボディの肌部分は合わせ目がほぼ出ないのですが、ゲート跡がやや色が濃くなってしまうのが気になったので、一度ピンバイスで凹みを作り、ランナーを溶かしたパテで埋めて整形しました。
■塗装
 外套は過酷な旅や放浪感を出すために足元にいくほど暗く強めの陰影を残し、成型色よりも彩度が低めのグラデーション塗装をしてみました。杖の塗装も下地に暗いグレーを塗装してから薄い色でグラデーション塗装を行い、質量のある感じを表現。金属部分はドライブラシで重厚感を出しつつ、下端は粗めにドライブラシをかけて使い込まれた雰囲気にしてみました。腰巻きは革製品をイメージして擦れたような表現をするために軽くスポンジでチッピング。髪の毛は軽く淡い表現にするために下地には彩度が高い青を塗装してから、薄く彩度低めの青紫でハイライトになる部分を中心にグラデーション塗装しています。肌の部分は成型色のままつや消し塗装して、上からタミヤウェザリングマスター《Gセット》のサーモンで指先や頬などの血管が多い部分や関節部分を意識して、血色がよく見えるように表現してあります。
■使用塗料
髪=コバルトブルー+エイザーブルー
服=ダークアースBS381C+サンディブラウン
黒=ミッドナイトブルー
白=キャラクターホワイト&インテリアカラー
茶=ダークアース&マホガニー
ブーツ=FS36622グレー+インテリアカラー
膝=グレイッシュブルー
杖白=FS36440ライトガルグレー+ニュートラルグレーI
杖黒=インナーブラック
杖鉄=ガンメタル+シルバー

KADOKAWA ノンスケール プラスチックキット“KADOKAWA PLASTIC MODEL SERIES”「無職転生II ~異世界行ったら本気だす~」ロキシー・ミグルディア DX ver.使用

ロキシー・ミグルディア

製作・文/えめす@ifrit

KADOKAWA PLASTIC MODEL SERIES 「無職転生II ~異世界行ったら本気だす~」ロキシー・ミグルディア DX ver.
●発売元/KADOKAWA●10450円、発売中●約16cm●プラキット


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©理不尽な孫の手/MFブックス/「無職転生II」製作委員会

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えめす@ifrit(エメスイフリート)

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