スタートアップにピッタリな水性塗料「アクリルガッシュ」&「U-35 アクリリックス」でティラノサウルスを塗ってみよう【ターナーアクリル通信】
2024.04.12
ターナーアクリル通信#007 月刊ホビージャパン2024年5月号(3月25日発売)
話題の塗料「アクリルガッシュ」について、塗り方からプラモへの使い方まで教えてくれるコーナー。アクリルガッシュのメーカー、ターナー色彩協力のもと、基本的な使い方、模型への活用方法をご紹介します。今回は、海洋堂から発売されている「研究員とティラノサウルスセット」の親ティラノサウルスを塗ってみます。モールドが細かいため、肌のゴツゴツとした質感や陰影を付けることが簡単で、面積も広いため自由に塗ることができ、スタートアップにピッタリな題材です。教えてくれるのは月刊ホビージャパン ベテランモデラーの村尾ゴジラ。アクリルガッシュやU-35を大胆に使い、有機的なティラノサウルスを作ってみました。
村尾ゴジラ
月刊ホビージャパンでは1980年代から活躍するベテランモデラー。特撮に登場する怪獣やメカなど現在も多くの作例を手掛ける
アクリル絵の具「U-35 アクリリックス」とは?
アクリルガッシュと同じくターナーが発売するアクリル絵の具です。アクリルガッシュとの違いは透明度の高い塗料で、塗膜の厚みをコントロールできる点。その都度応じて各種のメディウムを加えることで、マットや光沢質感などさまざまな表現が可能です。
明るい色からスタート!
ARTPLA 研究員とティラノサウルスセット
●発売元/海洋堂●5500円、発売中●約23cm●プラキット
▲ 今回は明るい色からスタートして暗い色を乗せていく手順。アクリルガッシュのパーマネントスカーレットやローシェナーに白を混ぜた肌色系を大きい筆で手早く塗る
霧吹きで濡らしてから塗装
▲ 霧吹きで水をかけた後、アクリルガッシュジャパネスク海松茶とローシェンーを背中側に塗る。濡れた面に塗ることで筆跡が残らず馴染む
拭き取って塗料を馴染ませる
▲ 濡れた面を塗ってすぐ、塗料がたまりすぎた部分は乾かしたきれいな筆やタオルで拭き取る。うっすら塗料が乗ることで陰影ができる
色を重ねて複雑でリアルな皮ふに
▲ 同じ手順で霧吹きで濡らしてから、U-35 ウルトラマリンバイオレットを塗装。茶色い皮ふから血色の良いリアルな皮ふへと印象が変わる
▲ さらに濡らして、暗くなる口腔、眼窩の部分はアクリルガッシュジャパネスクの消炭色など黒系の塗料を置いていく
▲ 最後に入れた色も、濡らしてから筆などで余分な塗料を拭き取ることで周囲の色と馴染んだ影が出てきた
▲ 仕上げにアクリルガッシュのパーマネントレモン、ローアンバー目や爪の描き込み、グロスバーニッシュでツヤ感を与えて完成
▲ こちらでティラノサウルスの完成。追加の塗装としてランダムにさまざまな色を筆や指先でボカしながら加えると、シミやキズのように見えて生物らしい色合いとなる
▼ 関連記事はこちら
©️ KAIYODO