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ガンプラで大事な「白塗装」の筆塗りポイントを解説&そのポイントをおさえた「“マスターグレード” RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN)」を紹介【筆塗りtribe】

2024.02.04

筆塗りTribe/RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THEORIGIN)【BANDAI SPIRITS 1/100】●きの助 月刊ホビージャパン2024年3月号(1月25日発売)

ガンプラで大事な「白塗装」の筆塗りポイントを解説&そのポイントをおさえた「“マスターグレード” RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN)」を紹介【筆塗りtribe】

「筆塗りTribe」単行本重版記念特別企画!!

「凄腕モデラーのプラモ筆塗りスタイル」掲載作例のORIGIN版ガンダム筆塗りを抜粋解説!!

RX-78-02 ガンダム (GUNDAM THE ORIGIN)

ラッカー塗料の筆塗りで魅せる
パッケージアートを目指した重厚感!
単行本新規作例をピックアップ

 話題のキットを筆塗りで楽しむ月刊ホビージャパンの人気How to連載「筆塗りTribe」が1冊にまとまった「凄腕モデラーのプラモ筆塗りスタイル」が絶賛発売中! ガンプラからスケールモデルまでさまざまなキットの筆塗りを堪能できる内容となっています。
 今回は、本書がめでたく重版されたことを記念して、新規作例「“マスターグレード” RX-78-02ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN)」をピックアップしてご紹介。
 ガンダムにとって一番大事な「白塗装」の筆塗りポイントをご紹介します。

(構成・文/フミテシ)

筆塗りで「白」を塗るポイント

使用する塗料

タミヤ 茶色
(陸上自衛隊)

タミヤ 茶色(陸上自衛隊)
▲白の下地や装甲の裏にこの茶色を使用します

ガイアノーツ NAZCA
ニュートラルホワイト

ガイアノーツ NAZCAニュートラルホワイト
▲メインの白塗料。非常に隠蔽力が高いのが特徴です

下地に茶色を塗る

 グレーのサーフェイサーを吹いた上から茶色を筆塗り。この茶色が透けることで重厚感ある白に仕上がります。

パーツの内側にまず茶色を塗り
▲パーツの内側にまず茶色を塗ります。完成後にチラリと露出しそうな部分は、先に茶色を塗って影色を表現しておきます
サフのグレーが透けるくらいで全体を塗り
▲サフのグレーが透けるくらいで全体を塗ります。この状態で乾燥させて、もう1度茶色を薄く塗り重ねます

\下地塗装完了/

2度塗りを終えた状態
▲2度塗りを終えた状態です。うっすらとサフのグレーが透けているくらいで充分です

白はNAZCA ニュートラルホワイトがオススメです!!

 この塗料は隠蔽力が高くてしっかりと発色します。そのため筆塗りのコントロールもしやすいのでオススメです。

レベリングうすめ液で希釈
▲レベリングうすめ液で希釈。塗料がパレット上であなた好みの“伸び”になったらパーツに塗りましょう
薄くてもいいので全体を塗り上げ
▲同じ箇所を何度も塗らないように、ひと塗りしたら隣へというふうに塗る場所を移動しながら、まずは薄くてもいいので全体を塗り上げます。下地はこのように透けてOK
あらかじめ筆に含ませる塗料の量を少なめに
▲奥まった部分やパーツの角を塗る際は、筆がパーツのフチに引っかかって、筆からより多くの塗料が排出される場合があります。ですので、あらかじめ筆に含ませる塗料の量を少なめにして塗るといいです
よりキレイな塗面に
▲筆を動かす方向は基本、重力方向にまっすぐ。上から下へと筆を動かします。この様にまずは全体に白を薄く塗る意識で塗っていくと、各面の塗膜の厚さも大体同じくらいになるので、よりキレイな塗面に仕上がります
1度塗りが完了
▲1度塗りが完了。白の筆跡がしっかりと残っていて、下地の茶色もかなり透けています。まずはこの状態でしっかりと乾燥させます
再度塗り重ね
▲塗料が乾燥したら、同じように上から下方向に筆を動かして再度塗り重ねていきます

\完成! 2度塗りでこの発色!!/

2度塗り
▲2度塗りでほぼ白が発色しました。これが「NAZCA ニュートラルホワイト」の性能です。白を塗る時は特に「下地を完全に隠蔽させるぞ!」と思って塗らないでください。下地色が透けてチラチラと見えるくらいのほうが情報量が増えてカッコいいです。仕上げのウェザリングの工程で、しっかりとまとまるので安心してください

BANDAI SPIRITS 1/100スケール プラスチックキット“マスターグレード”

RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN)

製作/きの助

【速報!!!!】
「凄腕モデラーのプラモ筆塗りスタイル」
重版記念の筆塗り生配信が決定!!

今回ゲストにお呼びするのは、
水性ホビーカラーの筆塗りで圧倒的な重厚感を放つ作例を数多く製作している
凄腕モデラー・清水圭氏と
本連載のライターを務めるフミテシ氏。
このふたりが実際に筆塗りを楽しみながら、筆塗りをするときの疑問や質問にお答えします!
ぜひご覧ください!

●生配信予定日
2月19日(月)19:00~20:00
ホビージャパン公式Youtube https://www.youtube.com/@ch-hi2rr にて

▲ 清水圭氏によるMGザクの筆塗り作例。「凄腕モデラーの筆塗りスタイル」では本作例のHow toも10ページにわたり掲載しています。気になった方はぜひご確認ください!

「凄腕モデラーのプラモ筆塗りスタイル」好評発売中!

凄腕モデラーのプラモ筆塗りスタイル表紙

\清水圭によるザクの作例は必見!!/

マスターグレード ザク Ver.2.0
▲ガンダムとともに新規作例としてマスターグレード ザク Ver.2.0も掲載。水性ホビーカラーによる筆塗りテクニック満載でお届けします

\連載時よりもページ増!/

連載時よりもページ増 リガード
▲筆塗りTribe連載1回目の、読者から大反響を得たリガードの作例を筆頭に、本誌掲載時よりもボリュームアップ&大きな写真で見せる構成に再編集。筆のタッチにググッとフォーカスします

\筆塗りTribeメンバーの製作環境も収録/

筆塗りTribeメンバーの製作環境
▲本書では作例を担当した各モデラーを取材し、製作環境を収録しました。あなたの製作環境作りの参考になること間違いなしです!!

 本書の詳細はこちら!! 

【本日発売】「凄腕モデラーのプラモ筆塗りスタイル」【How To】


凄腕モデラーのプラモ筆塗りスタイル

●発行元/ホビージャパン●2640円、発売中●A4判

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