「ゴジバーストPLAY ビルドメカゴジラ」ゴジバースト初の大型プレイセットのプレイバリューに注目! オリジナルパワーアップで独自の世界へ!
2026.11.03無限に広がるプレイバリュー ゴジバーストの世界を堪能せよ!
バンダイの「ゴジバースト」は、2025年9月にスタートした手のひらサイズの怪獣アクションフィギュアシリーズだ。例えばゴジラ(1991)なら全身7ヵ所が可動し、3式機龍には別売パーツによる重武装化、ヘドラには飛行形態の分離など、それぞれの怪獣に「遊べる仕掛け」が盛り込まれている。全高約85mmという小型サイズとお手頃な価格帯も魅力で、DANGAN的にも注目のシリーズであったりする。
ゴジラ玩具の歴史をさかのぼると、大きな転換点は1966年にある。マルサン商店がこの年に発売したゴジラは、世界初のゴジラのソフトビニール人形とされる。当時は『ウルトラQ』『ウルトラマン』による第一次怪獣ブームの真っただ中。硬質なプラモデルとは違い、軽く、壊れにくく、手に持って怪獣同士を戦わせられるソフビは子供たちの遊びと強く結びついた。マルサンからブルマァクへと続いた怪獣ソフビ文化は、その後のゴジラ玩具の原型を形作ったと言っていい。
一方でゴジラ玩具には、映画の怪獣を忠実に立体化するだけではなく、玩具ならではの大胆なアレンジを加える流れも存在した。その代表例のひとつが、アメリカのトレンドマスターが1994年に展開した「GODZILLA: KINGOF THE MONSTERS」、続く1995年の「GODZILLA WARS」である。6インチや10インチのアメコミフィギュアの文脈で製品化されたものに加え、サウンドギミック、発光、マイクロプレイセットなど、当時のアメトイの遊びへゴジラを落とし込んでいる。
なかでも興味深いのが「Power Up」系のアイテムだ。劇中には存在しないサイボーグ的なアーマーや武器をゴジラたち東宝怪獣に装着させ、玩具独自の世界観を作り出している。
ゴジバーストPLAY ビルドメカゴジラ
●発売元/バンダイ●4400円、発売中
ゴジラ玩具は現在まで続くバンダイの「ムービーモンスターシリーズ」で歴代怪獣を収集する楽しさを継承し、2011年に始まった「S.H.MonsterArts」は高度な造形と多関節可動によって、大人のコレクター向け怪獣フィギュアという領域を切り開いた。今回の「ゴジバースト」は、これまでのゴジラ玩具の要素を換骨奪胎した上で、「遊べるアクションフィギュア」というアメトイ的な楽しさも加味した進化の到達点といっても過言ではないだろう。ふらりと売り場で手に入れて、家に帰ってバリバリ開封して楽しむ。この手に馴染む感じは、昨今ではなかなかに新鮮だ。
ゴジバーストPLAY ビルドメカゴジラ
●発売元/バンダイ●4400円、発売中
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TM & ©TOHO
高井近志
最新作の公開日が迫って俄然盛り上がっているのがゴジラ関係だったりする。ゴジラのオモチャと言えば「ムービーモンスター」シリーズが絶体的な王道として存在しているが、個人的にはそれ以外のサブラインにこそオモチャならではの面白さが詰まっていると思っていたりする。そんなわけで今回は発売以来紹介したかった「ゴジバースト」を紹介したい。

























