編集部コメント

　見事大賞を受賞したのは創造癒空間 神戸iibaBB（ビルダーズベース）さんの「セブンガー」!!
　見ての通りセブンガーを、「Figure-rise Standard ULTRAMAN SUIT A -ACTION-」をベースに製作。「硬芯鉄拳弾」と「ドリル」を備えた「特空機1号」仕様の作品であり、プロポーションのバランスは漫画『ULTRAMAN』番外編に登場したセブンガーのようでもある。
　セブンガーでありながら、よく見るとしっかりとULTRAMAN SUITの素体が活かされている、その塩梅が審査員陣の心をキャッチした模様。受賞おめでとうございます！

清水栄一コメント

　ジャミール星人と名乗っているが元は地球人、過酷な環境に耐えるために自ら開発した装備等々、あの悲しき怪獣設定を落とし込んでいることも面白いのですが、なによりデザインが素晴らしいです！　有機と無機が混ざった姿に一発でやられました。左手に装備している火炎放射器もイカつくてカッコイイ。元怪獣の特殊攻撃を武装にするのもULTRAMANにおける設定変換に準ずる形でとても嬉しく思います。水が苦手も含めて文句なしに大好きです!!

長谷川圭一コメント

　今回も全体にクオリティが高く甲乙つけがたい作品の中、ぱっと目を惹いた作品です。何か危険極まりない地球外生物に寄生されたか、はたまたバイオテクノロジーの暴走か、やはりこういう得体の知れぬクリーチャーが子どものころから好きだったのを思い出させてくれました。SFホラー系の洋画のワンシーンみたいなレイアウトも素敵です。

円谷プロ 澗淵隆文コメント

　仕上げの荒さは感じるものの、ダークロプスタイプのスーツが更にサポートメカを着込むことでエレキングスーツになるというアイデアと、それを実際に実現してしまう技術に関心してしまいました。

只野☆慶コメント

　ダークロプスSUITがベースですがモチーフをエレキングとし、眼の部分を口と見立て製作がスタート。ところが製作途中でアイディアが下りてきたのでしょう、エレキング幼体型BotがSUITと合体する仕様になっていった様ですが、製作プロセス、デザインの秀逸さ、塗装の質感等が素晴らしく、Xポスト応募とも相まって、実に楽しい作品へと昇華していますね。何より製作者自身が楽しんでいる事が伝わってきます。

円谷プロ 澗淵隆文コメント

　ZEROスーツをまさにGRIDMANに見立てサポートメカとの合体でDYNAZENON風のアレンジにしてしまう。
　ちょっと不可能に思えるアイデアが素晴らしいです。個人的にちょっと惜しいと感じるのは、DYNAZENON形態のフォルムがもっと重量感あるフォルムであればなと思いました。

青柳尊哉コメント

　見た瞬間に、丁寧な仕事に惹かれました。ティガでやりたいことが何か分かりやすく、シンプルだからこその奥深い魅力を感じます。そして初心者でも「やってみたい！」と思わせる沼の入り口を予感させてくれます。ウルトラマンティガ、一丁目一番地！