HOME記事ガールズプラモ『ゴッズオーダー』第2弾「メグミ・アスモデウス」再びMAX渡辺自らキットレビュー! お手軽ポイント塗装も解説

『ゴッズオーダー』第2弾「メグミ・アスモデウス」再びMAX渡辺自らキットレビュー! お手軽ポイント塗装も解説

2023.10.20

神翼魔戦騎士 メグミ・アスモデウス【マックスファクトリー】 月刊ホビージャパン2023年11月号(9月25日発売)

神翼魔戦騎士 メグミ・アスモデウス イメージカット

 イラストレーターのあきまん氏とマックスファクトリーが贈る新世代ガールズプラモシリーズ『GODZ ORDER』(ゴッズオーダー)。シリーズ最新作「メグミ・アスモデウス」が現在好評発売中だ。キットはあきまん氏のハイディテールイラストを忠実に再現しているほか、あっと驚く武器変形ギミックなどとてつもないプレイバリューを内包。組み立てて楽しい、遊んで楽しい逸品に仕上がっている。月刊ホビージャパン2022年11月号掲載の第1弾「ユリ・ゴッドバスター」の作例に引き続き、今回もマックスファクトリー代表・MAX渡辺氏が手ずから製作。ポイント塗装でメグミがさらに「映える」テクニックを紹介してくれた。
過去の第1弾「ユリ・ゴッドバスター」の記事はコチラ

神翼魔戦騎士 メグミ・アスモデウス 正面、背面
▲特殊英雄素体シルエット・ドール「JK-001ゴッドバスター」の予備を用いた改修機「JK-002アスモデウス」。そのボディに「島津めぐみ」がソウルインジェクションすることで写真の状態「神翼魔戦騎士 メグミ・アスモデウス」が駆動するのだ!…と、『GODZ ORDER』のデザインや世界観をトータルコーディネートしているあきまん氏の創造力と遊び心が炸裂した結果、彼女には非常に“濃い”バックボーンが設定されている。キット付属の小冊子はイラストも文字も豊富で読み応え抜群、製作のイマジネーションの助けになること間違いなしなのでぜひ一読を。面白いぞ
各種武装を外した平時の素体モード 正面
▲素手やシンプルな足パーツ、兜を脱いだ状態の髪パーツも付属するので、各種武装を外した平時の素体モードで飾ることもできる
通常顔
叫び顔
照れ顔
▲キットにはタンポ印刷済の通常顔、叫び顔、照れ顔が付属。唇の色も再現されていてとってもセクシー。もちろん未塗装の顔パーツと瞳デカールも付属する
ユリ・ゴッドバスターとのツーショット
▲第1弾「ユリ・ゴッドバスター」と並べて。色合いや武装も含めてすべてが好対象になるようにデザインされているだけあって、並び様が非常にサマになる。ぜひふたり揃えてお迎えしてあげよう
ポージング画像1
▲関節保持力もなかなかのもので、身の丈ほどもある大斧を大胆に振るうことができる(ちなみにメグミは左利き)。ディスプレイスタンドが付属するのでアクションポーズでもバッチリ飾れるぞ。作例は斧の刃先にはMr.カラー スーパーステンレス2とスーパークロームシルバー2を混色したものでマスキング塗装している
素体モード ポージング画像1
▲小型の斧・パッシブアックスを持たせて。腰の短剣も鞘から抜くことができる
素体モード ポージング画像2
▲座ったポーズに対応した短めの前スカートパーツが別途用意されているほか、前垂れ部分も彩色済PVCパーツなので脚部の可動に干渉しない。前垂れや腰アーマーの赤いベルトを留めるバックルパーツは銀色などで筆塗りするとさらに引き締まって見えるのでオススメだ

シームレスに大斧から大剣へ変形

大斧から大剣へ変形
▲キットの見せ場となる、大斧から大剣への変形ギミック。複数のヒンジとスライド機構により複雑な変形を見事に再現している。楽しすぎてつい繰り返し変形させてしまうこと間違いなし
ポージング画像2
▲大剣で一閃! 兜は差し替え式でバイザーパーツを装着可能(ヴァイキングみたいでワイルドかわいい)

お手軽塗装でさらに可愛く!

兜 天面
▲兜のちょい足しポイントは、鋲が打たれている部分や額の部分の銀ライン。パッケージアートなどを見ながらシルバーなどで塗り足すとさらに雰囲気が増す
盾 裏
▲盾の裏も絶好の塗り分けポイント。板材調の部分や金色の鋲などをマスキング・筆塗りを駆使して丁寧に塗り分けた。持ち手の留め具も銀で筆塗りしている
脚部エンジェルブーツの羽
▲武器や脚部エンジェルブーツなどにあしらわれている金色の紋様はシールで補う形式。作例もシールと色味を合わせた金塗装を施した。黒のグロス塗装と金成型色パーツへの塗装によって同じシールでもより見映えが良くなっていることが見て取れる
スーパーカッパー、スーパーリッチゴールド、エンジェルブーツの羽
▲ウィングの金色はスーパーカッパー+スーパーリッチゴールドの混色で再現している
マスキング塗装を施した各種パーツ
▲マスキング塗装を施した部分はこんな感じ。やや込み入っている形の盾裏は、マスキングゾル+円形マスキングシールを駆使しつつマスキングするべし
素組みとの比較
▲素組み(左)と比較。キットは成型色による色分けや彩色済パーツの恩恵で非常にカラフルに仕上がるが、鋲の塗り足しや、鎧の黒い部分のグロス塗装などで完成度をさらに高められる。どれも非常にカンタンなので、メグミをお迎えしている読者はぜひ作例を参考にトライしてほしい!

■シャチョー自らキットレビュー再び!
 皆さんこんにちは、つい先日佐渡島トライアスロンでリタイアを喫した模型芸人、そして時々マックスファクトリーシャチョーMAX渡辺です! マックスファクトリーの肝入り企画GODZ ORDER、その第2弾製品「メグミ・アスモデウス」が発売されました! めでたい、めでた過ぎる! ということで、ユリ・ゴッドバスターさんに続いてメグミさんも月刊ホビージャパンにて作例レビューをやらせていただきます♫ コンセプトは前回のユリさんと同様、キットの成型色、そして付属物を極力活かしつつ、丁寧美麗に仕上げるメグミさんです♪♪♪

■ビカビカにツヤツヤグロスの黒を塗る!!
 本製品はユリ様同様、成型色を徹底吟味調整し、塗装せずとも組み立てただけで充分な満足感が得られる設計コンセプトをキープ。あきまんさん超絶監修の元、調整された面相タンポ印刷、凄いんですよ♪♪♪ なので素組みでも充分美しい。ですが、ひと味違うメグミさんが欲しいと思ったら一番やってほしいのが「ツヤツヤのブラックを塗る!!」コレですね! 8割方勝ったようなもんです。エンジェルブーツは金型をビッカビカに研磨してもらったので鏡面仕上げでとても美しい♪ 細目のサンディングも不要なほどです。とはいえパーツの縁などのパーティングラインは消したいかもしれませんね。本作例ではそういった末端の処理を少ししただけでサーフェイサー吹きもせずにブラックを吹いちゃいました。それだけ♪♪♪

■金色は付属シールを使って!!
 本製品が前作ユリさんと違う大きなポイントは、金色部分にステッカーシールを付属させたところ♪ だってこの塗り分け面倒臭いじゃないですか。できるだけマスキングをしたくない模型芸人としてはぜひとも使いたい、使って欲しいわけです。で、本当のところこのシールどうなの?と。結果はバッチグーでした♪♪♪ 位置決めを丁寧に進めたらはみ出し等もなく本作例のように美しく仕上がります。決め手はキワを爪楊枝などで優しく馴染ませること。担当煎澤クンの入魂シール。ぜひ使って欲しいです。因みにウィング部分の貼り込みだけはさすがに難易度高いので、マスキングしてエアブラシしてます。設定およびカラーイラストの金色は気持ち渋めのカッパー(銅色)寄りのゴールドですので、シールとの違和感がないように調色しました。付属デカールもとても良い仕上がりなので、マスキングなどしないでぜひ使ってください。細部の塗り分けはイラストを眺めつつ、ご自分の好き勝手が良いかと♪♪♪

■GODZ ORDER後続商品続々開発中♫
 主人公機ユリ・ゴッドバスター、そして親友僚機メグミ・アスモデウスが出揃い、次は赤い子・レンと青い子・ヒマリが控えておりますが、敵勢力キャラも開発最終段階に!! イラストレーターあきまんの脳内ワールド爆発!GODZ ORDERを引き続きヨロシクお願いいたします♪♪♪

マックスファクトリー ノンスケール プラスチックキット“PLAMAX”

神翼魔戦騎士 メグミ・アスモデウス

製作・文/MAX渡辺
協力/鈴木孝・堤啓介

PLAMAX GO-02 神翼魔戦騎士 メグミ・アスモデウス
●発売元/マックスファクトリー、販売元/グッドスマイルカンパニー●8800円、発売中●ノンスケール、約17cm●プラキット

この記事が気に入ったらシェアしてください!

Ⓒakiman/Maxfactory

MAX渡辺(マックスワタナベ)

オススメの書籍

月刊ホビージャパン2023年11月号

ご購入はこちら

プロモデラー直伝!美少女プラモ上達の近道

ご購入はこちら

ホビージャパンエクストラ vol.25

ご購入はこちら
PAGE TOP
メニュー