HOME記事その他『ブレードランナー』の「ポリススピナー」との出会いを『サンダーボルト』の作者・太田垣康男が自ら作ったLEGO作品とともに語る! 【太田垣康男のブリック・ブレイク 第3回】

『ブレードランナー』の「ポリススピナー」との出会いを『サンダーボルト』の作者・太田垣康男が自ら作ったLEGO作品とともに語る! 【太田垣康男のブリック・ブレイク 第3回】

2026.07.23

太田垣康男のブリック・ブレイク●太田垣康男 月刊ホビージャパン2026年8月号(6月25日発売)

「ポリススピナー」サムネ

太田垣康男のブリック・ブレイク
第3回「ポリススピナー」

「ポリススピナー」 アクション
「ポリススピナー」 正面
「ポリススピナー」 背面

LEGOで曲線を表現するのは苦手なのですが、ポリススピナーは曲線の塊! 特に広いフロントガラスにピッタリ合う透明パーツが見当たらなくて、どう作ろうかと悩んでたのですが、「そっか、フレームだけでいいじゃん」と発想を変えたことでイメージに近い作品ができました。
 映画『ブレードランナー』に登場したポリススピナーとの出会いは映画でもビデオでもなく、「月刊ホビージャパン」の誌面だったと記憶してます。作例で載った写真に見惚れて「どんな映画でどんな活躍をするんだろう」と想像を膨らませていました。
 シド・ミードの商業デザイン、ジャン・ジロー(メビウス)のアートワークは後の大友克洋先生の『AKIRA』に受け継がれ、漫画業界に入ったばかりの私にとって「目指すべき山の頂上」に思えました。が、こんな高い山を目指しても苦しいだけ、とすぐに気がつき勇気を持って撤退ww
 低くてもいいからしっかり足元を見て自分だけの山を登ろう、と発想を転換したことで漫画家になれたと思ってます。高い目標を前に足踏みするより、自分の手が届く範囲でまずは作る。そのほうがいい結果につながる、というのが私の経験則です。


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太田垣康男(オオタガキヤスオ)

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