HOME記事キャラクターモデル発見・命名から160年を経た「ドリプトサウルス」の最新復元を「ティラノサウルス1915」をベースに製作!骨格図・解説担当のG. Masukawaがピンチヒッターとして作例に挑戦【プラノサウルス復元プロジェクト】

発見・命名から160年を経た「ドリプトサウルス」の最新復元を「ティラノサウルス1915」をベースに製作!骨格図・解説担当のG. Masukawaがピンチヒッターとして作例に挑戦【プラノサウルス復元プロジェクト】

2026.09.19

プラノサウルス復元プロジェクト/ドリプトサウルス 【BANDAI SPIRITS】●ウラベヒロト(アーミック)、 G.Masukawa(GET AWAY TRIKE!) 月刊ホビージャパン2026年10月号(8月25日発売)

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■塗装

ドリプトサウルスの製作の画像その15
▲ ①エアブラシで全体を茶色がかったグレーで塗装後、化石の産出部位を茶色で筆塗りする(すべてラッカー系)。その後ウェザリングカラーのオーカーソイルで全体をウォッシングし、ラッカー系のツヤ消しクリアーでコートする
ドリプトサウルスの製作の画像その16
▲ ②陰になる部分にウェザリングカラーのグランドブラウンを足したら再びツヤ消しクリアーでコートし、明るいグレーでドライブラシ。全体が石っぽい質感になってきた
ドリプトサウルスの製作の画像その17
▲ ③化石の産出部位に、薄めたエナメル系のクリアーオレンジを重ね塗り。仕上げにツヤ消しトップコートを薄く吹き、クリアーオレンジが半ツヤになるよう仕上げる。実際の化石標本のような、深みのある艶やかな質感になった
ドリプトサウルスのプラモデルの完成の画像
▲ これで完成! 近年のさまざまな研究成果を反映したドリプトサウルスを、末節骨のレプリカ(作者の私物)と記念撮影。恐竜研究の黎明期を牽引した、白亜紀最後の恐竜のひとつをぜひ卓上に並べてほしい
ドリプトサウルスの骨格図の画像

 1866年にニュージャージー州の海緑石泥灰土*の採掘坑で発見されたラエラプスは、大型肉食恐竜の化石としては当時最良のものであった。研究にあたったエドワード・ドリンカー・コープはこの化石にいたく入れ込み、その後アメリカ東部・西部を問わず、大型肉食恐竜の化石をすべてラエラプス属に分類した。しかし1877年、当時「化石戦争」で激しく対立していたオスニエル・チャールズ・マーシュは「ラエラプス」の属名がトゲダニ類に先取されていることを発見し、ラエラプス・アクイルングイスをドリプトサウルス・アクイルングイスに改名したのである。コープはただ1人これに反対し、死ぬまでラエラプスの属名を恐竜に使い続けたのだった。
 1897年、死の床にあったコープの監修を受け、画家のチャールズ・ナイトは「跳躍するラエラプス」と題した復元画を発表した。2頭のドリプトサウルスが飛びはねて争うこの復元画は、鈍重なスタイルばかりが「旧復元」ではないことをはっきりと今に伝えている。

Dryptosaurus aquilunguis

ドリプトサウルス・アクイルングイス
●獣脚類 ドリプトサウルス科●全長約7m●白亜紀後期(マーストリヒチアン後期) 約6780万~6600万年前ごろ●アメリカ東部

ドリプトサウルスのプラモデルの全体画像その1

BANDAI SPIRITS ノンスケール プラスチックキット “プラノサウルス”ティラノサウルス1915使用

ドリプトサウルス

製作・骨格図・解説/G. Masukawa(GET AWAY TRIKE !)

プラノサウルス ティラノサウルス1915
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン●1760円、発売中●約21cm●プラキット

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© BANDAI SPIRITS

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G. Masukawa(GET AWAY TRIKE !)

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