HOME記事キャラクターモデル「Mr.カラースプレー 焼鉄色」で“動くモルガ”を重厚感ある鋼鉄のマシンのイメージに仕上げる!スプレー塗装の基本から、筆塗り、スミ入れ、ウェザリングまで解説【ゾイドの“神レシピ”】

「Mr.カラースプレー 焼鉄色」で“動くモルガ”を重厚感ある鋼鉄のマシンのイメージに仕上げる!スプレー塗装の基本から、筆塗り、スミ入れ、ウェザリングまで解説【ゾイドの“神レシピ”】

2026.09.12

ゾイドの“神レシピ”/モルガ【タカラトミー 1/72】 月刊ホビージャパン2026年10月号(8月25日発売)

実は新しい“焼鉄色のスプレー”でプラスチックを鋼鉄に!

 スケールモデルやガンプラ、キャラクターモデルのキットを、さまざまな便利テクニックとともにご紹介していく本連載。今回はタカラトミーが発売する『ゾイド』のムービングキット最新ブランド“ADVANCED Zi”から、人気ゾイド「モルガ」をずっしりと重たい鋼鉄のマシンのイメージへ仕上げます。
 塗装には2024年に発売された新しい塗料「Mr.カラースプレー 焼鉄色」を使用。凹凸のあるメタリックの塗面に水性ホビーカラーのシルバーをドライブラシするだけで、使い込まれた鉄のような表情が浮かび上がります。月刊ホビージャパン2026年6月号でご紹介したリアライズモデルのブレードライガーから続き、少数の塗料と工具を組み合わせて楽しむゾイドの神レシピ。スプレー塗装の基本から、筆塗り、スミ入れ、ウェザリングまでを重ね、動くモルガを重厚な鋼鉄色に染め上げましょう!


モルガを塗り上げる工具・マテリアル

今回の主役!
「焼鉄色のスプレー」

▲GSIクレオスのMr.カラースプレーにラインナップされている「焼鉄色」。定番色かと思いきや、2024年に発売された意外と新しい色。どっしりとした金属感を、手軽に味わえるぞ

動く! かっこかわいい!!

▲ADVANCED Ziシリーズは、ゾイドの伝統でもあるムービングキットの要素継承。モルガも腹下のスイッチをオンにすることで、前方&後方へ動く。成型色も素晴らしいが、お手軽塗装でさらに重厚感を出してみる

▲①水性ホビーカラー/ドライブラシやチッピングといったウェザリング工程で使用
②Mr.カラー/ラッカー塗料の塗膜の強さと速乾性を生かして、ボディの細部をスピードペイント!
③Mr.ウェザリングカラー/装甲の汚れを表現するのに使用
④100円ショップの筆/ドライブラシなどのハードな技法に使用
⑤タミヤ モデリングブラシHG 平筆/柔らかい馬毛筆。細部塗装に使用する

缶スプレーはしっかりと振ろう

▲缶スプレー塗装成功の第一歩は、とにかくよく振ること。手で握って振ってもいいし、プラモ向上委員会が発売している「ボルテックスターラー」のような撹拌機を使ってもいい。しっかり振ることで中の塗料が本来の色味を発揮しやすくなる

▲缶スプレーは、15cmくらい離して吹き付けよう。近すぎると大量の塗料がパーツに吹きかかってしまう
▲早速パーツに吹き付けてみる。手首のスナップを利かせて、さまざまな方向から塗料を吹き付けていく。1回で塗り上げようとせず、全体に薄く塗って乾燥させ、再度吹き付けるを繰り返して徐々に色を乗せていくときれいに仕上がる
▲乾燥後はややツヤのない質感になる。表面にこのくらい色がついたらパーツの内側も忘れずに塗りきろう
▲成型色より重みを出したいので濃い赤いパーツも塗装してみる。ここはラッカー塗料のMr.カラーを使用。パーツと比較するとマルーンがぴったりだが、今回は濃いめに仕上げたいので艦底色を採用
▲ボディ部分の成型色が独特のメタリックなので、黒鉄色とゴールドを混色。パーツと比較すると黒が多めのほうがそれっぽいが、今回はメタリック感を増したいのでゴールドがそこそこ出る1:1で混色
▲今回はウェザリングも行うので、基本塗装の段階では明るめに塗っておく。あとで仕上げの汚し塗装を施すと、この色が落ち着いて良い雰囲気に仕上がる
▲缶スプレーの焼鉄色を細部塗装に使用したい場合は、パレットなどにノズルを近づけてシュッとボタンをひと押し。中の塗料をパレットに移す
▲取り出したスプレー缶の塗料は薄めなので、通常の塗料以上に回数を重ねてしっかり発色させよう。今回は尾をつなぐバーの色を変更している
▲基本的な塗装を終えたらスミ入れを行う。焼鉄色の部分はウェザリングカラーのシェイドブラウンを塗布していく
▲ウェザリングカラー専用うすめ液を付けたペーパータオルで余分な塗料を拭っていく
▲水性ホビーカラーのシルバーを筆に取り、ある程度ティッシュで落としてから焼鉄色のパーツにはたいていく「ドライブラシ」がスタート。やりすぎないように適度に施していこう
▲黒鉄+ゴールド部分には水性ホビーカラーの焼鉄色をドライブラシすると金属光沢をさらに足せる
▲水性ホビーカラーのフィールドグレーをスタンプして、ダイレクトなチッピングを施す。使用感で汚れたりくすんだりしたイメージになる
▲モルガの下側だけに泥砂の飛び散りを表現したいので、筆先をはじいてウェザリングカラーのサンディウォッシュを散らしていく
▲機体上面に飛び散ったサンディウォッシュは専用うすめ液を付けたキムワイプで拭っていく
▲側面から見ると、ドライブラシのタッチや足元の砂汚れの雰囲気がよく確認できる

完成! ADVANCED Zi モルガ

▲重厚な焼鉄色のスプレーからシルバーをドライブラシするだけで、これだけ鉄の雰囲気に!
▲黒鉄色とゴールドの混色による胴体部分。ウェザリングカラーのシェイドブラウンや、サンディブラウンによって色が渋く、使用感ある仕上がりになっている
▲オリジナル武装のジャミングアンテナを装着した状態
▲深い色で塗ったホイールに、飛び散ったサンディブラウンがアクセントになっている
▲頭部アーマーは開閉するので、中のコクピットパーツも塗装。コクピット内部は今回塗装はしていない。キットはフィギュアも搭乗可能

タカラトミー 1/72スケール プラスチックキット “ADVANCED Zi”

モルガ

製作・文/けんたろう

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けんたろう

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