タミヤMMシリーズの新作・M24 チャーフィーを使用したディオラマを山田卓司が製作!『好奇心は猫をも殺す』
2026.09.10『好奇心は猫をも殺す』【タミヤ 1/35スケール】●山田卓司 月刊ホビージャパン2026年10月号(8月25日発売)
Curiosity killed the cat.
月刊ホビージャパン9月号で小澤京介によるキットレビューをお届けした、タミヤのMMシリーズ最新作、M24 チャーフィー。ディテール再現はもちろん組み立てやすさにも配慮されたこちらのチャーフィーをメインに、今月は山田卓司によるディオラマをお届けしよう。
▲チャーフィー本体はキットの素性を活かし、ディテールアップは機銃の開口とプラペーパーで作り直したライトガードにとどめている
▲着脱状態が選択可能なサンドガードは取りはずした状態で製作。また、車体の各部にはタミヤの「1/35アメリカ軍10in1レーション用カートン(WWII)「連合軍車輌アクセサリーセット」等から選択した荷物を追加した
■キットについて
M24チャーフィーはこれまで複数社からリリースされており、2015年にはタミヤイタレリシリーズとして新設計のパーツを追加したイタレリ版をリリースしています。ですが、このタミヤの新製品はすべて新規開発による製品で、これまでの製品の精密さと組み立てやすさがバランスよく反映されたフォーマットにさらなる磨きがかかった感があります。細かいところですがサンドシールドは有り無しを選択でき、取り付ける場合もガッチリ接着できるように工夫されているところも良いですね。
■チャーフィーの製作
成型上どうしても厚みの出てしまうライトガードはプラペーパーで作り替え、機銃の銃口はドリルで孔を開けています。車載工具の取り付けベルトは3Dプリントパーツを使って追加。第二次大戦米軍車両ならではの楽しみとしてタミヤの「1/35アメリカ軍10in1レーション用カートン(WWII)」や「連合軍車輌アクセサリーセット」、LEGENDの「WW2 AFV Generic Stowage set」などから選んだパーツを荷物として積み込みました。荷物は0.5mm幅のテープやミシン糸を使い、車体にしっかり固定してある雰囲気にしています。
■その他の車両について
ディオラマとして何と組み合わせたら面白いだろうか? と熟考した結果、同じ軽戦車ということでドイツ軍のII号戦車L型ルクスをチョイスしてみました。こちらはアスカモデル(旧タスカモデリズモ)の製品で、以前から作りたかったものです。今回は放棄車両ということで工具はすべて無くなった状態にするため3Dプリントパーツを使ってブラケットのみの状態としました。履帯は切れたり複雑な地面の凸凹に追従したりさせたくてモデルカステンの可動連結式を使用。ルクスを検分にやって来たということでタミヤの「U.S. ジープ・ウイリスMB」も追加。パッションモデルズのエッチング/3Dディテールアップセットでディテールを追加。mantis の「Basket&canvas for Jeep Willys,WWII」を使ってラゲッジスペースを延長した荷物満載状態としました。フィギュアはタミヤ「アメリカ歩兵偵察セット」を小改造して使用。
■ディオラマ
ディオラマのレイアウトとしては変わり映えのしない、いつもの私の作品となってしまいました(汗)。雑草はマルティン・ウエルベルクの草むらシートに刷毛の毛先を切ったものなどを組み合わせています。我々がよく見る葉の幅が太いアジアの雑草と違い、ヨーロッパの雑草は葉が細い形状です。観察するとなぜスタティックグラスが欧米では一般的なのか理由がわかります。
タミヤ 1/35スケール プラスチックキット「アメリカ軽戦車 M24 チャーフィー(ヨーロッパ戦線)」使用
『好奇心は猫をも殺す』
ディオラマ製作・文/山田卓司
アメリカ軽戦車 M24 チャーフィー(ヨーロッパ戦線)
●発売元/タミヤ●4400円、発売中●1/35、約15.9cm●プラキット
▼ 関連記事はこちら
山田卓司(ヤマダタクジ)
HJを代表するレジェンドディオラマビルダー。キャラクターからスケールまで幅広いジャンルを手掛ける。



























