「ドイツI号戦車B型」大集合! タミヤMMシリーズをはじめさまざまなメーカーのI号戦車を動員!! 比較も楽しめる草原を舞台にしたディオラマを製作
2026.06.15『ドイツ第4装甲師団 第36戦車連隊 第1大隊 第2中隊 フランス』【タミヤ 1/35】●山田卓司 月刊ホビージャパン2026年7月号(5月25日発売)
『ドイツ第4装甲師団 第36戦車連隊 第1大隊 第2中隊 フランス』
第二次世界大戦初期のドイツ軍に欠かせない存在であり、現代につながるドイツ戦車の系譜の基礎でもあるI号戦車。2024年にMMシリーズに待望の仲間入りを果たした際も、そのコンパクトな車体サイズとは裏腹に大きな注目を集めた。今回はそんなI号戦車を使用し、山田卓司がディオラマを製作。さらに本作では、タミヤ版だけでなく、それ以前にさまざまなメーカーから発売されたI号戦車も動員するという模型ならではの遊びも加え、同一車両ながらそれぞれの違いを比較するのも楽しい作品となっている。
念願の1/35ミリタリーミニチュアシリーズNo.388「ドイツI号戦車B型」を作ってみました。発売からしばらく経っていることもあり「MausModeler」の3Dプリントパーツ の「WWIIドイツI号戦車B型 パーツセット」と「クランプセット」を使ってディテールアップしています。作っていたら盛り上がってしまいストックしていたイタレリ、トライスター(現ホビーボス)とドラゴンのA型も合わせて、各社の製品を作り較べてみました。複数社の製品をほぼ同時に作ったことはないのですが、各社の考え方の違いが興味深く面白い工作でした。基本的には前述の3Dプリントパーツを使ってディテールアップしていますが、イタレリの物にはタミヤのOVMパーツを使い、トライスターの機銃には「アドラーズネスト」の真鍮製パーツを使っています。B型2両、A型2両それぞれ同じ仕様にならないように細部ディテールは変化をつけています。
履帯は金属製の可動式「マスタークラブ」の製品をタミヤに。「T-REX」の3Dプリントの可動式の物をトライスターに。タミヤのキット付属の接着固定式の物をイタレリに転用。ドラゴンはキット付属のマジックトラックです。
I号戦車を4両揃えましたがディオラマの構成としてまとめ難いのでさらにもう1両、タミヤの「ドイツII号戦車A~C型(フランス戦線)」を追加製作。こちらはOVMの固定クランプを3Dプリントパーツでディテールアップした以外はキットをストレート組み。戦車ばかりでは単調なのでタミヤ「ドイツ軍用サイドカー KS600」も追加。こちらは「パッションモデルズ」のディテールアップセットを使っています。
II号戦車のキット付属のデカールからフランス戦の第4装甲師団 第36戦車連隊 第1大隊 第2中隊としました。同一部隊の車両が複数登場する作品は初めてで車体番号が正確なのかは不明です。ごめんなさい。
舞台は戦場写真をヒントに草原としました。草は安売りしていた刷毛の毛先を切ったもの。
戦車兵たちは「ドイツ国防軍 戦車兵セット」を中心に、キット付属の物、自走砲のキット付属の物などを改造しています。大戦初期だとベレー帽が印象的ですが、前線ではこれが不評で略帽を被っています。最後の仕上げに一部に使われたらしい、オレンジ色のパッドの初期型ヘッドフォンをあしらいました。
タミヤ 1/35スケール プラスチックキット ドイツI号戦車B型 他使用
『ドイツ第4装甲師団 第36戦車連隊 第1大隊 第2中隊 フランス』
ディオラマ製作・文/山田卓司
ドイツI号戦車B型
●発売元/タミヤ●3520円、発売中●1/35、約12.3cm ●プラキット
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