HOME記事イベント中国・長春で開催されたホビーイベントに行ってみた! 取材レポート&中国メーカー担当者と主催者インタビューから「中国プラモシーンの今」を見る

中国・長春で開催されたホビーイベントに行ってみた! 取材レポート&中国メーカー担当者と主催者インタビューから「中国プラモシーンの今」を見る

2026.07.01

NORTHEAST ASIA DIGITAL CULTUAL&HOBBY ART EXPO アフターレポート 月刊ホビージャパン2026年8月号(6月25日発売)

「NORTHEAST ASIA DIGITAL CULTURAL & HOBBY ART EXPO AFTER REPORT」

プラモを集客の主役に。
中国ホビー市場に生まれた新たな潮流

 静岡ホビーショーで模型ファンの熱気が高まるなか、中国東北部の吉林省・長春市でもプラモを主役とした大型ホビーイベント「NORTHEAST ASIA DIGITAL CULTURAL & HOBBY ART EXPO(漢字名は東北亜数字文創与模玩芸術展覧会、以下長春ホビーショーと称する)が開催された。北京や上海、広州といった大都市ではなく、中国東北地方の都市・長春で開催された本イベント。しかも主役はゲームやフィギュアではなく「プラモ」だ。チャレンジングな試みと思われたが、結果は4万人を超える来場者を集める大成功。会場には中国各地の模型ファンが集まり、大きな熱気に包まれた。
 さらに主催者は、この長春ホビーショーを今後中国各地で展開していく構想も明かしている。勢いを増す中国プラモ市場の現在地はどこにあるのか。本頁ではイベント会場の様子に加え、中国プラモメーカー担当者への取材から見えた「中国プラモシーンの今」、そしてイベントを主催したUKA社の李社長へのインタビューをお届けする。

取材・文/フミテシ

 中国はとにかく広い。大都市の北京や上海ですら「ここ!」と正確に言える人はあまりいないのではないだろうか……。長春となればなおさらだろう。中国の中では「東北地方」と呼ばれるエリアがあり、黒竜江省、吉林省、遼寧省が東北三省として呼ばれている。長春はその中の吉林省の省都(日本の「県庁所在地」に近い概念)である。

世界地図長春アップ
▲直行便で行けば片道3時間ほど。東北地方は朝鮮半島とも陸続きであり、中国国籍を持つ朝鮮族の自治区もある。長春でも街を歩いていると朝鮮族の文化が垣間見える
吉林・長春農業博覧園
▲現代農業技術の展示や科学普及、研究活動などを行う大型施設だ。これまでは施設最大の催しである「農業博覧会」の一企画としてホビーイベントが開催されていたが、今回は独立・拡大し、単独イベントとして実施された
「NORTHEAST ASIA DIGITAL CULTURAL & HOBBY ART EXPO AFTER REPORT」長春景色
▲長春市の総人口は約909万人。今回のイベントに出展している中国最古の自動車メーカー「中国第一汽車集団」がある。市内を移動していると各所で大規模な建設工事が行われており、街そのものが成長を続けていることを実感する
「NORTHEAST ASIA DIGITAL CULTURAL & HOBBY ART EXPO AFTER REPORT」長春名物料理
▲東北地方の料理は全般的に味が濃いめでお酒が進む! 特に最高だったのが、写真の鍋包肉(グオバオロウ)。薄切りにした豚肉に片栗粉の衣をつけて2度揚げし、甘酸っぱいタレに絡めた東北地方の郷土料理。日本国内でも食べられるお店があるのでぜひお試しあれ!
「NORTHEAST ASIA DIGITAL CULTURAL & HOBBY ART EXPO AFTER REPORT」瀋陽
▲長春から高速鉄道で1時間ほどで、中国東北地方最大の都市であり中国の重工業を支えている「瀋陽」がある。瀋陽は遼寧省の省都であり、清朝発祥の地として世界遺産にもなっている「瀋陽故宮」は一度は訪れたい観光スポットだ

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フミテシ

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