完成品にちょい足し+お手軽ベース製作で思い出の場所を再現しよう
お盆に入り、夏休みも後半に突入しましたね。夏休みの課題はこれから! という方に、初心者でも簡単にできるバイクモデル製作をご提案。完成品キットを使って、思い出の場所を再現してみましょう。
製作・テキスト/ぴよ乃
製作監修/月刊工具スタッフ
再現する写真はこちら!
去年(2023年)に、千葉・成田市でレンタルバイクを借りて散策した際の写真です。都内近郊から千葉へ行こうとすると渋滞にどうしても巻き込まれるのですが…渋滞する区間を電車を使用して回避っ! へとへとな状態で目的地に到着…ということにならず、元気いっぱいな状態で千葉巡りができました!
スポーツショップ 栄光
ハンターカブをレンタルしたのはこちらの店舗! 京成成田駅から徒歩で行ける距離にあり、店舗までの道もわかりやすくてアクセスしやすいです
使用モデル
まずは、使用モデルのご紹介! 今回は「青島文化教材社」から今年4月に発売された、完成品バイクモデル「Honda CT125 ハンターカブ グローイングレッド」を用意しました。
Honda CT125 ハンターカブ グローイングレッド
●発売元/青島文化教材社●3850円●1/12●発売中
▲ 箱から取り出した状態。本物のバイクを小さくしてパッケージされていたんじゃないかというくらい、精巧な作り! 細部もみていきましょう
▲ エンジン周りもしっかり“ゴツい!”。私がハンターカブで一番好きな部分です
▲ タイヤはゴム製で出来ており、まさにタイヤそのもの
▲ 4速ロータリーのミッションも見事に再現
▲ リアキャリア
▲ ライトやクラクション、ウインカーのボタンも再現されていて細かい…! ウインカーを点けるとき誤ってクラクションを鳴らしがちなのはホンダ車あるあるのはず…?
▲ デジタルのメーターもシールで再現
ここで実車をみてみましょう
▲ 見比べてみるといかに完成度が高いのかがわかるかと思います。4速ロータリーのミッションなのでつま先か、かかとを押し込むだけで楽々とギアチェンジができます。また、信号待ちなどで停車しているときに手が疲れないのがいいですねっ! (笑)
ちょい足し塗装でさらに実車に近づけてみよう
それでは早速こちらのハンターカブに少し手を加えて、写真に写っているハンターカブに近づけていきましょう!
▲ 「水性ウェザリングペイント」 のファインダストを塗料皿に出し、水で希釈。砂埃を表現していきます
▲ まずはホイール部分に塗布
▲ 塗料をつけていない筆に持ち替え、塗布した部分を軽く叩いていきます
▲ 砂埃がついていそうな部分を意識して、どんどん塗りすすめていきます
▲ 一番地面に面する、真ん中部分を同じ要領で塗っていきます。薄い部分と濃い部分ができるようにしたいので、筆を少しだけ上下に動かしながら叩いています
▲ このように塗装することができました。砂埃の参考にした写真に近づけたのではないでしょうか
▲ そのほかの砂埃がつきそうな部分にも塗布していきます
▲ ここで気がついたのですが、なんとスタンドが可動するギミックが! バイクモデルを初めて手にしたぴよ乃は芸の細かさに驚くばかりですっ! (笑)
▲ ハンターカブへのちょい足し塗装が完了しました。実車がとてもキレイな状態だったので砂埃のみですが、状態によっては錆や椅子の傷み、雨垂れなどを再現しても面白そうですね