北米軍主力AMAIMを砂漠戦闘用にチューン

　グレイディ専用機に随伴する無人機のブレイディフォックスは豆タンクが製作。こちらはHGブレイディフォックスを使用してデザートカラーで塗装。地中海戦線での激しい戦闘をイメージしてハードウェザリングで仕上げている。無人機の武装は北米軍共通のライフルとナイフなので、HG境界戦機ウェポンセットを使用してそろえた。

　新作映像の配信や『SIDE STORIES』連載で再び盛り上がっている『境界戦機』より、ブレイディフォックスを再び作製させていただきました。前回製作した設定カラーと比較すると、色だけでもかなりイメージは変わりますね。今回は外伝登場機体としてサンドカラーへの変更、ウェザリングをメインに製作しています。
■本体
　ほぼ無改造でヒケやパーティングラインの処理を中心に作業しました。工作としては、各部の丸モールドを表面処理のしやすさも考えて、削り落としてから市販パーツに置き換えています。背面スラスターは肩のほうはスリットモールドがありますが、中央にはないので市販のモールド入りプラ板で追加しています。そのほか、上腕部モールド追加、腰リアアーマー裏面を下端まで延長などを行いました。
　武装は境界戦機ウェポンセットからライフルとナイフを使用。ナイフホルダーはキット余剰パーツとして入っているものをそのまま使用しています。
■塗装
　暗めのサフ（今回はメカサフ ヘヴィを使用)でフレーム、外装を塗装したあとに、ハイライトとして通常のグレーサフを乗せて下地とします。フレームはジャーマングレー、外装はダークイエローを下地の濃淡が分かる程度に塗ります。今回は使い込まれた機体という想定のため、塗装時に100円ショップで購入した換気扇フィルターを使用して、ベースカラーに白を添加したものを吹き付けてムラにすることで全体に褪色表現を行いました。その後、ツヤ消しコートを行い、ファレホにてチッピング、フィルタリングを行っています。フィルタリングは砂汚れと油汚れを想定して、ブラウン系で先ほどの褪色表現が消えない程度に軽めに行いました。チッピングはグレー系のスポンジチッピングとドライブラシのあと、筆の描き込みと拭き取りで調整し、明るいグレー系でも同様の作業を行っています。

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