「MG ジャスティスガンダム」のシルエットバランスの変更にチャレンジ!キットの優れた部分を肯定しつつ新たな個性を盛り込む【セイラマスオの気まぐれガンプラ製作記RETURNS 第9回】
2026.10.22
セイラマスオの気まぐれガンプラ製作記R/ZGMF-X09A ジャスティスガンダム 【BANDAI SPIRITS 1/100】●セイラマスオ 月刊ホビージャパン2026年11月号(9月25日発売)
Whimsical Gunpla Production Notes
セイラマスオの気まぐれガンプラ製作記RETURNS
個性的なテクニックと淡い塗装表現で、本誌モデラーのなかでも他と一線を画する存在のセイラマスオ。彼が気ままに「ガンダムSEED」シリーズのガンプラ製作を楽しむ過程をお届けする連載が「セイラマスオの気まぐれガンプラ製作記リターンズ」です。SEED MGキット編も2体目。MG ジャスティスガンダムのシルエットバランスの変更にチャレンジしていきます。
製作・解説/セイラマスオ
前回の記事はコチラ
ウマく作るためのHow toじゃありません
これまでどおり、私なりのガンプラ製作法を今回も変わらずご紹介していきます。どうも万人向けというわけではないらしい私の製作法ですが(笑)、工作的には基本的なもの中心だと思いますので、楽しみながら模型と向き合っている様を温かい目で見守ってもらえたら幸いです。
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theme:キットの優れた部分を肯定しつつ新たな個性を盛り込む[前編]
use kit:MG ジャスティスガンダム
▲ プロポーション・ディテールともにまったくスキの無い超絶キット、MG ジャスティスガンダム! この優れたプロポーションと基本ディテールはキットのままで省力化(手抜き)しながら、そのぶんちょっとしたフォルム変更やディテールの追加作業に注力していこうと思います
❶まずはフォルムバランスを確認
▲ MG ジャスティスガンダムの本体は、スリムで伸びやかなアレンジが効いててめちゃくちゃカッコいい♪ プロポーションはそのままでいきます
▲ しかし背面のファトゥム‐00は非常に大型、しかも背負う位置が高いので、バランス的に重心がかなり上方寄りとなっており腰高な印象。この辺の重心バランスを変えれば、作例の独自性が狙えて全体のバランスも整いそうです
▲ まずはファトゥム-00の横幅を短縮する方法を検討します。ジャスティスが乗れるスペースを確保するために横に伸びる伸縮機構は活かしたいところ
❷ファトゥム-00の改修(本体部)
▲ 伸縮に影響なさそうなサイドのユニットをエッチングソーで切断。サイドユニットは別の場所にコンバートします
▲ 切断して空いたスペースには流用パーツを使用して間を埋めます。前回のプロヴィデンスの余剰パーツ(ドラグーン)を用意して、接着のため一部平面化加工しました(上が加工後)
▲ サイドユニットを切り取って空いたスペースに流用パーツを配置したいのですが、伸縮機構を活かすのならばここに直接は接着できません
▲ そこで前回はあまり使えず貯まりまくっていたフレーム関連の余剰パーツ(今回も同種のパーツが余剰で出ました)を、思う存分活用していこうと思います
▲ 余剰パーツに箱型のちょうど良いものがあったので、ファトゥム-00の切断面を整形したところにそのまま貼り付けました
▲ まるで測ったかのように内部フレームをうまく避けることができました(余剰パーツ側は無加工)♪
▲ これで、プロヴィデンスからの流用パーツとこの箱型余剰パーツを接着。うまく伸縮機構を活かしたまま別部品を組み込むことができました
▲ ただ、このままだと内部フレームが丸見えなので、フレームを隠すように余剰パーツを配しました
▲ 同様に裏側の内部フレームが見えるところも、同じ余剰パーツで同じようにフタをしました
▲ さらに流用パーツの目立つ隙間にも余剰のダクトパーツを配せば、隙間隠しとディテールアップの一石二鳥です♪
▲ 反対側にも同様に余剰パーツを使用。SEED MGシリーズはフレームランナーに同形状の余剰パーツが多く発生します。これがディテールアップパーツのように気軽に使えるので助かります
▲ 上下に流用パーツを配したので、正面から見ると中央部がスカスカ(笑)。ここにも余剰パーツを適当に用意します
▲ 前面の開口部に各種余剰パーツをなんとなくで詰め込んで、内部メカっぽくごまかしました
▲ 表側の、ひと目で流用パーツであることがわかるディテールは、さらに余剰パーツを上乗せすることで「そのまんま流用しただけ感」を減らしています
▲ 翼を他キットから流用して外側に設置。ただ、翼接続の基部となっているグレーのパーツ(矢印の部分)は、ちゃんとMG ジャスティスの余剰パーツです(笑)
▲ 垂直尾翼も追加しました
▲ そんなこんなの改修で、サイドユニットを省略したファトゥム-00はこんな感じになりました
▲ 展開機構を活かしながら横に流用パーツを付けたため、当初の思惑ほどには横幅の小型化にはなっていないですね(笑)
▲ ちゃんと横方向に展開もできます(ジャスティスが乗れます♪)。余剰パーツをフル活用できました!
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■ ③サイドユニット部
■ ④余剰パーツでディテールアップ
続きは「月刊ホビージャパン2026年11月号」に掲載!
次回で完成! お楽しみに。
MG ジャスティスガンダム
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン●5720円、2017年6月発売●1/100、約18cm●プラキット
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©サンライズ
セイラマスオ
独特の視点と考察によるディテール工作術“マスオディテール”と、作品問わずパーツを使いこなすミキシングテクニック、そして成型色を活かした淡い塗装仕上げを得意とする本誌名物モデラー。
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