【最新“筆”の力】GSIクレオスの高性能筆「STARLINER」を試した? 2026年より展開開始した新たなブラシツールの性能をチェックしてみよう!【月刊工具】
2026.07.17
月刊工具 模型の入り口はいつの時代も工具から。 月刊ホビージャパン2026年8月号(6月25日発売)
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「STARLINER」で塗装実践!
いよいよ発売になったBANDAI SPIRITS製「ブルーティッシュドッグ」。今回はこの機体の色味を少し変えつつ、新しい筆で塗装して仕上げていきます。成型色はかなり設定に近く良い色なですが、せっかく塗装するのだからあえてそこを外して濃い色は赤っぽく、薄い色は白っぽくと変えてみました。
HG ブルーティッシュドッグ
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン●4180円、発売中、約11.6cm●プラキット
▲塗料の食いつきを良くするために下地にはオキサイドレッドのサーフェイサーを塗布。可動部を動かしつつ、数回に分けて全体を塗装します
基本塗装
▲筆塗りは水性ホビーカラーを使用。まずは薄くひと膜つくる意識で塗布開始。シャインレッドを塗っていますが、最初は本当に色がついているかわからないくらいの絶妙な量を乗せていきます
▲2回程度塗布して赤が色づいてきたらピンクを混ぜた色で明るい部分を作ります。平筆で塗っていますが、平筆のコシが塗料を薄く押し広げている感覚がよくわかります
▲グレーは軍艦色1を使用、関節色としても使える色です。隠蔽力も高いので、一回目は写真の程度ぐらいに薄く塗ります
▲さらに色を重ねるとしっかりとしたグレーに発色します。下地のレッドが少し透けて、赤みのあるグレーになってきたら塗装完了です
▲平筆で大きく筆を動かしたので多少はみ出したり、塗り分けが不足しています。残りは丸筆で塗っていきましょう。穂先が長い丸筆ですが、先端が狙いやすく細かいところはもちろん、奥まったところの塗り分けもいけます
BSシリーズも活用
▲BSシリーズの平筆に焼鉄色をつけて、ティッシュなどで余分な塗料をとってからドライブラシします。平筆でも先端が大きくないので、ウェザリングを施す箇所も狙いやすいです
▲細筆でスミ入れ。Mr.ウェザリングカラーのグランドブラウンを先にスミ入れして、このあとのウェザリングで汚しの色がスミ入れのように流れないようにしておきます
▲ステインブラウンで縦のラインを描いてから、うすめ液を含ませた筆ではたいてぼかします。こうすると雨だれのような表現になります
フィニッシュ作業はスターライナーで
▲右腕のクロー部分は焼鉄色の端にシルバーをつけて刃のある金属という表現にしました
▲タイヤ部分はフィールドグレーを塗って黒っぽいタイヤにしています。面相筆は色のフチを塗り分けるときにとても強力。後部の追加グライディングホイールも同色で塗っておきましょう
▲最後に細筆にサンディウォッシュを含ませて、エアブラシの空気だけをプッシュしてみましょう。びしゃっと塗料が跳ねて、泥はねのような汚しになります。筆の含みがよいので相性も良いですね。吹き付けるのは空気だけで良いので、エアダスターでも可能です
完成!
▲完成! 成型色からだいぶ濃ゆい色に仕上がりましたが、ボトムズは色の解釈も豊富で歴戦のブルーティッシュドッグ感にはちょうどよさそうです。ボトムズシリーズのATはやはり筆塗りと相性が良く、好みの色でぺたぺたと塗って汚していく作業が楽しい。その作業のおともに、新しいGSIクレオスの筆はバッチリでした
まとめ
塗料の含みが抜群で水性塗料との相性が良好なハイエンド筆「STARLINER」、BSシリーズも含めて現代の筆塗りにキャッチアップした超強力なツールです。私は筆塗りが得意ではありませんが、穂先のコシと細かいところにしっかり塗料を乗せられる性能と、全体的に仕上がりも気分も上がる素敵な筆と感じました。筆塗りがうまくなったような気持ちになれる筆、勝負できる一本をお探しなら、STARLINERをおすすめできます。みなさんもGSIクレオス製の新しい筆で楽しんでみてください!
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