HOME記事キャラクターモデル戦闘用ウォーカーマシン「ドラン・タイプ」がHG化! 各部ディテールアップと世界観に合わせたウェザリングでキットの魅力をさらに引き出す!!【戦闘メカ ザブングル】

戦闘用ウォーカーマシン「ドラン・タイプ」がHG化! 各部ディテールアップと世界観に合わせたウェザリングでキットの魅力をさらに引き出す!!【戦闘メカ ザブングル】

2026.07.22

ドラン・タイプ【BANDAI SPIRITS 1/144】●野田啓之 月刊ホビージャパン2026年8月号(6月25日発売)

野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」特撮

世界観に合わせたディテールアップとウェザリング

『戦闘メカ ザブングル』より、物語後半に登場した戦闘用ウォーカーマシン、ドラン・タイプが待望のHGシリーズ化! 2基のホバーを使った空中戦を得意とし、武装も機銃のみならずミサイル・ポッドやロケット弾、スモークディスチャージャーなど、戦闘用の名に恥じぬ豊富さを誇る。キットは他のウォーカーマシンを圧倒するボリューム感を忠実に再現。各部可動はもちろん、ローターの回転ギミックやおまけの軽ウォーカーマシンも付属する至れり尽くせりの傑作キットを、本作直撃世代の野田啓之が製作。各部ディテールアップとウェザリングで『ザブングル』の世界観をより感じさせる仕上がりを目指した。

野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」
野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」背面
野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」と素組みHGザブングル
▲HG ザブングルの素組みと。全高もさることながらホバーユニットを持つ上半身のボリュームもすごい! これまで超合金魂のおまけやガレージキットはあったが、プラキットでは初の商品化! また1つファンの夢が叶ったのではないだろうか
野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」降着姿勢
野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」飛行ポーズ背面

▲キットは降着姿勢を取ることも可能。また、股間底面のフタをスライドさせれば3mm穴が露出、別売りのアクションベースで飛行ポーズも楽しめる

野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」キャノピー
野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」製作途中キャノピー

▲キャノピーはクリアー成型で着脱も可能。作例では設定通りにキャノピーを前後に分割し後部を接着。キットにはラグ・ウラロのフィギュアを乗せられるが、作例は他のキットから別のパイロットフィギュアを座らせている(HG ブラッカリィ・タイプに付属のジロンフィギュアを乗せることも可能)。作例オリジナルで上部にキムワイプを丸めて塗装したで幌を取り付けた

野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」ローター回転
▲2基のローターは息を吹きかけるだけで回転する仕組み!
野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」左腕
野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」製作途中左腕後ハメ加工
野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」製作途中左腕肉抜き埋め
野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」製作途中左腕ハンド

▲5連ロケットランチャーを装備する左腕は後ハメ加工を行い、肉抜きをポリパテで埋めている

野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」脚部アップ
野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」製作途中脚部
野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」製作途中

▲脚部はスネや太モモの合わせ目を消すため、ヒザや足首の接続軸をプラ棒に置き換えて後ハメ化。また太モモは凹モールドになっているため、設定画に合わせてプラ板でモールドを埋めている。プラ棒で軸を作り直す場合は、上半身のボリュームに負けないように渋めに調整しておくことをおすすめする

野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」エアインテーク部アップ
野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」製作途中エアインテーク部

▲ホバーユニットのエアインテーク部は、取り付け部を極力短くカットし後ハメ。胸の左右にあるミサイルはプラ棒等にて作り直し、塗装後に接着している

野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」砲台アップ
▲砲台の回転と砲身の上下可動が可能な腰の20mm2連装砲は、銃口をピンバイスで開口した
野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」製作途中設定画にないパーツ分割ライン
▲腰も設定画にないパーツ分割ラインを接着して丁寧に消している。ヘッドライトはくりぬいて市販のクリアーパーツに置き換えた
「HG ドラン・タイプ」付属ブラン・タイプ、ホッグ・タイプ、レッグ・タイプ
野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」ブラン・タイプ、ホッグ・タイプ、レッグ・タイプ

▲左からおまけの同スケール ブラン・タイプ、ホッグ・タイプ、レッグ・タイプは、アンテナを真鍮線にて新造し、ホッグ・タイプはコクピット周りもディテールアップ。ラグはホッグ・タイプに乗せた

野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」横
野田啓之製作「HG ドラン・タイプ」ポージング例

【カラーリングデータ】

本体ホワイト=クールホワイト
本体ダークブルー=ブルーFS15044#326
本体ブルー=ガンダムカラー ブルー(5)
バルカン砲等=グラファイトブラック
レッグ=レッドFS11136#327
ホッグ=ダークイエロー#39
ブラン=ガンダムカラー ブルー(5)

■はじめに
 ザブングルは当時ハマりにハマった世代で、当時キット化に恵まれなかったこの機体がキット化されたとあって、とても喜んでるひとりです♪ 私的にはドラッドイレブンなどの作業用WMを駆使しての戦いが好きでした。そんななか物語終盤、これまでのウォーカーマシンとは明らかに異なるドラン・タイプ。もはや歩くことを放棄した、ウォーカーマシンではなくフライトマシーンと化したこれが出てきた時は、惑星ゾラでの時代の変化を感じたものでした。さて本題のキットですが、仮組みするだけで思いが叶う内容です! これをさらに作品の世界観に合わせて魅力を引き出すべく、ディテールアップとウェザリングにて仕上げました。
■本体
 設定画に合わせてコクピット部の桟と透明パーツをカットし整形。上部に付く幌はキムワイプを丸めて塗装したものを取り付け。アーム部はコクピットを後ハメできるように一部をカットして取り付けました。
 本体の合わせ目を処理し、機銃は後ハメ。エアインテーク部も取り付け部を極力短くカットし後ハメとしました。胸の左右にあるミサイルは、弾頭をプラ棒等にて自作し取り付けています。
 腕部と脚部は合わせ目を目立たなくするためのスリットが施してありますが、これも設定画に合わせてすべて埋めています。また、脚部は軸を3mmプラ棒に置き換えて塗装後に後ハメできるようにしています。
 胴体はヘッドライトおよび各パーツを接着して合わせ目を処理しただけです。左右の爪に見られる肉抜きはポリパテにて埋めてあります。
■レッグ、ホッグ、ブラン・タイプ
 さすがバンダイさん! と言いたくなる、小さいながらも素晴らしい出来映えの一品なので、ディテールアップのみ施して塗装しました。これの拡大版でキット化してほしいぐらいです♪
■塗装
 基本的に今回も黒立ち上げにて各色を乗せていきました。ウェザリングに関しても定番になりますが、エナメル塗料にて垂れやにじみを描き込み、エアブラシにて煤汚れを施しチッピング。仕上げは全体にツヤ消し塗料にてコートし完成としています。

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット “ハイグレード”

ドラン・タイプ

製作・文/野田啓之

HG ドラン・タイプ
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン●6600円、受注終了●1/144、約10.7cm●プラキット●プレミアムバンダイ販売アイテム


\この記事が気に入った方はこちらもチェック!!/

 アイアンギアーvsティンプ仕様 

本日受注開始の「超合金魂 アイアンギアー」の展示用ディオラマをお届け! 『BLUE GALE XABUNGLE SIDE R』で激しいバトルを繰り広げたアイアンギアーとティンプ仕様をご覧あれ!【サンライズロボット研究所 研究報告】

2大巨艦が大激突!! 昨年話題を集めた、サンライズロボット研究所の実験動画2作品『BLUE GALE XABUNGLE SIDE L』『BLUE GALE XABUNGLE SIDE R』。そこで今回は『SIDE R』に登場[…]

 サンライズメカニック列伝 

『戦闘メカ ザブングル』の「ドラン・タイプ」をHG化に先駆けて半完成品キットを現行キットのレベルまで引き上げる! ディテールアップ&可動機構の強化に注目!!【サンライズメカニック列伝】

ドラン・タイプ(『戦闘メカ ザブングル』より) サンライズ作品に登場する数多のメカを模型作例で再現し、改めてその魅力を探る連載企画「サンライズ・メカニック列伝」。今回は[…]

ⓒサンライズ

この記事が気に入ったらシェアしてください!

野田啓之(ノダヒロユキ)

オススメの書籍

月刊ホビージャパン2026年8月号

ご購入はこちら

サンライズ・メカニック列伝 ダブル・リバイバル編

ご購入はこちら

HI-METAL R 2015-2022

ご購入はこちら
PAGE TOP
メニュー