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【創彩少女庭園】結城まどか〜ヴァーチャルアイドルカスタム〜

2021.05.15

結城まどか〜ヴァーチャルアイドルカスタム〜【コトブキヤ 1/10】 月刊ホビージャパン2021年6月号(4月24日発売)

まどかちゃんが、今をときめく“ヴァーチャルアイドル”になっちゃった!?

 本誌ならびにMOOK「ホビージャパンエクストラ」にて、“女の子プラモデル”モデラー陣によるキットレビュー&オリジナルアレンジ作例をことごとくお届けしてきた『創彩少女庭園』「結城 まどか」。まだこの方々のアレンジ作例はお見せしてなかったよね? ということで、ついに届いたこねこのしっぽ。&よしゅあん。による、結城 まどか・ドールライクアレンジ作例をご紹介。
 テーマは「ヴァーチャルアイドル」。成型色を活かしたちょっと奇抜なヘアアレンジに華やかな衣装、代名詞であるオリジナルアイペイントで、いつもよりはじけて可愛らしい結城 まどかの新たな一面を完成させている。

テーマを基に通常とは対照的な雰囲気にアレンジ。素組みと比較するとまさに“変身”といった仕上がり

▲衣装はアニメ調なトリコロール。シースルーも取り入れた少し大胆なデザインとなる。キットに生地を貼りつけて構成し着ぶくれを防いだ自然な仕上がり

▲ローファーを厚底にして足長効果を追加
▲オリジナルアイペイントは森倉円さんのパッケージアートを参考にした少女漫画風

▲髪形はポニーテールとツインテールのパーツを組み合わせつつ瞬間カラーパテによる形状変更でまとめている。先端部分をクリアー仕上げにして見た目を軽やかに。ピンクのパーツは限定キットからの流用。ツヤを整えた以外、塗装は行われていない

Scoop & Chainsaw

▲スコップとチェーンソーという不思議な組み合わせの付属品。本体の雰囲気に合わせたデコ仕上げ

■衣装最終デザイン&縫製、髪パーツ加工、顔パーツアイリペイント(担当/こねこのしっぽ。)
 まどかちゃんをヴァーチャルアイドルなイメージでカスタムしてみました。赤、青、黄(金)のトリコロールで構成した布を素体のセーラー服に貼り付け、衣装のラインの美しさを引き立てられるように製作しています。
 アイリペイントはパッケージイラストを参考にした少女漫画風。フェイスラインは、肌色の瞬間カラーパテをメインに調色したものを使用して部分的に盛り加工し、鼻部分と口元をデザインナイフとゴッドハンドさんの神ヤス!、スジボリ堂さんのマジックヤスリを使用して整えています。
 髪パーツは成型色にあわせて調色した瞬間カラーパテで造形。部分的にクリアーカラーの瞬間パテも使用して軽やかさを演出しています。完成イメージにあわせて、立体感を持たせるように盛り付け加工。「ドリーミングスタイル フレッシュベリー」版のピンク色の「髪パーツ」とあわせることで、メッシュ入り髪型を表現してみました。
 ツインテール部分は、ポニーテール用の髪パーツと本来のツインテールパーツなどとの組み合わせ。後頭部にも瞬間カラーパテによる盛り加工を加えて結っている部分を上部に変更し、髪の毛の流れにより立体感が出るように造形しました。
 加工後は全体にツヤ消しスプレーをし、パステルで着色し仕上げています。
 腕パーツには、ホビーベースの1/12素材ちゃん(ライトフレッシュ)の腕パーツを使用しました。袖には、シルクシフォンを使用し、腕の曲げ伸ばしにて、シルエットが崩れにくいようにしています。


■組み立て、塗装、加工(担当/よしゅあん。)
 まどか用の厚底ローファーは付属のローファーにFAガール マテリアの靴底を流用し、瞬間カラーパテで形状を整えて表現。塗装後、スタッズと蝶結びにしたリボンを取り付けライトストーンでデコレーションしています。
 武器は「リトルアーモリー LD026 近接武器セット A」を使用しました。チェーンソーとスコップにラインストーンを貼り付けた簡単なものではありますが、作例のまどかの雰囲気に合わせた選択となります。

コトブキヤ 1/10スケール プラスチックキット
“創彩少女庭園”結城 まどか使用

結城 まどか
〜ヴァーチャルアイドルカスタム〜

製作・文/こねこのしっぽ。、よしゅあん。

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Ⓒ KOTOBUKIYA

こねこのしっぽ。、よしゅあん。

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