ウェーブ「1/20 シュトゥルムフォーゲル」を MAX渡辺&横山宏が製作!塗装の違いで印象が異なる2機を使用したフォトストーリーや新製品&再販情報もお届け!【Ma.K in SF3D】
2026.06.18シュトラール軍 無人ホバー強行偵察機 シュトゥルムフォーゲル 製作/横山宏
■右足がマシーネン化!
2026年3月のシニアサッカーの開幕戦でアキレス腱を断裂させてから早いもので60日が過ぎました(原稿を書いてる時点)。最初のFRP製ギプスから歩行用装具へと装備換装して歩行練習に入っていて右足がA.F.S.と同じような構造になっています。早く歩くとロボットコスプレしてる動きになってこのデザインで走る設定はなかなか難しいね。今回のアクシデントは今後デザインにも反映できるようになると思います。今回は自宅からリモートで参加させてもらいました。撮影にリモートで参加する状況はコロナ禍以来だけどこうしてモニター越しに撮影した画面や色味も確認できるようになったのはリモート環境のデバイスやソフトウェアの発達のおかげですね。
今回は2026年4月に発売されたばかりのオスカルの最新型シュトゥルムフォーゲルを見ていただきますよ。オスカルのオリジナルモデルの起源は、当時20才になったばかりだった渡辺少年ことMAXさんがわしの家に仕事の手伝いに来てくれるようになって、わしが朝になって近所の燃えないゴミのゴミ箱を漁ったところまで遡ります。何か使えそうな廃材を捜して魔法瓶のポットのフタを発見! 夜明けのゴミ置き場でゴミをこすっているわしを見た渡辺君は「この人、大丈夫かな?」って思ったそうです(笑)。においを嗅ぐと接着できる素材かわかるので何かで削ってにおいを嗅ぎました。それで接着可能なABSとわかってオスカル爆誕となったわけです。当時MGCのトイガンがABS製で作動させたり研磨するたびに独特のにおいがするので以後材料チェックはこするようになっていました。
オスカルをモデルカステンでキット化した時にオリジナルよりホバー部を少し長くしてもらい、ウェーブからキット化する際にさらに伸ばしてもらったから当時のポットとカタチは大きく違っているけど渡辺君を引き連れてゴミを漁らなければオスカルは誕生しなかったというお話です。その日から40数年経った今、渡辺少年はそのオスカルのキットの発売元の社長ですぞ! 「人生は短く芸術は長い」と言ったヒポクラテスさん、その通りでしたよ。
さてこのシュトゥルムフォーゲルですが、追尾ロケットを付けたR6型のオスカルにNINJAヘッドを付けた現時点の最新型です。クチバシのように見える頭なので、海燕のドイツ語であるSTURMVOGELと名づけました。これはメッサーシュミット262の複座型につけられていた名前ですね。
追尾ロケットのチューブは本来上下左右に可働できるようになっていますが、ロケットを保持するためのパーツを接着するとロケットの角度が固定されます。この角度だとロケット発射時にスモークディスチャ―ジャーに当たってしまいそうなので基部(d48、d49)を説明書とは上下逆にして取り付けてみました。ロケットを固定するパーツ(i1、i2)を加工したり付けなかったりしてもいいかもしれませんね。
これまでオスカルの武装は初期型がレーザーガン、後期型はレールガンでしたが、シュトゥルムフォーゲルのキットはどちらかを選んで取り付けられる仕様にしてもらいました。オスカルの頭部左側にはオスカル特有のパーツが付いていましたが、ノイスポッターと同じパーツを付けてもいいので、ここもどちらで楽しんでいただいても大丈夫です。鉄製のクレーテやノイスポッターを作ったMa.K.ショップ コマキの小川昌男君がキット発売から数日でシュトゥルムフォーゲルを完成させていましたが、これがレールガンの他にレーザーも装備した作例でカッコいい! 蛇のデカールの上にオスカル少年を貼ったのもカッコいいので、オスカル少年が蛇に跨っているデカールを今後のキットに入れてもらおうと思います。
わしが塗ったマックスファクトリーの1/35ホルニッセの色でMAXさんがシュトゥルムフォーゲルを塗ってくれたのも嬉しかったなあ。オスカル系はボリュームもあって塗りがいもあるので、みなさんもぜひ製作を楽しんでください。

ウェーブ 1/20スケール プラスチックキット
シュトラール軍 無人ホバー強行偵察機 シュトゥルムフォーゲル
製作・文/横山宏
SK362 R6/N Panzer Spähwagen シュトゥルムフォーゲル
●発売元/ウェーブ●8580円、発売中●1/20、約24cm●プラキット
「春のタンまつり3」で展示された横山氏の作品を紹介!
[Ma.K.in SF3D]EXPLANATIONS Vol.144
シュトラール軍 無人ホバー強行偵察機 シュトゥルムフォーゲル
文/KATOOO(レインボウエッグ)
シュトゥルムフォーゲルはオスカルの最新バリエーション機です。2025年10月開催の第63回全日本模型ホビーショーで発売が発表され、名称とデザインが周知されました。シュトゥルムフォーゲルの基本形状は2004年に横山先生がモデルカステン製オスカルに追尾ロケット4門を追加した「オスカルR6」という後期型バリエーション機の頭部をNINJAの高性能索敵シーカーに換装したものです。
オスカルのプラキットはウェーブから後期型が2014年、初期型が2018年に発売されましたが、今回発売となったシュトゥルムフォーゲルは初プラキット化となるR6型の追尾ロケット、NINJAの高性能索敵シーカー、後期型の主武装であるレールガンと初期型のレーザーガンが付属しています。つまり、初期型、後期型、R6、シュトゥルムフォーゲルというオスカルのバリエーションが4種類作れる豪華コンパチキット。NINJA型シーカーを付けず通常のノイスポッターのe1パーツを接着すればオスカルR6を作ることができるのです。さらに、武装や頭部左側面を選択して組めることを横山先生が提唱されたことで、8年ぶりに発売されたオスカル系キットであるシュトゥルムフォーゲルは非常にプレイバリューの高い嬉しいものとなりました。
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