ハセガワ「XLR BAJA(MD22)」をベースに1992年製造の北米仕様「XR250R(ME06)」に改造!プロモデラー・國谷忠伸がオフロードバイク全盛期の名車を作り起こす
2026.05.10
ホンダ XR250R ME06【ハセガワ 1/12】●國谷忠伸 月刊ホビージャパン2026年6月号(4月24日発売)
オフロードバイク全盛期の名車を作り起こす
オフロード走行専用車として登場したホンダのXRシリーズは、空冷4サイクル単気筒エンジンを搭載し、扱いやすく不整地での優れた走破性を発揮した。とりわけXR250Rは、オフロードレース初心者が最初に選ぶバイクとして人気を獲得。ファラオラリーなどの国際クロスカントリーラリーでも活躍を見せ、初心者からベテランまで、90年代のオフロード車全盛期にその地位を築いていった。残念ながら、そんな名車といえどもキット化はされていないので、XRをこよなく愛する國谷忠伸は「ないのなら作ってしまえ」とばかりにハセガワ「Honda XLR BAJA(MD22)」 をベースに改造し、XR250R(ME06)を作り起こしてしまった。ここでは各部の改造ポイントなども含めて、作例をご覧いただきたい。
ハセガワ 1/12スケール プラスチックキット ホンダ XLR BAJA(MD22)(1991) 使用
ホンダ XR250R ME06
製作・文/國谷忠伸
ホンダ XLR BAJA(MD22)(1991)
●発売元/ハセガワ●3960円、発売中●1/12、約18cm●プラキット
▲ ME06北米仕様に付くデコンプレバーとグリップをデジタルモデリングにて再現。グリップはハーフワッフルタイプとし、樹脂リングを金属製のステーで固定するブレーキラインガイドも再現。ブレーキラインは、透明なビニールチューブに黒く塗装した金属線を通している
▲ 本車はレーシングモデルらしくアナログのトリップメーターのみ。メーターはデジタルモデリングし、盤面を塗装後にUVレジンを流してレンズ面を再現している。ハンドルはキットのハンドルバーに他キットのブレース基部パーツを移植。フロントフォークのトップブリッジのボルトのディテールも追加。バーパッドはインクジェットプリンターで印刷できる布(シールタイプ)で再現した
▲ タンクキャップもまったく形状が違うのでデジタルモデリングにて自作。この歯車のような形状のパーツを作るには大変便利な手法だ
▲ 実車のタンクは無塗装のポリ製で、使っているうちにガソリンの影響で下部が茶色くなってくるのを塗装で再現。ロゴステッカーは実物も結構厚みがあるので、デカールではなくステッカーにて。フレームのケーブルガイドはテンションがかかるので金属線で製作
▲ ME06北米仕様を再現するために起こしたデジタルモデリングの一例。こちらは灯火周りで、レンズ類はクリアーレジンで出力
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