HOME記事キャラクターモデル『魔神創造伝ワタル』麒麟丸レビュー作例！オリジナル武器や麒馬形態への変化など遊び応え抜群の仕様に注目

『魔神創造伝ワタル』麒麟丸レビュー作例！オリジナル武器や麒馬形態への変化など遊び応え抜群の仕様に注目

2025.03.09

麒麟丸【BANDAI SPIRITS】　月刊ホビージャパン2025年4月号（2月25日発売）

『魔神創造伝ワタル』注目キットを製作！

　好評放送中のTVアニメ『魔神創造伝ワタル』。今回は主人公星部ワタルのイトコ、天部カケルの魔神・麒麟丸のプラキットをレビューする。複数の武器の付属や、麒馬形態への変化など遊び応え抜群のキットを、ワタルシリーズを愛して止まないてつおが丁寧に製作した。

初回限定版に付属するオリジナル武器を見逃すな！

▲初回限定版のキットには、オリジナル武装の「轟天槍」が付属。龍神丸、風神丸の付属武器と組み合わせることもできる

▲素組み（写真左）と並べて。肩の赤い部分はシールで補うものの、そのまま組んでも非常にカラフル。作例は設定画を参考に黄色に振った金色で塗装した

▲胸部の前後の貼り合わせ部は、後ハメ加工が難しいので合わせ目に沿って段落ちモールドを入れ、ディテール風に処理した（赤丸で囲んだ部分）

▲角や後頭部の髷のような装飾は先端をシャープ化。角の出っ張り（フラッグ）を切り落とし、装飾部は先端にランナーを接着して延長してから削り込みで鋭利に仕上げた

▲背中に装備する円形武器「輝輪（きりん）」を両手に装備可能。斬ったり、投げつけたりできる万能武器だ

▲前回掲載の龍神丸（製作／朱凰）と。第4話で登場したばかりの麒麟丸。これからの活躍に注目だ
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▲付属の「聖獣脚」パーツを腰に装着することで、四脚の姿「麒馬形態」に変身！

▲聖獣脚の肉抜き埋め。パイプ状の部分の整形時は、8mmプラパイプを輪切りにしたものの内側にワセリンを塗り、それをパーツにあてがいながらエポパテをならしていった

　ご無沙汰しております！　てつおです。個人的にも大注目の『魔神創造伝ワタル』より、新発売の麒麟丸を早速製作いたしました。

■製作
　額の2本角は、先端がカットされているような造形なので、フラッグは切り取りつつ形を崩さないようにエッジ調整。後頭部から伸びる髷（？）的な部位の先端については延長しつつシャープ加工。
　胴と腰の接続部ははさみ込みになっているので、腰側の受け側を削り込んで後ハメ化。肩アーマーにある雲のような装飾の裏側は肉抜きされているのでエポパテで埋めました。
　ハンドパーツは友達の朱凰君から「てつお、ハンドパーツつくるぜよ」の命を受けたので、平手と握り手をエンヤコラ（3D設計・出力）で自作。前回の朱凰君の龍神丸も同じハンドパーツを装着しています。太モモパーツは前後を接着して合わせ目消し。

■聖獣脚
　組み立て説明書を読んで驚きました。こういった別形態になれるパーツがあると興奮しますよね！　ただこの脚パーツが割と肉抜き多めになります。基本的にエポパテで埋めるのですが、脚自体の肉抜きはアルミホイルを詰めてからエポパテ作業をしているので経済的！　またかかとにつく円柱のキャノン（？）ですが、ここを埋める際に、8mmプラパイプを半分にしてから内側にワセリンを塗り、それをパーツに被せてパテがはみ出ないように詰めるときれいにならすことができます。
　自分はワセリンが見当たらず代用でヴェポラップを塗ってみたら、鼻がめちゃ通りました（効果はワセリンと一緒でした）。