量産化された新たなMAILeSを部分改造で製作

　試作機プロトゴウヨウを経て量産化された「HM-02 ゴウヨウカスタム」。プロトゴウヨウ同様のアタッチメントシステムが採用されているが、各部構造はよりシンプルなものとなっている。作例はHGメイレス プロトゴウヨウをベースにSSCが製作。形状が異なる部分をプラ板のスクラッチで再現し、武装はキット付属のものをベースに製作したものと、2023年10月発売予定のHG境界戦機ウェポンセット6を使用してそろえている。

　今回はプロトゴウヨウを使ってゴウヨウカスタムを製作ということで、形状の違う頭部とヒザ装甲の変更、肉抜き穴埋めやディテールアップをメインに工作していきます。
頭部…頭頂部のブロックはプロトゴウヨウのものをベースにアンテナなしのフラットな形状に変更。マスクはウェーブのプラパイプ（肉厚）を半円状にカットしたものを基部にして製作。
胴体…首後方のパーツ差し込み部分とウェポンラックの隙間部分をプラ板で塞ぎました。腰部ウェポンラック裏はプラ板でディテールアップしています。
腕…肩の丸モールド部分に合わせ目が入ってしまうので、プラ板とプラパイプで丸モールドを新造しました。手首可動部パーツ同士の干渉で塗装が剥げないように、可動軸部分に0.25mmプラ板でワッシャーを作りました。ハンドパーツはキットの平手の指部分を切り取り、ビルダーズパーツHD「MSハンド01」の握り拳から人差し指～小指部分を移植。親指はキット付属の平手から切り取り、角度を調整して再接着しました。
脚…ヒザ装甲はプラ板でスクラッチ。脚内側の肉抜き穴はエポパテで埋めて、シリンダー状のパーツはいったん切り取ってプラ棒等でシリンダーパーツを製作。ふくらはぎ後部の丸モールドはピンバイスで開口しました。靴の肉抜き穴はエポパテで埋めて整形しました。
武装…スナイパーライフルのディテールを開口。バイポッドの丸モールドがやや深く感じたのでプラ板で嵩上。ウェポンラックのアームにある肉抜きはエポパテで埋めました。

■塗装
緑＝グリーンFS34102
白＝メカトロウィーゴカラー あっしゅ
グレーMSファントムグレー
ハードポイント＝スターブライトアイアン
武器＝エクストラダークシーグレー
　部隊マーキングデカールはかいんさんが作ってくださったものを使わせていただきました。かいんさん、ありがとうー！

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