ツヤ塗装を1日にして成す!? 水性塗料で研ぎ出しにチャレンジ!【水性塗料ペインティングLAB.】
2022.07.16
水性塗料ペインティングLAB. 月刊ホビージャパン2022年8月号(6月24日発売)
FUJIMI 1/24 MINI COOPER
安全、安心、環境にも優しくて高性能だけどまだまだ認知度が低く使っている人も少ない「水性塗料」の可能性をお届けするコーナー。水性塗料に熟知した“水性アクリルボーイ”むっちょがさまざまなジャンルのキットを水性塗料で仕上げます。
今回は水性塗料でツヤ出しにチャレンジ! 世の中のせっかちさんのために、水性ホビーカラーを高速で乾燥させつつ、表面の研ぎ出しまでを1日でできるか実験してみました。キットはむっちょ指定のミニクーパー。基本的に最低限の塗り分けのみ行い、短時間でクルマ模型がそれっぽく完成するのか? さっそく見ていきましょう。
今回使用している塗料
【外装】
・水性ホワイトサーフェイサー1000
・レッド(赤) ・ホワイト(白)
・光沢クリアー(透明)
【内装】
・マットブラック(アーミーペインター)
・ライトスティール(ファレホ メカカラー)
・メカニカススタンダード・グレイ(シタデル)
▲水性ホビーカラーのレッドをベタ塗り。スピード重視で、エア圧もかなり高めにして、厚めにドバーッと吹き付けます
▲ここからが光沢のキモとして水性ホビーカラークリアーを3倍希釈でつくります。気持ちとろみがあるかもくらいにしました
▲ドキドキしながらヤスリをかけていきます。1200番から、2000番、4000番と順番に研ぎ出してみます。少し引っかかりが気になる感触
▲ちょっと怖かったのでもう1度クリアーを吹き付け、今度は8000番まで水研ぎしてみます。ツヤツヤになってきた気がする!?
乾燥時間は1日以上確保しよう
むっちょ
ミニチュアペインターで“ホビーアドバイザー”。月刊ホビージャパンおよびMOOKでキャラクターキットの水性塗料仕上げを披露するなどペイント技術が高いが、模型製作についてはまだまだ勉強中の身。かわいい車が好き。