プロ作例の裏側! プロモデラーが「Figure-rise Standard SEED ラクス・クライン」製作に使用した工具を全部紹介!!
2022.04.10
作例で使った工具「全部」 月刊ホビージャパン2022年5月号(3月25日発売)
ここではコボパンダによるFigure-rise Standard SEED ラクス・クライン作例(月刊ホビージャパン2021年10月号掲載)に使われた工具を紹介しよう。ガールズプラモを製作する際は何を使っているのでしょうか? (解説/コボパンダ)
アルティメットニッパー(ゴッドハンド)
▲クリアーパーツなどもキレイにカットできて、表面処理の時間も大幅に減らすことが出来ます。ゲートの白化も防げるのでモチベも上がりやすいです
職人堅気 ハイパーカットソー0.1(シモムラアレック)
▲スカートパーツの切断に使用。厚さ0.1mmの切断面がキレイな精密ノコギリです。ブレやたわみもほとんどなく、軽くて使いやすい持ち手なので、慣れれば割れやすいクリアーパーツのカットなどもできます
タミヤ・エポキシ造形パテ(速硬化タイプ)
(タミヤ)
▲髪の毛パーツのボリュームアップに使用。速硬化タイプと書いてありますが密度も高く、硬化不良も滅多にない高性能パテです。プラへの食いつきも強く、強度もあるのでシャープに造形することができます
HGカービングニードル(ウェーブ)
▲軽く使いやすいケガキ針ですが、スジ彫りや接着にアタリをつけるだけでなく、瞬着パテを細かい所に盛ったりする時にも使います。ここではエポパテの整形に使用しました
調色スティック(タミヤ)
▲ヘラのような形状を利用して、HGカービングニードルと使い分けてエポパテの整形に使用しました
神ヤス! #400、600、800(2mm厚、3mm厚)(ゴッドハンド)
▲曲面から平面までさまざまな場面で活躍できます。顔のパーティングラインは400~800番、胴体合わせ目は400~600番、髪の毛パーツは2mm厚の400~800番で仕上げました
フィニッシングペーパー
P240番、P400番、P600番
(タミヤ)
▲髪の毛の奥まった部分の表面処理に、爪楊枝の先にプラ板を接着させたものを当て木にして使いました
アルティマ5
(アルゴファイルジャパン)
▲スカートパーツの表面処理に。ここは大きい面なので機械の力を借りるとぐんぐん処理できます
シアノン DW(白)(高圧ガス工業)
▲太ももや上腕の合わせ目消し、スカートパーツ隙間埋めに使用。プラ板工作、合わせ目消し、肉抜き、ヒケ消し等、なんでも使える万能瞬間接着パテです。硬化スプレーと合わせて使用することで圧倒的に作業効率が上がります。少量なら盛ることも可能なので、極少パーツを作ったりもします
マッハプライマー(ビーエスエーサクライ)
▲シアノンの硬化促進に使用。臭いが比較的強くなく、塗装面にも影響が少ないのがとても便利です。細かい作業用の専用ノズルも付属しています
▲ガールズプラモの要点は表面処理にあります。電動工具も利用しつつ、厳選された工具でポイントを押さえたラクスを作り上げております
BANDAI SPIRITS ノンスケール プラスチックキット “Figure-rise Standard SEED”
ラクス・クライン
製作/コボパンダ
ⓒ創通・サンライズ
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