『ウォーハンマー40,000』世界のダークな側面を体現した狂信の戦士たち
ブラックテンプラーとは?
「ブラックテンプラー」は人類の帝国「インペリウム」の遺伝子改造兵「スペースマリーン」の戦団(通常は1000名のマリーンで構成されるこの世界の部隊単位)。戦いのために改造されたスペースマリーンは敵に対して情け容赦ないが、ブラックテンプラーのマリーンは数ある戦団の中でも特に残酷であることで知られ、また大部分のスペースマリーンとは異なり皇帝を神と崇め、その敵である異端者、異種族(エイリアン)、妖術使いを相手に永遠の聖戦を繰り広げる狂信の戦士である。漆黒の鎧に身を包む彼らは人類の救世主などではなく、銀河を神敵の血で染める殺戮者なのだ。今回のアーミーセットには、ゲームに使うミニチュアの他、ブラックテンプラーの新データが掲載されているコデックス・サプリメントに加え、ゲームで便利な早見表となるカードも収録されている。これから『ウォーハンマー40,000』を始めたいという人にオススメだ。
ブラックテンプラー
●発売元/ゲームズワークショップ●25800円、12月予定●プラキット
アーミーセットを開封してみよう!
▲ 開封するとランナーがズッシリ! 6枚封入されており、一際大きい「プライマリス・リデンプター・ドレッドノート」を含めた13体のミニチュアを製作できる
▲ 新データが掲載されたハードカバー仕様のコデックス・サプリメントと、ゲームで便利な早見表となるカードたち
▲ 手描きではちょっと難しい紋章などがデカールで収録されており、ミニチュアの台座も付属する
プライマリス・クルセイダー・スカッド
遺伝子改造と訓練の途上にある新兵「ネオファイト」を「イニシエイト」が引き連れ、過酷な戦いの中で彼らを鍛え上げ、その価値を見極めるための部隊。ゲームではアーミーの中心的な存在としてさまざまな役割を担うこととなる。
▲ マーシャル
ブラックテンプラーの部隊を率いる指揮官で他の戦団ではキャプテンと呼ばれている役職。優れた指揮能力はもちろんのこと、類いまれなる戦士であり、不屈の信仰心の持ち主である。ゲームでもアーミーの指揮官として最前線で戦いながら味方の戦闘能力を向上させる。また、複数の武器のパーツが入っており、好みに応じて作り替えられるようになっている
▲ エンペラーズ・チャンピオン
お告げを受け神たる皇帝の代理戦士に選ばれた者。エンペラーズ・チャンピオンとなったマリーンには戦団の至宝である名剣「ブラック・ソード」を帯びる栄誉が与えられ、戦場で敵将に一騎打ちを挑んでその首を刎ねることで神たる皇帝の威光を知らしめる。ゲームでもこの設定の通り敵軍のリーダー格に戦いを挑むことで真価を発揮する
▲ プライマリス・ソードブラザー
「プライマリス・クルセイダー・スカッド」の指揮は、驚異的な武勲を示しマーシャルによって任命された「ソードブラザー」が担当する
▲ エンペラーズ・チャンピオン
お告げを受け神たる皇帝の代理戦士に選ばれた者。エンペラーズ・チャンピオンとなったマリーンには戦団の至宝である名剣「ブラック・ソード」を帯びる栄誉が与えられ、戦場で敵将に一騎打ちを挑んでその首を刎ねることで神たる皇帝の威光を知らしめる。ゲームでもこの設定の通り敵軍のリーダー格に戦いを挑むことで真価を発揮する
▲ プライマリス・リデンプター・ドレッドノート
スペース・マリーンが操縦する二足歩行の歩兵支援ウォーカー。その操縦者となるのは再起不能な致命傷を負った者で、四肢を切断されドレッドノートに直接接続されるため、兵器から降りることは不可能であり、永遠に皇帝のために戦い続ける栄誉を賜る。いわば戦う棺桶なのだ。ゲームでは戦車に匹敵する強力な射撃武器を持ちながら、近づく敵をその巨大な拳で粉砕することのできるパワフルなユニットとなっている
▲ プライマリス・イニシエイト
イニシエイトはブラックテンプラーの大部分を構成する階級の者たちで、戦場で「ネオファイト」の指導も担当する。武器を生涯手放さぬという固き誓いを示すため、彼らは武器を鎖で腕に繋ぐ
▲ プライマリス・ネオファイト
ネオファイトはその価値を証明するまで、パワー・アーマーを着ることが許されない
『ウォーハンマー・アンダーワールド』基本セット最新作、その名は苦悶の深淵(ハロウディープ)
ハロウディープ
●発売元/ゲームズワークショップ●14600円、発売中●プラキット
いまさら聞けない、『ウォーハンマー・アンダーワールド』ってなに?
『ウォーハンマー・アンダーワールド』とは『ウォーハンマー:エイジ・オヴ・シグマー』の世界観を共有するファンタジー・ミニチュアゲーム。『アンダーワールド』は『エイジ・オヴ・シグマー』の危険地帯を探索する戦士の一団(ウォーバンド)による遭遇戦がテーマであり、ミニチュアとダイスだけでなくカードも使い、自分だけのカスタマイズをしたデッキを構築して対戦をするボードゲームとカードゲームの要素をミックスした内容だ。プレイ時間が短く、必要なミニチュアの数もぐっと少ないので気軽に遊び始めやすいのも特徴となっている。
この「ハロウディープ」は『アンダーワールド』の新たなる基本セットである。ハロウディープとは『エイジ・オヴ・シグマー』の物語の舞台である定命者の諸領域のひとつである影の領域・ウルグの光の届かぬ海底にある古代の迷宮のこと。伝説によればその奥地には強力な魔力を持った財宝で満ちた宝物庫があるとされ、その宝を求めてさまざまな勢力が戦士を送り込んでいる。
「ハロウディープ」の内容を見てみよう
▲ ランナーは2枚封入されており、成型色もグレーではなく収録している両陣営のカラーを意識してブルーとグリーンとなっている
▲ 台座も付属物としてではなく、ランナー内で成型されており、ディテールも作り込まれている
▲ いわゆるスナップフィットに近いプッシュフィット仕様となっており、初心者でも簡単に組み立てることが可能
▲ ゲームに使用するカードやダイス
▲ ルールブック、ゲームボード、トークンも用意されており、これ買えばすぐにゲームを始められるぞ!
ザンダイアの真理探究団
人類の神シグマーによって作り出された戦士団ストームキャストのウォーバンド。ザンダイアはウルグの港街から出港した船団が次々と消えるという事件を捜査する中でハロウディープに入り込み、仲間とともに迷宮の忘れさられた秘密を探っていく。
▲ カルシア・ザンダイア
カルシア・ザンダイアは天空の領域の魔力でどんな闇をも照らす至宝・星々のランタンを手に迷宮を進む
▲ “巨人殺し”ドラズ
ストームキャストとなる前はウルグの蛮族・ガウルの酋長だったドラズ。巨大なハンマーを振り強力な一撃を繰り出す
▲ ルクサ・ストームライダー
ルクサ・ストームライダーは寡黙な弓の名手で、相棒のタロスとともに敵を狩る
▲ タロス
ルクサ・ストームライダーの相棒として素早く飛び回り、戦いを助けてくれるエーテルウィング
サエてる奴ら
湿地や沼地に住まう卑劣で残忍なオルク族であるクルールボゥイのウォーバンド。“サエ
てる”マノックは獲物を追う過程でハロウディープへと迷い込んだところ、その湿った洞窟
を気に入り自分の城とすることを決め、もっと仲間を集めるために出口を探しながら、道中
で出くわす敵に奇襲を仕掛けている。
▲ “サエてる”マノック
“サエてる”奴らのリーダーでありビーストブレイカ氏族の一員。ムチを使って仲間のやる気を引き出す頭のキレるオルクだ
▲ クルールグリン
ホブグロットのクルールグリンは宝を自分の物にしようと企んでいる。また、ギキットとシャンクを従える才能もある
▲ トルカ・タフスカル
大きな鎧を着たトルカ・タフスカルは棘の生えたマンスナッパで敵を追い立てる
▲ ギキット / シャンク
グロットのギキットとシャンクは普段は囮として扱われているが 、実は敵の隙を見てヒザに一撃を食らわすのも得意だ
ウォーハンマーストアではペイントやゲームのレクチャーも行っているぞ!
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