SDガンダムの生みの親「横井画伯」こと横井孝二氏を直撃インタビュー!! 「SUNRISE WORLD ~デフォルメロボットフェア~ VOL.2」についてや横井流デフォルメの原点について語ってもらった【試し読み】
2026.07.26バンダイナムコ Cross Store内のオフィシャルショップ「サンライズワールド」各店舗で開催中の「SUNRISE WORLD 〜デフォルメロボットフェア〜 VOL.2」。イベントのために『聖戦士ダンバイン』『重戦機エルガイム』『機動戦士Zガンダム』『勇者エクスカイザー』『ゼーガペイン』『コードギアス 反逆のルルーシュ』のデフォルメイラストを描き下ろしてくれた「横井画伯」こと横井孝二氏を取材! デフォルメのコツからこれまでの思い出など、ざっくばらんにお聞きした。
(聞き手/ガイガン山崎)

横井孝二(よこい・こうじ)
1968年生。“横井画伯”の愛称で知られるイラストレーター、キャラクターデザイナー。バンダイ刊「模型情報」誌に投稿したデフォルメイラストで注目され、高校生にして同誌での連載を持つ。スーパーディフォルメガンダムワールドの立ち上げにも携わり、ガシャポンやカードダス、BB戦士といった関連商品のイラストを数多く担当。現在まで続くSDガンダムのビジュアルイメージを築き上げ、今なお第一線で活躍を続けている。
“あの頃”を思い出せる一枚に
──今回の描き下ろしイラストは、どのようなコンセプトのもとに描かれたのでしょうか。
特にサンライズ側から指定はなかったので、番組を観ていた人が「そうそう、確かにこれはこういうヤツだったよ」と思い出せる印象的なポーズで描けるといいなというふうに考えていました。でも第1弾のとき、ポーズを絞りきれず2案ずつ出したらどっちも通っちゃって、自分で自分の首を絞める羽目になったんですよ(笑)。だから第2弾以降は、最初から決め打ちで描かせていただきました。ダンバイン系やエルガイム系は、SDガンダムが始まる前から描いていたので懐かしい仲間と再会したような感覚でしたね。逆に勇者シリーズは、これまでオフィシャルで描く機会のなかったキャラクターだったので、自分にとって挑戦であり、やっと描けるんだという楽しみもすごくありました。
──やっぱり描きやすいキャラクター、描きにくいキャラクターというものもあるんですか?
どちらも今回初めて描かせていただいたんですが、まず劇中の印象がバシッと決まっている「ランスロット」は、ものすごく描きやすかったです。新しいキャラクターのわりにディテールも少なめですしね。一方で「ゼーガペイン アルティール」は非常に線が多くて、他のキャラクターと並べたときにバランスが悪く見えてしまうんじゃないかと心配でした。ただ、実際に色を置いてみたら、クリアーパーツの中のディテールがうまいこと消えてくれたので安心しましたね。まあ、昔のSDみたいにクリアー部分の中身を描かないやり方も考えてはみたんですが、『ゼーガペイン』のファンがそれを見たときにどう思うかなと。やっぱりSDファンだけじゃなく、それぞれの作品のファンの皆さんにも納得してもらえるものを描きたかったんです。
──全体のバランスという意味では、第1弾の「エルガイム」は当時のものよりも細かく描き込まれていましたね。
これはもう、デジタル化のお陰ですよ。当時の線画は、5cm×5cmに収まるくらいのサイズで描いていて、それを拡大して仕上げてもらっていたんですね。だから、そんなに描き込めなかったというか、描きたくなかったというか(笑)。その点、デジタルだといくらでも拡大できるので、ちょこちょこした描き込みは増えていると思います。もちろん、今回もSDというカテゴリーにおいて不要な部分はだいぶ取っ払って描いているんですけど、やっぱり「エルガイム」でいえば装甲が開いたところのディテールなんかはあったほうがいいじゃないですか。
──なるほど。ちなみに、どうしてそんな小さいサイズで描かれていたんでしょう?
単純に描きやすかったんです。たとえばガシャポン(SDガンダムワールド)のミニブックや筐体のディスプレイに載せる絵の場合、一度に10体とか20体ぐらい描かなきゃいけなかったんですけど、それを一気にこなそうと思ったら小さいのに描き込んでいくしかなかったんですよ。当時は時間も切迫していたし、そういうワガママが許されていたんですね。
──デジタルに移行されるまで、ずっとそのサイズで描かれていたんですか?
ガシャポンのときはそうだったんですが、商材に合わせて、だんだんと大きくなっていきましたね。オモチャのパッケージ絵としては、ちょっとディテールが足りない感じがするでしょう。だから、特に誰かにそうしろって言われたわけではないんですが、ガシャポンからカードダスになって少し大きくなり、『元祖SDガンダム』になってまた少し大きくなり……元祖の頃は、ほぼ実物と同じサイズで線画を引いていました。
・
・
・
■サンライズワールドのイラストについて
■変わるもの、変えないもの
■いつか手掛けてみたいキャラクター
■SDガンダムの瞳
■デフォルメの原点
続きは「月刊ホビージャパン2026年9月号」に掲載!
描き下ろしイラストグッズ発売中!
2025年3月に開催され好評を博したVOL.1に続く今回のVOL.2開催に合わせて、横井氏描き下ろしの新イラストを使用したグッズが多数発売中! 写真の他に特製Tシャツもあるぞ!
SUNRISE WORLD ~デフォルメロボットフェア~ VOL.2
会場/「サンライズワールド」各店舗
開催日時/7月17日~終了日未定
営業時間、定休日/バンダイナムコ Cross Store各店舗に準じる
公式サイト/https://bandainamco-am.co.jp/official_shop/sunrise-world/
\この記事が気に入った方はこちらもチェック!!/
-
SDガンダムの生みの親「横井画伯」こと横井孝二氏を直撃インタビュー!! 「SUNRISE WORLD ~デフォルメロボットフェア~ VOL.2」についてや横井流デフォルメの原点について語ってもらった【試し読み】
バンダイナムコ Cross Store内のオフィシャルショップ「サンライズワールド」各店舗で開催中の「SUNRISE …
-
大好評だったデフォルメロボットフェアの第2弾が決定! 横井画伯の描く『Zガンダム』、『ダンバイン』、『コードギアス』等の描き下ろしグッズを紹介!!【サンライズワールド】
横井画伯最新描き下ろしグッズをCHECK! バンダイナムコ Cross Store内のオフィシャルショップ「サンライズ…
-
組み替えギミックも備えたミニキットが食玩になって登場!『機動戦士ガンダム V作戦ビスケット』が間もなく発売!
間もなく発売、SDガンダム新食玩! 7月予定 バンダイキャンディ事業部より今月発売の「機動戦士ガンダム V作戦ビスケッ…
Ⓒサンライズ Ⓒサンライズ・プロジェクトゼーガ ⒸSUNRISE/PROJECT L-GEASS Character Design Ⓒ2006-2017 CLAMP・ST





















