『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』(1999)のシチュエーションを基にした超リアルガメラキットが開発進行中!その造形アプローチに迫る【海洋堂ARTPLA】
2026.07.02海洋堂のプラスチックモデルキット・ARTPLA(アートプラ)の最新情報がしこたま詰まった当コーナー。今回は期待高まる「ガメラ」(1999)の最新情報をお届け!
驚異の超リアルガメラキット!
崩壊する渋谷の街と排除対象のギャオスを踏みつけ、周囲に睨みを効かせるガメラ…。名作『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』(1999)のシチュエーションを基に、松村しのぶ氏がイマジネーションとリアリティを込めて作り上げた原型が、プラキットとして開発進行中だ。今月は静岡ホビーショーでも展示された試作をメインに、その造形アプローチを紹介する。
Sculptor Comment
第一弾のゴジラ以降、ディオラマ路線を継承することになった時点で、『ガメラ3』の渋谷シーンは一番に思い浮かびました。怪獣映画史上、これ以上の選択肢はない名シーンですから。個人的には昭和ガメラにも愛着はあるのですが、『ガメラ3』当時、取材のため撮影所で初めて実物を見て「今度のはすげえな」と素直に感服したこともあり、思い出深く好きな一体でもあります。
ガメラ自体には実際の亀の要素はあまりないので、リアルさを求めて亀らしさを足しても逆にガメラのイメージから離れてしまいます。甲羅は背中の付着物ではなく胴体の一部ですので、首から肩、脇腹にかけて自然なラインを描くように構成しました。何よりも、いかにも飛びそうな機能美も忘れてはいけない要素です。
ディオラマ部は、見映え重視で劇中や実際の街とは各部の配置や向きを変えています。怪獣の両側に建物を配置し、渋谷ならではの小物を加えた密度過剰な場面構成は、平成ガメラの特撮スタイルにも近いものですね。ギャオスは劇中の描写から変えて、ガメラから逃れようとするところに翼を踏まれ…という構成にしました。片方の眼球が垂れ下がった劇中の姿は、「顔面爆破の圧力で飛び出した」くらいの感じに変更しています。(松村しのぶ)
ARTPLA SCULPTURE WORKS ガメラ(1999)Re:イマジネーション
●発売元/海洋堂●価格未定、2026年予定●、約16.5cm●プラキット●原型/松村しのぶ
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