HOME記事特撮『仮面ライダー』佐々木剛氏、『帰ってきたウルトラマン』西田健氏登場! 「特撮アーカイブ」トークショーレポート【スーパーフェスティバル94】

『仮面ライダー』佐々木剛氏、『帰ってきたウルトラマン』西田健氏登場! 「特撮アーカイブ」トークショーレポート【スーパーフェスティバル94】

2026.06.02

前ページ:『仮面ライダー』佐々木剛氏のトークショーレポート!

『帰ってきたウルトラマン』MAT 岸田文夫隊員役 西田健氏トークショー

 その後に行われたのは、故 団時朗氏のメモリアルイベントとして開催された『帰ってきたウルトラマン』MAT 岸田文夫隊員役の西田健氏のトークショー。特撮ファンには『帰ってきたウルトラマン』の他、『宇宙刑事ギャバン』サン・ドルバ、『忍風戦隊ハリケンジャー』日向無限斎などでもお馴染みだ。なお司会は当社が発行する特撮誌「宇宙船」の野口智和編集長が務めた。

 今回は『帰ってきたウルトラマン』の話を中心にということで、話題は2023年に亡くなった郷秀樹役の団時朗氏の話から。団氏と親交が深かった大森茂氏が登壇し、団氏を看取った際の様子を語った。「(心電図モニターのアラームが)ピコンピコンと鳴っているのがカラータイマーに聞こえて。カラータイマーは3分で終わっちゃうんですけど団さんはずっと長いことその音が鳴っていて、最後の最後まで頑張っていました。本当にウルトラマンでした」

 そしてこの日は他にもゲストが。『帰ってきたウルトラマン』を撮影していた鈴木清氏だ。二人が会うのはなんと撮影当時以来実に55年ぶり。当時西田氏に「キャラクターを作れ」と厳しく指導したという鈴木氏のことを西田氏は当時「悪役だと思ってました」と笑いを誘った。

 「新幹線の中から富士山を見た僕よりちょっと若いくらいのスタッフが『今日は富士山に笠雲がかかってるから怪獣が出るぞ』って言うんですよ。そうするとやっぱりみんな(『帰ってきたウルトラマン』第42話「富士に立つ怪獣」を)知ってるんだよね。ここにもファンがいるんだなあと思うね。どこの撮影所、どこのプロダクションに行っても『帰ってきた』のファンがいます。ありがたいことにね」
 この日会場には西田氏が実際に55年前に撮影で着用していた役衣裳も登場していた。この衣裳は「夏は暑くて冬はめちゃくちゃ寒い。ちょっと伸びる生地なんですよ」。そのまま印象に残っているシーンの話へ。「俺が団くん(演じる郷秀樹)に突っかかるシーンはいろんな人が手紙に書いてくれていて、それがだいたい『社会に出たらこういう人もいるんだと勉強させてもらいました』と(笑)。すごい嬉しかったな。僕のキャラクターがちゃんと成立してるんだと。しょうがないよね、台本にそう書いてるんだから(笑)」。西田氏演じる岸田隊員はプライドが高く、序盤は郷と対立することも多い役回りだった。「台本を初めてもらった時には『なんだ俺悪役じゃねえか』とちょっとムッときたんです。でもドラマを成立させる対立軸になったんだなと思って思いきりやってたわけですよ。後から見たら俺、ほんっとにくったらしいよね(笑)。そこまでやらんでもいいだろうと」。

 トークショー終盤には観客からの質疑応答タイムに! 西田氏と集まったファンのやりとりで会場は大いに盛り上がり、岸田隊員と郷秀樹、そして第44話で岸田と恋に落ちた女性・広田あかねの話や、西田氏の出演作の思い出などを懐かしく振り返っていた。
 フォトセッションの時間には団氏のパネルとのツーショットを披露! ファンへの感謝を伝え、今回の「特撮アーカイブ」も大盛況の中幕を閉じた。

▲ トークショー後には両氏のサイン会が行われ、ともに盛況を博した
▲ サイン会を終えた西田氏と団氏のツーショット
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